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2021年 陸上日本選手権 ~スプリンター外科医的見どころ~

2021年、オリンピックイヤー。
オリンピックの出場権をかけた日本選手権が始まります。標準記録を突破し日本選手権で3以内に入るとオリンピックの出場権が得られる重要な大会です。

皆さんは、それぞれ注目選手がいるかと思います。。。

が、今回は私のチョー個人的な視点からみた注目選手を紹介します。
実はこの大会には医師/医学生が何人かエントリーしているのです。医学系のアスリートがこんなにも出場している年はないと思います!

真野悠太郎選手(400mハードル)

真野選手(@manoyuta)は医師国家試験合格後に研修医にはならず、オリンピック出場を目指して競技に専念することを選択しました。

新しく陸上競技チームを立ち上げにかかわり、クラウドファンディングを行うなど様々な活動をされています。クラウドファンディングも当初目標だった50万円を大きく上回る100万円以上の支援を集め、大成功しました。

ベストタイムはは49秒50で、オリンピック参加標準記録である48秒90まであとちょっとです。
最近は思ったようなレースができてないとおっしゃってましたが、きっと日本選手権にはきっちりコンディションを合わせてきます。

真野選手との対談動画もぜひご覧ください。

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広田有紀選手(800m)

広田選手(@yuuki0520993753)は日本を代表する女子800mの選手です。

高校時代にはで国体とインターハイに優勝
その後、国立医学部に現役合格。
大学では全日本インカレ2位、日本選手権4位の実績があります。
現在は、医師免許を持ちながらも競技に専念しています。

そんな広田選手の目標は日本一になること。日本一を目指して大学卒業後も競技に専念しています。

広田選手とも対談させていただきましたのでこちらの動画もご覧ください。

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内山咲良選手(三段跳)

内山選手(@utokyoTJ39)は東大医学部6年生で先日の関東インカレでは念願の初優勝を果たしました。
大学4年生までは幅跳び選手で、種目転向後いきなり13m跳んじゃったすごい方です。実は、つい最近まで三段用のスパイクを持っていなかったとか。
ニュースパイクで日本選手権でも活躍間違いなしですね。

幅(元カレ)から三段(今彼)に転向したことを綴ったブログが面白いので是非読んでみてください。

インタビュー動画もございますので是非!


池田弘佑選手(400m)

男子400mの池田選手(@ikechan43)は先日行われました世界リレーで男女混合マイルリレーに出場し、日本新記録を打ち立てました。

その後、日本新記録は更新されてしまいましたけれども、医師でありながら日本記録を樹立したのはこの方くらいなものじゃないでしょうか?

先日の木南記念では自己ベストを更新。調子は良さそうなのでさらなるタイム更新が期待できます。

※一度お話を伺いたいのでもしご本人がこちらの記事をご覧になられましたらご連絡いただけると幸いです。

川瀬宙夢選手(3000m障害)

箱根駅伝に出場し、現在は研修医の川瀬選手(@pirorooomu)。
日本選手権参加標準記録を突破しておりエントリーはしましたが、ターゲットナンバーに泣かされました。※18人まで出場可能なところ23番手でした…

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残念ながら出場することは叶いませんでしたが、まだまだ頑張ると本人も言っています。
全日本実業団でその雄姿を拝むことができるでしょう。

選手の皆さんの日本選手権でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。


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