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ma=F:ニュートンの運動方程式

ma=F というのがニュートンの運動方程式というらしい。

高校のときに物理がちんぷんかんぷんで理系を諦めた。力学の最初の方にでてくるのがニュートンの第2法則であるこの運動方程式である。「物体に加わる力(F)は物体の加速度(a)と質量(m)の積に等しい」という法則なのだが、そもそも加速度が目に見えなくて良くわからない。加速度の単位は「メートル/毎秒毎秒」らしい。毎秒毎秒…?? 毎秒の二乗ということらしいが、もうこのあたりでさっぱりわからなくなる。秒の2乗でメートルを割る??

で、簡単な練習問題で次のような感じのものがでてくる。「なめらかな水平面上においた2.0kgの台車に、水平方向に一定の力を加え続けたところ台車の加速度の大きさは3.0m/s2となった。このとき加えた力の大きさは何Nか。」

まず、力を加えて3メートル/毎秒毎秒の加速度になったその加速度の力加減がわからないし、何ニュートンとかという力の大きさが想像できない。方程式としてma=Fを覚えておいて、2.0×3.0=6.0 ∴6.0Nというのが正解かもしれないけれど、「だからなにそれ?」と思ってしまう。実用的でなさすぎるのだ。

これがもし、ジェットコースターのコース設定をする場合の計算など具体的であればもう少し興味が湧いただろうにと思う。「このコース設定で、重さ2tのジェットコースターの場合、最初に引き上げる高さは何メートルか?」とかなら勉強する気になるかもしれない。

これは算数の問題でも同じで、つるかめ算や流水算のような、どうでもいい問題を子供に解かせて何が面白いのだろうと思う。(タブレット純のお笑いには使えるけれど。)

今、小学校でやろうとしているコンピュータ・プログラミングも良く似ている。スクラッチなどではなく、最初からPythonやRubyなど実用的なプログラミングをさせた方がいいと思うのだ。

ということで話がそれました。毎週1回「ブルーバックスの科学手帳」に書かれた方程式を解説しようという企画は初日にして崩れそうになってきております(笑)

も少し勉強し直します。。。。

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