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脳と自律神経の働きが競技力を高めるポイントになりそう
今回お伝えしたいことは脳と自律神経が適切に働くように自身をお手入れすることでパフォーマンスが向上し、身体の不調も軽減する可能性があるということです。
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こちらの『発達ピラミット』は脳の機能が成熟し適切に機能していくために必要な感覚刺激と階層性を表しています。
その他、このようにも言われており...
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訳して講義内容をプラスαすると...
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となります。
手書きのメモのため見にくくて申し訳ないです。
ピラミッドの最上段に位置する「日常生活を営む」「スポーツを楽しむ」「学びを深める」などの複雑な活動を実行するためには、それを支える「姿勢を保つ」「注意を向ける」「目を動かす」などの単純な活動が実行できる脳と身体の状態でいる必要があります。
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さらに、それらの単純な活動を行うためには
「触れている感覚がわかる(触覚)」
「重力や身体の傾きを感じる(平衡感覚)」
「身体や関節の動きを感じる(固有受容性感覚)」
「匂いを感じる(嗅覚)」
「視界に何かが映っていることを感じる(視覚)」
「聞こえる(聴覚)」
「味を感じる(味覚)」
などの感覚刺激を十分に経験し、日頃から継続的に受け取れていることが必要であり、それらの感覚を適切に処理するためには最下部にある「中枢神経系の働きが適切に機能している」ことが様々な身体的な活動を実行するための必須条件になると言えます。
どちらのピラミッドも最下部の土台を担っている部分は「中枢神経系」と「自律神経系」となっており「神経系」の働き具合がスポーツなどの複雑な活動を実行するために重要な要因になると言えそうです。
ピラミッドや石垣を大きく高く積んでいくためには広く安定した土台が必要であることは共通の認識であるかと思います。
組体操のピラミッドも土台の人数が少なければ高いピラミッドをつくることは難しいですし、土台を担う人がふらついてしまえばその影響で上部もふらついてしまいます。
また、この『発達ピラミット』をダンボールで作ると仮定しましょう。
十分な感覚刺激を受け一つ一つのダンボール内がぎゅうぎゅうになった状態で、その上にダンボールを積み上げたとしたら安定して重ねることができ、形の整ったピラミッドが完成しそうです。
それとは逆に、十分な刺激を経験することができずに一つ一つのダンボール内がスッカスカの状態で、とりあえずその上にダンボールを積み上げたとしたら上部の重さに耐えきれずダンボールは潰れ、結果として歪んだ形のピラミッドになってしまう可能性があります。
また、問題となるのは形の整ったピラミッドを作ってきた人でさえ、日頃から様々な感覚刺激を受け取ることをしないでいるとピラミッドが歪んでしまうということです。
少し話は変わりますが、子どもの頃に比べると日々経験する感覚刺激が偏るとともに圧倒的に少なくなってはいませんか?
走り回ることも、公園のブランコに乗ることも、道路の縁石でバランスを保ちながら歩くことも、鉄棒でクルクル回ることも大人になるとしなくなっていますよね。
その他にも生活習慣やストレスなどの影響によりこの階層性が崩れたり、日頃から偏った刺激しか受けていないことでもピラミッドが崩れ、パフォーマンスの発揮を妨げたり身体の不調を生み出す一つの要因になります。
その対策の一つとして、この瞬間からでも行える方法として「耳をほぐす」ことをお勧めしています。
耳には自律神経の迷走神経が走っていることに加え中耳(耳の奥)には平衡感覚を感知するセンサーがあるため、発達ピラミッドの土台となる自律神経と平衡感覚を刺激することができます。
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方法としては、青丸の部分を1〜2分触れたりさすっていただくだけで結構です。
その過程で心拍数がゆっくりしたり、呼吸が深くなれば迷走神経が働いているサインですので身体の変化に気を配りながらお試しください。
脳に変化が起きるには3ヶ月程の時間を要するようなので気長にこつこつと続けてみてください!
その他の方法については次回以降でお伝えしていきますので少々お待ちください。
なんだか上手いまとめ方がわからなくなってしまったのですが、スポーツで良いパフォーマンスを発揮するためにも、身体の不調に軽減するためにも発達ピラミッドを頭の片隅に置いていただき、日頃から様々な感覚刺激を経験することを意識してみましょう!
最後までご覧いただき有難うございました。
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