WEBを避けた運用で育まれたトゥクトゥク365日の実績

「出会えたらラッキー!?」というフレーズを掲げ
国立市内を誰もが無料で乗れるトゥクトゥクが
運行を始めたのは2022年12月21日でした。

当時から365日間、
・「無料」
・「誰でも0円乗車」
・「お気軽にお声がけください」
などと、見るからに嘘くさい、怪しさの詰め合わせのような見た目で
トゥクトゥクを運行させていました。

国立市で走るトゥクトゥク(2022年12月24日)
2022年12月24日に走ってた、これ。
国立市で走るトゥクトゥク(2023年1月10日)
さすがに「ヤバイ」と思い修正(?)したあと。

当時、トゥクトゥクについて得られる情報は以上です。
X(当時Twitter)で多少の情報発信はしていましたが、

「どうやら、怪しいトゥクトゥクが国立市内を走っているらしい」

ということしかわからないようにしていました。
どこを走っているのか?
いつ走っているのか?
そもそも本当に乗って大丈夫か?
などの重要なはずの情報が汲み取れないようにしていました。

さて、

会員登録制の事業なのに、何故わざわざこのような運用にしたのか?

という話には敢えて触れずに
昨日の記事でもったいぶった、本記事の本題でもある

”365日での実績”についてお話します。

結論からお伝えしますと、このようになります。

LINE友だち追加数:517
ブロック数:38
ターゲットリーチ数:475(差し引きが合わないのは仕様のようです。)
本登録数:319件

2022/12/21~2023/12/20までの取得データ分析©︎アイカタ
国立市を走るトゥクトゥクの365日の実績
365日の実績

ここで言う”本登録数”とは
トゥクトゥク乗車予約のために必要な
Google formでの申請をしていただいた会員様を指します。
その際、
①本名②住所③携帯電話番号④生年月日⑤メールアドレス⑥LINE ID
という、オプトイン取得としては、非常に高いハードルを設けています。

更に付け加えますと、この数字の獲得は下記3条件の下で行いました。

  • オンライン&オフライン上でのプッシュ型セールスを行わない

  • トゥクトゥクは走行を主とし、不必要な停車&駐車は行わない

  • 顧客から引き出すことのできたアクションに対してのみ行動する

このように、
オプトイン取得条件のみならず、
行動条件にも高いハードルを課した取り組みです。

以上のように条件を明らかにした上で、
ここからは取得できた数値を簡単に分析してみます。

LINEの友だち追加をリード獲得数
本登録をMQL数と仮置きするなら
約62%のMQL率(オプトアウト含む)
という結果になります。

更に、本登録をいただいた会員様(319件)のみを対象とした分析では

国立市在住:71%
国分寺市在住:7%
府中市在住:5%
立川市在住:3%
4市合計:86%

2022/12/21~2023/12/20までの取得データ分析©︎アイカタ

という居住分布となっており、

「国立市を中心とした地域特化型のマーケティングが実施できている」

という可能性が示唆される結果となりました。

年齢別分布では

18歳~22歳:2%
23歳~29歳:9%
30歳~39歳:37%
40歳~49歳:28%
50歳~59歳:10%
60歳~69歳:7%
70歳~79歳:3%
80歳以上:1%

2022/12/21~2023/12/20までの取得データ分析©︎アイカタ

となります。

「オフライン上で遭遇した”新しいもの”に対する行動感度の高さ」

を示唆する分布になっているのでは?と仮説をたてています。

ちなみに、
本登録会員様数(319件)獲得の内訳は

ご自身で最初のアクションを起こした方:262名
クチコミやご紹介などを経由された方:57名(紹介主様19名)
※紹介制度を開始したのは、2023年7月17日からです。

2022/12/21~2023/12/20までの取得データ分析©︎アイカタ

となっています。

以上のように、
情報が少ない中でも自発的な行動を起こしてくださる方や
更にご縁を広めてくださる方、それに呼応していただける方々に
支えられた”コミュニティ”としてお育て頂けていると受け止めています。

たくさんの励みや本当に有難いという気持ちのままに
記事を書いたら文字量が増えてしまったので
今日はこの辺りで筆を置きます。

最後までお付き合いくださりありがとうございます。
また、次回の記事でお会いできましたら幸いです。

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