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OpenShiftとはどういうものか


こんにちは、ICTLINKの清水です。
OpenShift、ってご存じでしょうか?
RedHat社が提供しているkubernetesをもとにしたコンテナ管理プラットフォームです。

私は現在案件でOpenShfitを使用しています。
OpenShfitを触り始めてからもうそろそろ半年ほどになります。
良い区切りだというところで、OpenShiftがわからない人にも伝わるようにを意識して、OpenShiftを使用するうえで頻出の用語をまとめてみました。


OpenShiftの用語(等)

Bastionサーバー(踏み台)

外部サーバーとして踏み台サーバーが必要になります
OpenShiftはocコマンドという専用のコマンドを使用して様々な操作を行います。

ノード

OpenShiftは負荷分散型のプラットフォームです。
複数のサーバーで構成されています。(例外あり)

OpenShiftのサーバーはノードと呼ばれ、ノードには以下の3つの種類があります。

Master(Control Plane)
Worker(Compute)
infra

OpenShfitをインストールする話だけで言えばinfraは出てきません。
このinfraノードはWorkerノードの中で、一部の役割のみを担っている専門家的な立ち位置となります。
また、Master、Workerにはかっこで記載したように別名がありますが、あまりその呼び方で読んでいる人をみたことはありません。

クラスター

OpenShiftは構成にも種類があります。
Standerd構成
Master×3 Worker×2でクラスターを構成します。

図にするとこんな感じ


SNO(Single Node OpenShift)
こちらは一台のノードがMasterとWorkerの両方の役割を持つ構成です。
名前の通りですが、クラスターを一台のサーバーで構成しています。

図で表すとこんな感じ

Pod

コンテナ管理の最小単位です。
というのはおいておくとして、OpenShiftのノード上で動くアプリケーションと考えてもらうのが一番シンプルでわかりやすいですね。


図で表すとこんな感じ

図にもあるように、ユーザーが作成したPodはWorkerノード上に立ち上がります。
Masterノード上には、OpenShiftインストール時にデフォルトでインストールされたOperatorのPodのみが立っています。
・・・Operator?

Operator

アプリケーションをパッケージ、デプロイ、管理する手段。とのことです。
Operatorをインストールすると、自動で必要なPodを作成し、稼働してくれます。
たとえば、OpenShiftのログを管理したい!と思った時にはLoggingをしてくれるOperatorを一つインストールしてしまえば、Logの収集から表示までを自動で行ってくれるというわけです(多少こちらで設定をしてあげたりは必要だったりはします)
人間のOperatorの役割を持たせよう。というのがコンセプトらしいです。

まとめ

今回挙げた用語はほんの一握りであり、OpenShiftを触るうえでは毎日のように聞く言葉です。
しかし、そもそもそれってなんだっけ?というところをいざ説明しようとすると、案外難しいものだなと改めて感じました。

日々の業務で使用しているツール等をしっかりと言語化できるかどうかというところは常に意識しながら日々の業務に励みたいものです。

以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。


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