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「チャート式数学」の秘密?!・・・注:たいした話ではないです。

こんにちは、井出進学塾です。

チャート式数学、昔から多くの高校生に使われている、現在でもシェアNo.1の参考書と言っていいでしょう。

少し前(といっても、ゆとりがはじまる頃ですが・・・)前までの、チャートの問題に入る前の部分には、次のような内容がのせられていました。

それは、チャートの創始者である先生の原著所のはしがきの内容です。
古文体なので、要約しますと、

「世の中には華やかな解法を示した参考書がたくさんある。
チャートでは、そんなことせずに、華やかさはなくても理にかなった考え方ができるように、導いていこう。」

・・・という内容です。

今は、ありませんね。

塾などで、どんどん華やかな解法が紹介されていますからね。
チャートとしても、そんなことはいってられなくなったのでしょう。
いわゆる、華やかな解法もどんどん紹介するようになっています。
残念といえば残念ですが、それもしかたがないことなのでしょう。
昔のチャートの精神は、受け継いだ人が受け継いでいってくれるでしょう。
(別にチャートを批判しているわけではありません。そんなこと、こわくてできません。)

もっと、残念なことがあります。

「チャート」とは「方針」というような意味。
昔のチャートには、ためになる「チャート」が多数示されていました。

「こわい2乗」「選手交代は守備範囲に注意」・・・などです。

今は、これらの「チャート」はなくなっています。

きっと、これは学生の変化でしょうね。
確かに上記の「チャート」は、それだけではまったく意味が分かりません。
しかし、意味さえ分かれば、ものすごく便利な「チャート」です。

今の学生は直接的なものを求めすぎて、こういうものを受け入れにくいのかもしれません。チャートとしても、無理に勝負することではないでしょう。

それならそれで、私がつくってやろう。
と思って誕生したのが、下の画像のIOP(Ide-shingakujuku Original Chart)です。

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当初、まったくそんな予定はなかったのですが、自然と擬人化(キャラクター化)しました。

このキャラクターも、育てていきたいですね。


以上です。

執筆:井出進学塾(富士宮教材開発) 代表 井出真歩

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