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常連さん

今「ときわぎ」に来てくださる1番のクライアントはぼくの祖母です。

「ときわぎ」はぼくの実家からも近く、祖母は体調が今一な時はもちろん、良い時もメンテナンスに来てくれます。

お白湯を飲んで、世間話をして、身体の状況を教えてもらい、1時間ほど施術をします。
祖母は毎回ぐっすりと眠ってしまい「あぁ〜 気持ちが良いっ。身体がすっきりした」との声とともに起き上がり、身体の調子が整うことをとても喜んでくれます。

施術を終えてからは祖母の昔話や、ぼくの娘の話をし、決まって「若い頃は苦労が絶えなかったし、誰にも言えない悩みを抱えて生きてきたけど、幸せな人生を送ってきた」「こんな話をできるのはくんちゃんだけだよ」と結びます。

ぼくの両親は共働だったため、幼い時分には祖父母に世話をしてもらっていました。
祖母は幼い頃からぼくのことを甘やかし、なにをしても褒めてくれ、絶対的な味方であり、両親に叱られた時の逃げ場所でもありました。

そんな祖母は、心臓病 天気病 ポリオ 変形性膝関節症など、様々な持病があり、毎月の定期検診に一喜一憂していました。

しかし、最近では「血圧も良し」「血糖値も良し」「足の裏のかわばりがなくなった(突っ張り感)」「今までこんなに身体が軽かった経験がない」「手術を勧められた膝も、手術しなくて良いと言われた」と診察の様子を話してくれます。

「くんちゃんのところに来ればなんでも治る」とプラセボ効果が多分に働いているとは思われますが、祖母は今でもぼくのことを褒めちぎるとともに自己肯定感を高めてくれます。

「もう歳だから色々と仕方がないと思っていたけれど、まだまだ大丈夫だね。ひ孫が3つのお祝いをするまで頑張らなきゃ」と祖母が言ってくれます。

「諦めることをやめる」それを目的の一つとして始めたときわぎで、今年88の祖母が諦めることをやめてくれたことは、ぼくにとって嬉しく、大きな自信になり、おばあちゃん孝行も出来ました。

「近き者よろこび、遠き者来る。」

先ずは身近で大切な家族の健康を支え、「諦めることをやめる」を実現していき、その目的を更に多くの人に届けられるよう精進してていくので、温かく見守っていただけると幸いです。

写真は娘の1歳の誕生日の一幕です。

お付き合いくださりありがとうございます。

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