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「妊婦のハッケン」のノート

2018年の10月から2019年の2月まで、たまひよオンラインにて、「妊婦のハッケン」というタイトルで連載をさせてもらいました。

「モヤサバ妊活」の連載が10回で終了し、では次は妊娠編を、となった時に、考えたのは・・・。妊娠は大変ですが、妊婦でないと体験できないことがたくさんあって、発見の連続だったなということです。自分が妊娠を通じて発見したことを面白く伝えることで、こんなことができたらいいなと思いました。

1)世の中の妊婦さんへの理解を深めたい

2)妊婦さんに、妊娠期を面白いと感じてもらいたい

妊娠中のことに関しては、「妊婦のつぶやき(現:ハハのつぶやき)」に山ほどメモが残っていたので、それを全部眺めながらトピックを拾っていき、20話の構成にしました。

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安定期に入れば安心、と思いきや・・・。[妊婦のハッケン#1]では、妊娠して本当に驚いたことを書きました。「胎動がなかったら病院へ」とかよく言われるけど、そんな自分の判断に委ねられるの怖すぎで、ずっとNSTしてたい・・・

マタニティ・ハイと、世間との温度差。[妊婦のハッケン#2]も、妊娠してびっくりしたこと。自分の頭の中は妊娠のことでいっぱいなのに、あまり人に話せなくて、すごく孤独を感じました。

妊娠のすすむスピードの遅さよ。[妊婦のハッケン#3]も、あるあるなのではないかと。ninaruという妊娠アプリで日数が進むの、とても楽しみにしてました。

はたらく妊婦vsマタニティブルー。[妊婦のハッケン#4]は、私が一番きつかった症状かもしれません。職場がある原宿の町を、わんわん泣きながら歩いたの、今でも覚えています・・・。ほんと怪しい人でした。

妊婦は生きてるだけで疲れる、そのワケは。[妊婦のハッケン#5]も、きつかったことの一つ。自分がサボっているような気持ちになってしまうので、肯定してもらうの大事。

妊娠中のガマンが育ててくれたもの。[妊婦のハッケン#6]は、すごく記事にしたかったトピック。このガマンの訓練がなかったら、子育てで心折れていたかもと思います。なお出産してすぐ、馬刺し食べました。

安産祈願のお参りよりも効果があったのは…。[妊婦のハッケン#7]は、こういう気持ちになるんだ!と面白く感じたこと。特に10万円のゆりかごを買った時は、意地でも無事に産まなければという気持ちになりました。。

お腹に話しかける、その効果は。[妊婦のハッケン#8]も、面白く感じたことの一つでした。(元)夫と息子が将来話す姿を想像して、感激したんだよなー・・・(遠い目)

性別がわかり、広がる妄想。[妊婦のハッケン#9]では、性別がわかった時のことを書きました。当時は、女の子がよかったなーなんて漠然と思ったりもしましたが、産んでみたら、男の子めっちゃ可愛いと思ってます。

4Dエコーで、親バカ発動。[妊婦のハッケン#10]は、自分で笑ってしまったことでした。事前に4Dエコーを画像検索したときに、気持ち悪いって思ったはずだったのに、自分の子どもの画像は可愛いと思っていたという。。

妊娠中のマイナートラブル、検索すると・・・[妊婦のハッケン#11]も、すごく書きたかったことの一つです。大抵の体調不良が妊娠と結びついてて、笑っちゃいます。湿疹は笑えなくて、今でもお腹に痕が残ってますが…

胎動がイメージ通りだったのは・・・[妊婦のハッケン#12]は、妊婦の象徴ともいえる胎動の話。後期の胎動はほんと激しくて、仕事にも集中できなかったな…。

妊婦の体、まさに芸術作品。[妊婦のハッケン#13]は、うまく書けなかったんですが、言いたかったのは、自分の身体をまじまじと観察しちゃう不思議です。

妊婦がゆっくり歩く理由。[妊婦のハッケン#14]では、歩くのが大変になったという話。会社の人と歩くときに、すぐ遅れちゃうから、めっちゃ気使ってもらったな…。

前かがみになれない妊婦、どうする?[妊婦のハッケン#15]は、最後の、妊婦でもラーメン屋で食べられる体勢を見つけたってことが書きたくて、書いた記事です。(笑)

通勤にひそむ恐怖[妊婦のハッケン#16]では、首都圏ならではの電車通勤について。電車とか駅とかは、子どもを産んでからも、まるでダンジョンのようで・・・今後また記事にしたいなと思ってます。

妊婦に安眠はない?[妊婦のハッケン#17]は、妊婦のハッケンじゃなくてハハの気持ちが入ってしまった記事。いつか思う存分寝られる日が来るのでしょうか?

椅子に正直な、妊婦の体。[妊婦のハッケン#18]は、前職でイスメーカーに勤めていた自分としては、こだわりとして書きたかった記事。良い椅子も悪い椅子も分からなかったけど(おい)、妊婦になって差が分かって感動しましたよ!

マタニティウェアと、妊婦の意地。[妊婦のハッケン#19]は、ファッションの話。臨月まで着られますって書いてある服も、実際臨月だとキツくて履けなかったりして、騙された気分になりました…。

妊娠・出産はドラマチック[妊婦のハッケン#20]は、妊娠編の最後の記事。ほんとに、妊娠出産して目の前に子どもがいることは、奇跡の連続です。

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妊娠時に、誰にも話せないモヤモヤを発散するために始めたイラスト書きが、こういった連載につながったと思うと、なんだか不思議です。

いよいよ次は、出産&産後、そして育児です。仕事に戻ってからも描き続けられるのか、それは誰にもわかりません・・・


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