Microsoft 365が価格改定されます!
ICTLINKの河野です。こんにちは。
なんだか自分語りキモいなーと思ってきまして、本日は別の話題で。
誠に勝手ながらプリセールスの軌跡は休載です。次回をお楽しみに!
ということで、タイトルのとおり、Microsoft 365が3月1日より価格が改定されました。
改定と書きましたが、実体は値上げです。
ここ最近、価格改定!という言葉を耳にしますが、値上がりばかりで値下りしたケースって見たことないんですよね。
本題に戻します。
実際のところどのくらい値上がりしたのかといいますと、8%〜25%ぐらいです。
とはいえ、Microsoft 365が全部が全部値上がりしたわけでは無くて、一部製品です。具体的には、以下のプランです。
・Microsoft 365 E3
・Microsoft 365 Business Premium/Standard
・Office 365 E5/E3/E1
各プランの価格は、お付き合いのあるお取引先(代理店)にご確認いただくのが良いと思います。
ここからさらに話をややこしくする内容です。
この記事を見ている方で、Microsoft 365の利用料をMicrosoftでは無く代理店にお支払いしている方は、恐らく「クラウドソリューションプロバイダー(略してCSP)契約」でご利用いただいているかと思います。
このCSPが2022年6月30日以降は更新できなくなります。
このCSPに変わる新しい契約形態としてNew Commerce Experience(NCE)(新CSP)が提供されます。
今までのCSPを便宜上「旧CSP」と書きますが、旧CSPと新CSPで結構変わります。
例えば、旧CSPは何日に開通しても開通月の1日が利用開始日となります。仮に30日に開通しても利用開始日は1日になります。日割りなし!
これが新CSPだと開通した日と利用開始日が同じになります。30日に開通すれば、利用開始日も30日です。
さらに旧CSPでは月契約/月払い、年契約/年払いの2パターンしかなかったのが、新CSPでは月契約/月払い、年契約/月払い、年契約/年払いの3パターンに増えます。ちなみに月契約月払いは年契約と比べておよそ20%高くなります。
他にも細かい変更点がありますが、大きいところはこの2つ。
あと、ご利用中の方で気になる内容としては、切り替え。
上記で記載したとおり、旧CSPの契約は月契約の場合は1日〜31日となりますが、新CSPでは開通日=利用開始日となります。
よくあるのが旧CSPを31日で解約、新CSPを1日で開通でお申し込みされるケースだと思います。
このケースだと31日の23時59分59秒でライセンスが失効し、新CSPのライセンスが割り当てられるまでの空白期間が発生します。(1日の0時0分0秒にライセンスが割り当てられるとは限りません。)
ので、このあたりの切り替えに関しては代理店にご確認いただくのがおすすめです。
更新できない=使えなくなると同義ですので、後回しにした結果忘れていた。なんてことがあれば、ある日突然メールが使えねえ!なんてことになりかねないのでお気をつけを!
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