GIFT

昨日、私が応援しているサッカーチームの試合があった。前半早々に先制するも結果は負けだった。

最近、というかリーグ戦折り返しあたりから中々勝てない試合が続いている。
選手それぞれのコンディションや戦術、さらには運も関係していると思うがプロ選手ではない素人の私は選手のコンディションやチームの雰囲気はあまり分からない。

しかし選手は選手で、周りからのプレッシャーや自分自身で感じている責任感、重圧で押し潰されつつあるのではないかと思った。

そんなことを考えた昨日。ある曲が頭の中に流れてきた。

Mr.Children「GIFT」

私はMr.Childrenの曲をよく聴くが、Mr.Childrenの中でこの曲が1番好きかもしれない。初めて聞いたのは幼稚園くらいだったが、今でも初めて聞いた時の情景が思い出せるくらい印象的な曲である。

GIFTの歌詞の中でこんな詞がある。

「白と黒のその間に無限の色が広がってる」
ここでいう白は勝ち、黒は負けを表していると私は解釈しているが、勝ち負けだけじゃなく試合までの全ての過程、対戦相手がいるからこそ戦える幸せ、途中でさよならをしたチームメイトなどいろんな意味があると考えている。

そして、

「降り注ぐ日差しがあって　だからこそ日陰もあって　そのすべてが意味をもって互いを讃えているのならもう　どんな場所にいても光を感じれるよ」
この詞は、例えば日差しが試合に出られる選手を表すなら日陰はベンチにも入れなかった選手、日差しが勝った試合を表すなら日陰は昨日のように勝てなかった試合、のように対比的なイメージを想像するが、実はそんなにかけ離れたものではなく全てが意味も持つから感じられるもの、わかることがあると解釈した。

試合で勝つとやっぱり嬉しい。でも負けたからといってそれまでの過程、努力が無駄だったと思いたくないし、思ってほしくない。それまで頑張ってきた自分を否定しないでほしい。

選手には腐らずにひかり続けてほしい。

何かを頑張っている人、何かと闘っている人、何かを支えている人___

すべての人に「GIFT」を贈りたい。