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台北滞在記:観光編

なんだか最近周りで行く人が多くてちょっと気になっていた国、台湾。

通っているXデザイン学校で、番外編クラスとして台湾ステージが台北市にて開催されるという案内があって、ちょっとだけ悩んだけど(勉強するより手を動かさなければという焦り)知らないことを浴びたい、非日常に浸かりたいという欲求に勝てなくてクラスを取ることにした。
結果来てめちゃくちゃ良かった・・・!学びについては別途。

日中は講義があり、自由な時間は限られるものの、自分の目に留まったことや感じたことを記録しておこうと思う。

読めない

当たり前だしわかってましたが、案内板が基本読めない。英語を目で探す。桃園空港から街へは、到着時間が遅かったのでエアポートバスみたいなのを使った。Googleマップでバスの番号を調べ、バスの窓口が複数並んでいて謎だったけど(読めない問題)、じーっと眺めていると各窓口の横にバスの番号が書いてあるのに気づいて、しかるべき窓口で料金を支払い、街に入れた。
その後も、どこどこの駅で待ち合わせ、という移動でもまず駅の漢字が読めないので、Google検索に日本語でその文字を入力して英語読みを確認し、その英語読みのスペルでGoogleマップで検索してルート確認、というプロセスを使った。めんどくせえ。
一方、食べ物屋さんや商店になると、けっこう日本語が併記してあったりするので、どうにもならないということは滞在中一度もない。(2日目現在のところ)

もしかしてせっかちですか?

歩行者信号がアニメーションになっている。渡っていいときは、緑色の棒人間が歩くアニメーションが流れる。その隣には残りの秒数。秒数が少なくなると、棒人間が走り出して(めっちゃかわいい)、0になると棒人間は赤色になり、立ち止まる。
地下鉄の案内表示でも、次の電車が到着するまでの秒数がずっと表示されている。(ちなみに線によるだろうが電車は5〜8分ごととかに来るみたいだ)
どうして秒数で表示しているんだろう?日本人のように、仕事がギチギチみたいなイメージがないのだけど、単に、ねえまだ?はよしてくれや〜〜みたいなマインドがあったりするんだろうか。

なんでコイン

地下鉄の、日本でいうところの紙の切符が、コインだ。予備知識なく切符を購入したので(マシンが日本語対応してて言語変えられるので全然困らない!)カラン、と取り出し口に出てきたコインに、「へ?」とたぶん声に出して言ったと思う。ゲームに使うみたいな、おもちゃみたいな、プラスチックでできているっぽいコイン。
ま、まあ・・・いいわ、コインでも。コインね。コイン、入れるのね。OKOK。

と、改札に向かってから、いやちょっと待て待て、となって後ずさった。先に改札を抜けていく人たちは、みんなICカードをかざして入っていくので、コイン対応がわからない。だって、コインを入れるところがない。
人の出入りが多くて、立ち止まると迷惑をかけそうで改札にそこまで近づけない。見る限り、入れるところがない。絶対にない。いくら乱視でもこれは確実に、コインを入れるっぽい穴が改札の機械のどこにも見えない。え?他にコイン対応の改札があんの?さらに後ずさって、カニ歩きで他の改札も見回る。
どうしてもわからなくて、いったん壁際まで退避して一度Google検索して調べる(先に調べろよ感)。
コインはですね・・・かざすんですよお姉さん。(お兄さん。)
まじか。まさかコインの形状をしたものを、かざすパターンがあるとは思い及ばなかった。よおく見ると、たしかにICカードをかざす部分のすぐ横に、コインをかざすイラストもあった。わかるかい!
この体験が一番たのしかった。
ICカードも買ってみたけど、これはまあ普通だった。
↓出るときはコイン入れるところあってここに返却する

電車内で音声入力

日本人って公の場所で、大きな声で雑談したりしないし、電車の中はみんなスマホを見ていたりしてすごく静かだと思う。
だけど台北では、何度か音声入力でLINEみたいななんかのメッセージングアプリでメッセージを車内で立ったまま返信しているおばちゃんや、行き先検索っぽい感じのアプリになんか言ってるお姉さんなどを見かける。わたしは旅行者だから何言ってるかわからないけど、もし同じ言語だったら、電車の中で「わかったー、もうすぐ着く」とか声に出して言いたくないような気がする。だって、わたしが「もうすぐ着く」ことを車内の他の人にもお知らせしているみたいで、なんだか気恥ずかしい。それにそういう口調で話す相手って、どんな関係性の相手だろう、とか自分だったら無意識に考えてしまうんじゃないか?とかまで考えが及んで、少なくとも人のたくさんいる場所では使いたくない。
その後気をつけて見ていたら、なんならスクーターに乗りながら手元に付けたスマホ(まずそこにもびっくりしたけど)に向かってひとりでしゃべってるおじさんとかめちゃくちゃいるので、きっとみんなイヤホンをつけて通話したり、電車内で音声入力を使ったり、「ひとりでしゃべっているように見える」かどうかなんて気にならないんだろう。

しっとり

この国は湿度が高い。夏に来たらやばそうだ。今の季節だからなのか、過ごしにくいほどの湿度ではないけど、日中動いているとちょっと暑い。最近めちゃくちゃ乾燥肌な自分にとって、夕方にはほっぺたがつっぱって笑いにくいなんてことは起こらないのでその点はよい。
あと、女の子がみんな基本的にあまりお化粧していない。少なくとも薄い。最近ちょうど、日本人ってみんな同じお化粧だよなあとか思ってたところなのもあって、台湾の女の子のそれが新鮮でかわいい。気候のせいなのか、みんなお肌がきれいだと思う。

印象的なのはこのあたり。時間があったらまた追記するかも。


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