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故郷の海
故郷を旅立つ時に見る吉田の海
赤い橋の下に広がるサンフランシスコの海
コルシカの碧い海
SUPを漕いだ秋谷と逗子の海

生まれた時から、ずっと海に囲まれて、
拠り所だった。

海のない街に耐えられず、エトルタ(etretat)まで遠出した。

また行けると思っていた。
故郷の海
孤独を包んでくれたサンフランシスコ湾
穏やかな日々を過ごせた地中海
吉太郎とSUPした逗子の海

海面の輝きの記憶だけが鮮明で、記憶は遠く、波の音が微かに聞こえる。

肉体が消えたら、魂は海に戻れるかな。
輝いていたあの日々へ。
思い出を散りばめたあのときへ。

あなたたちに会いに。

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