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晴明こそセルフ ブランディングの神だった

平安時代に一介の公務員だった陰陽師安倍晴明。
不思議な呪術を用いて人々の恐怖と自然の神秘を
巧みに演出し、あれよあれという間に
時の権力、天皇まで近づき
虜にし最終的には、神となる。

平安時代の平安京は恐怖が渦巻いていた。
地震、洪水、飢饉、疫病が蔓延する平安京の人々の
心を掴んでいくのだ。
彼の呪術の信憑性は疑わしい点もあるが、
それ以上に平安の人々の
心の拠り所となっていたことは確かなよう。
これらの祈祷、呪術はもちろん秘伝、
洩れたら邪魔されるし、ライバル増えるし、
しかし子孫にはしっかり図入りの解説
マニュアルを残していく。
そして子孫の記録の段階で飛躍的になブランディング。
生命の祈祷、呪術の凄さをしっかりと記述し
カリスマ性が漏れなくついてきた。
今でいう印象操作、メディア戦略。
全く抜け目がない。
そして神として祀られたのだった。
全くお見事!
生命の残忍な事も記録にもないし、
今ではアニメ等でコンテンツ化され
日本経済にも多少貢献
してくれている。ありがたきお方、

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