「ハハのさけび」のノート#101-160

2019年の5月から、たまひよオンラインにて、「ハハのさけび」というタイトルで連載をさせてもらっています。このノートでは、その101話目から160話目までの1年ちょっと分をまとめて振り返ります。

なお、「ハハのさけび」のノート#1-50でも触れていますが、本連載のコンセプトは以下です。:
かわいい子どもとの日常を描いた育児漫画はたくさんある。この連載では、母親になった自分の変化や、気づいたこと、子供の成長とともに変わる思いを綴っていく。世のお母さんたちに共感してもらい、「明文化してもらえてスッキリした!」と思ってもらえるようなテーマを書く。(「ハハのつぶやき」で反響があったものなどを中心に)

自分の中で、「5話ごとに大枠のテーマを決めて書く」というルールを設けて書いています。

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21.0-2才育児まとめ編

こどもが3歳の誕生日を迎え、3年間必死に駆け抜けてきたなーと思い・・・0-2才育児を振り返る記事を10話続けて書きました。大変なことも、幸せなこともあって、基本的にはそれぞれが同じ物事の2つの側面だなと思ったので、それが交互にくるような構成にしています。

時間がなさすぎる世界線にきてしまった。[ハハのさけび #101]と、うちの子だけのスーパーマン。[ハハのさけび #102]では、とにかく子どもには親が必要で、本当に忙しくて時間がない、ということを書いています。でも、こんなにも誰かに必要とされることってないですよね。
子どもの命を守る、CLO(Chief Life Officer)拝命。[ハハのさけび #103]と、健康でいるということの奇跡![ハハのさけび #104]では、子どもの命を守る仕事がいかに責任重大で、そして、健康であることがありがたいか、ということを書いています。
体のあちこちの痛みとその対処法[ハハのさけび #105]と、愛情が返ってくるその瞬間が全て[ハハのさけび #106]では、体にダメージを受けて死ぬんじゃないかと思うこともあるけど、精神的には支えられて生きている、という話。
キャパオーバーで趣味を手放す時期[ハハのさけび #107]と、変わる趣味、変わらない趣味[ハハのさけび #108]では、子育てによって自分の時間の過ごし方や趣味嗜好が変わるという話。捨てるものもあれば、新しく入ってくるものもありますよね。
理想と現実の差[ハハのさけび #109]と、うちの子天才じゃないですか?[ハハのさけび #110]は、ダメな自分に落ち込むことと、すごい子どもに感動すること。自分は老い行く存在で、子どもは未来があるんだなあ、とか感じますよね・・・

まとめとうたっているだけあって、この10話は全て、自分が3年間の子育てて感じたことを、うまく書けたなあと思っています。

22.育児妄想商品編

新しい商品やサービスを考えるのが好きなので、育児体験からそういう記事が書けないかなと思って書いたのがこの5話です。ちょっとくすりと笑ってくれればいいな、ぐらいの気軽な感じの記事になっています。

妄想商品:揺れニーズに、遊び心のある一着。[ハハのさけび #111]は、子どもが小さい時に、食事中に思ったこと。
妄想商品:雨の日の、沈む気分ごと浮かせます。[ハハのさけび #112]は、今でも欲しい。誰か作って欲しい。難しいんだろうけど。
妄想商品:まぶたの裏に残しておきたい、幸福。[ハハのさけび #113]は、そういうSF映画あったよなーと思い出して書いた記事。
妄想商品:これが親子の天国の設計図だ![ハハのさけび #114]、本当に全国各地に作ってほしい。ドイツがこんな感じだったので、日本もそうなって欲しい。
妄想じゃない商品:寝かしつけ後の世界旅行。[ハハのさけび #115]は、一時期どハマりしていたVRチャットについて書かせてもらった記事でした。

23.日常となった子育て編

この5話は、育児中に当たり前になっている家での風景をなんとなく記録に残しておきたくて書いたものです。

日常となった子育て5景:丁寧じゃない食事[ハハのさけび #116]は、今もまだそのまま。丁寧に味わってゆっくり食べること、なかなか敵わないですよね・・・。
日常となった子育て5景:オムツのある風景[ハハのさけび #117]は、息子がオムツを卒業しつつある我が家にとってはすでに懐かしさを感じます。
日常となった子育て5景:オモチャまみれの部屋[ハハのさけび #118]は、これは今も真っ只中!本当に汚い!
日常となった子育て5景:お風呂は戦争[ハハのさけび #119]も、まだこれの最中にいますね。
日常となった子育て5景:寝かしつけの風景[ハハのさけび #120]は、寝かしつけって寝たふりをするしかないよねっていう話です。

24.ひとり親あるある編

だんだん一般的なネタを書き尽くしてきたので、ここからは、少し個人的な属性に基づいた記事も書いてみようと思ってきたのがこの頃です。ひとり親についての記事を書いたこともあり、この5話では、ひとり親ならではのあるあるを書いてみようと思いました。注意したのは、大変なことと、逆に良いところの、両側面を記事に含めること。本当に物事と言うのには二面性があって、、悲観的な感じにならないように、特に気をつけました。

ひとり親、理想のライフスタイル[ハハのさけび #121]では、2人家族の寂しさと、気軽さについて書きました。
ひとり親、最高責任者の重圧![ハハのさけび #122]では、1人で意思決定することの難しさとメリットについて。
ひとり親、「お父さん」の不在と向き合う[ハハのさけび #123]は、子供に気づかされたことについて書きました。
ひとり親、不安は自由の裏返し[ハハのさけび #124]では、メンタルの弱さと強さについて。
ひとり親、1対1の関係の作り方[ハハのさけび #125]では、たまに悩む、子どもへの接し方について書きました。

25.犬と子ども編


ひとり親の記事に続き、少しニッチな内容を書いてみたいと思って、犬と子どもを一緒に育てることについて書いたのがこの5話です。

犬の背中を見て育つ子ども[ハハのさけび #126]は、子どもが犬の真似するのが面白くて、それを書きたくて書いた。
犬と子どものドライな関係[ハハのさけび #127]は、私がちょっと残念に思っていること(笑)
子育てへの犬の活用方法[ハハのさけび #128]は、犬と一緒に暮らしているからこそ生まれている日々の風景を描いておきたかった。
犬と子どもの距離感、気をつけたいこと[ハハのさけび #129]は、やっぱりたまにヒヤヒヤすると言う話。一度噛まれたし・・・
私と子どもと犬の、家族の形[ハハのさけび #130]は、この先を思うと泣けてくるけど、それが人生だよなーと感じたりもします。

26.子育て仕掛学編

この5話は、前職で少しお仕事させていただいた、大阪大学の松村先生から献本をいただき(もう転職しているのに・・・思い出していただき、本当に感激しました、感謝です。)、とても面白かったし紹介したいと言う気持ちから、「実際にやってみた」的な記事を書いてみたものです。

子育て仕掛学:白線歩きゲーム[ハハのさけび #131]は、子どもをちゃんと歩かせる魔法。
子育て仕掛学:手洗い競争[ハハのさけび #132]は、子どもにさっと手洗いをさせる魔法。
子育て仕掛学:忍者修行[ハハのさけび #133]は、子どもにちょっとチャレンジをさせるときの魔法。
子育て仕掛学:アドベントカレンダー[ハハのさけび #134]は、子どもに朝起きてもらう魔法。
子育て仕掛学:お手伝いはチームワークで[ハハのさけび #135]は、子どもにうまくお手伝いをしてもらう工夫です。

27.図太い育児編

この5話は、いい子っぽいことばっかり書いてもなと思って、ズボラ育児的なことを書きたいと思って書いたやつです。

オムツはずれないけど[ハハのさけび #136]は、オムツ外れてないけどめんどくさいから家で何もやっていないっていう話。なんかいつの間にか外れました。
YouTube見せすぎだけど[ハハのさけび #137]は、めちゃくちゃ動画見せてるよって話。今もめっちゃ見せてます・・・まあそこから学ぶこともあるし。
詰めただけのお弁当だけど[ハハのさけび #138]は、本当料理好きじゃなさすぎて申し訳ないなと思った。
子守唄は歌わないけど[ハハのさけび #139]は、寝かしつけがテキトーという話。
放置プレイすぎるけど[ハハのさけび #140]は、本当に子どもの相手してなくても、子どもって勝手に育つんだなぁと思ってる。

28.アート教育編

自分がお絵かき好きで、子どもにも好きになって欲しいなと思うし、アートに興味持って欲しいなと常日頃思っているので、そういう系のことを書いてみた5話。

お風呂の壁をキャンバスに[ハハのさけび #141]これ本当良くて、今でもほぼ毎日お風呂で絵書いてるし、100円ショップで買って一番よかったオモチャ、これだと思う。
お絵描きのハードルをさげるには[ハハのさけび #142]もやってよかったこと。自分で勝手に紙を出して、私に手紙とか書いてくれるので感動する。
マネして描くことから[ハハのさけび #143]は、子どもに「クリエイティブ」を求めすぎる私への戒めとして書いた。
子どもでも立派に芸術鑑賞[ハハのさけび #144]は、太陽の塔見に行ったよという話。太陽の塔をイラストに入れるのが著作権的に微妙で、なんだかよくわからないイラストになってしまったという裏話あり。
子どもの頭の中は、妄想が半分[ハハのさけび #145]は、ぶつぶつよくわからないことを話しながら遊んでいたりするので、想像力豊かだなあと思うという話。

29.大人と子どもの共通点編

この5話では、子どもを観察していて、大人と変わらないなーと思うことが増えてきたので、それを書きました。

楽しいことと嫌なことは…[ハハのさけび #146]は、子どもの回答が真理だなぁと思ったという話。
ぴょんぴょん跳ねちゃう気持ち[ハハのさけび #147]は、ぴょんぴょん跳ねちゃう子ども可愛いよねという話。
集中しすぎて聞こえない[ハハのさけび #148]は、うちの家系だなあと思う。
思い通りにならなくてギャン泣き[ハハのさけび #149]は、ギャン泣きされた時に自分に言い聞かせて落ち着くという話。
朝、動けない理由は[ハハのさけび #150]は・・・子どもも朝が苦手という話。

30.育児仲間編

お世話になった育児SNSもだいぶ更新が滞ってしまっていて、なんでだろうな、とふと思って、ああ、ある意味、卒業したのかもしれないと思ったんですよね。そこから、これまでを振り返って、どうお世話になったかを書こうと思ったのがこの5話です。

妊娠中のSNS[ハハのさけび #151]から、出産後のSNS[ハハのさけび #152]育児中のSNS[ハハのさけび #153]と、使用用途は変われど、お世話になりまくって・・・子どもが育ち、私たちもそれぞれの道へ[ハハのさけび #154]持つべきはママになった友[ハハのさけび #155]は、気もあって子どもも遊ばせられる友人がいることの感謝を書きました。

31.育児中の働き方編

少し前に、海外出張の機会があって、なんと、子連れで行かせてもらいました。実はこの決断、本当に悩んだ結果でした。もともと行くつもりはなかったんですが、すごく気分が落ち込んでしまって。それで気づいたのですが、「すごくやりたいことを、子どもがいること、ひとり親であることのせいで諦める」という決断を自分がしてしまうことに、落ち込んでいたんですよね。ひとり親である私の人生を、呪いたくなかった。それで、これは私の生き方の問題だと気づいて、無理をしてでも行くことにしました。そういうことがあったので、育児をしながら働くということについて、書いておきたいと思ったのがこの5話です。

子育て中の仕事は、優先順位と時間との戦い[ハハのさけび #156]は、限られた時間の中で働くってこういうことだよねというのを書きました。
やりたいことと、育児のジレンマ[ハハのさけび #157]は、↑で書いておきたかったことについて書きました。
家庭の状況はオープンにするスタイル[ハハのさけび #158]は、コロナ騒ぎなどで気をつけていたことについて。
ワーママというだけで仲間意識[ハハのさけび #159]は、育休後に感じて面白かったことについて。ワーママであることも、こういうアドバンテージがあるよという(笑)
楽しんでいる背中を見せよう[ハハのさけび #160]は、親の背中を見せるということについて。海外出張に行く決断をしたのも、最終的に、そういう生き方を子どもに見せたいと思ったのも大きかったです。


・・・ということで、妊活の記事から含めると、ちょうど合計200話、約4年間、たまひよオンラインさんで連載させていただきました。本当に、本当に、本当に救われました。(詳しくは最終話をご覧ください)

また、連載分を個人的に同人誌にまとめることをお許しいただきました。私の一生の宝になります、本当にありがとうございます。

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育児日記

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