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「モヤサバ妊活」のノート

2018年の8月から10月まで、たまひよオンラインにて、「モヤサバ妊活」というタイトルで連載をさせてもらいました。

デリケートな不妊治療というテーマを、どう書こうか悩みましたが・・・連載を通じて伝えたいこととして、こんなことを考えました。

1)妊活は苦しく、先も見えなくて、ネガティブな気持ちと戦う日々。→妊活中のネガティブな気持ちを、少しでも客観的に見て、楽しく思えるようになってもらえるように。

2)妊活中は不安になりやすく、様々な通説や怪しい商品に惑わされそうになる。→怪しい情報に惑わされず、合理的な妊活の捉え方をしてくれる女性が増えるように。

3)不妊治療は、何をやるかわからなくて怖いイメージ。→不妊治療について知って、勇気を出して踏み出せる方が増えるように。

連載に登場する主人公(私)は、二面性のあるアラサー女性。妊活中の、感情的でネガティブになりやすいココロと、冷静で合理的に考えるココロ・・・2つのココロの戦いを描くことで、ネガティブな思考も面白く描きつつ、合理的な考え方も伝えられないかと、考えたのでした。

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[モヤサバ妊活#1]ふたつのココロに揺れる妊活」では、ふたつのココロのキャラクターを登場させました。連載では出てきませんが、モヤ子とサバ美という名前がついています!

「[モヤサバ妊活#2]30歳、ついに病院へ」に登場する友人の言葉は、不妊治療に踏み出す勇気をくれたものでした。この連載が、読んでいる人の背中を押すものになったらいいなあと思いました。

「[モヤサバ妊活#3]初検査!恐ろしすぎた「内診」」は、内診が本当に辛かったという話。ちなみに今だと、不妊治療の検査に助成が出る制度があるみたいで・・・羨ましい。

[モヤサバ妊活#4]不妊治療初級編:タイミング法は「またダメだった」の連続」では、不妊治療について一番詳しく書いています。サバ美(的な考え方)に助けられて、続けられたなあと、今考えると思います。

[モヤサバ妊活#5]”子どもはまだかプレッシャー”との戦い」は、不妊治療そのものから離れた話題。世の中的に、タブーじゃなくなるといいのになと思っています。

[モヤサバ妊活#6]自分を甘やかすのも妊活!」は、すごく描きたかったテーマでした(人気はなかったようですが。笑)。海外旅行には行きまくっておいて本当に良かったです。

[モヤサバ妊活#7]「このタイミングで妊娠したら…」妊活と仕事の両立」も、描きたかったテーマ。計画通りには行かないのが人生なので、その時にやりたいことを全力で楽しみたいものです。

[モヤサバ妊活#8]不妊治療のステップアップ、いつするか。」では、不妊治療の話題に戻って。最近だと体外受精に進まれる方も多いようなので、そういった情報も増えるといいなと思います。

[モヤサバ妊活#9]人工授精、痛すぎた。」は、ただただ、人工授精が痛すぎたという、それだけの話です。

[モヤサバ妊活#10]妊娠検査薬、ついに陽性。」にて、妊活編の連載は終了です。この最後の記事の締めは、我ながらいいこと書けました(笑)。

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子どもを育てながらの初めての連載で、また、妊活中のことを思い出すと辛くなることも多く、なかなか大変でした。が、自分の体験したことが、こうやって伝えられて、誰かの為になる(なってるかは知りませんが)というのは、とても有難いことです。

妊娠編に続く!

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