老人介護施設で見た。You tube視聴で失う貴重な機会とは
、Youtubeで得た知識を得意になって話して満足する。
これは先日老人介護施設に行き、そこで入所者が職員に嬉しそうに語り掛けていた一場面です。
このご老人は認知機能にも限りがあり自分で調べることは困難で、しかしøutube
では検索できるのでしょう。また職員が優しく聞いてあげるだけで
面白い話しを共有でき幸福度も上がりとても有益であるに違いありません。微笑ましい小光景だったかもしれません。
でもよく考えてみると自分もYOutubeにすっかり依存しているので一緒かなと思えたのです。
YOUtubeで得たネタを雑談に巧妙に混ぜて話すこともよくあるからです。
しかしまだ、現役時代の人が、知りたいことを,ろくに調べずいきなりYou tubeに頼ってはこの貴重な機会(知的好奇心の探究)を失うことになるかもしれません。私は、これはとても貴重な機会で財産だと思うのです。
素朴な疑問、興味は今まで生きてきた中で生まれた産物です。これはとても個性的なものでとても貴重なものではないでしょうか。
自分の疑問や興味を持って自分で探究する。これこそが学びの醍醐味だと思います。実際は、求めていることにたどりつけなく、途中でやめてしまうこともあります。また時間もかかることもあるでしょう。
自分独自の方法で調べその後でYoutubeで検索すれば知識だけでなく、情報源や調べ方、別の視点でのコメントなど参考になることも多いでしょう。
You tuberはあなたにいつもとてもやさしく語りかけます。難しい知識も嫌な顔をいっさい見せず、本当に根気よく、あなたに語りかけてくれます。
お気に入りのYoutuberがたくさんいれば
寂しくないし、心地いいですよね。
でもこの優しさ、手軽さで失うも機会は計り知れないかもしれません。
すぐに答えを求めず、手間や時間をかけてじっくり調べてみる探究の機会を楽しんでいきたいと思うのです。まだ自分の調べることができるのであれば。
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