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ビジネスおよび教育機関向けMicrosoftストアアプリの廃止について

Happy birthday to Me!
こんにちは。嫁に誕生日を忘れられたアイシーティーリンクの田中です。
さて、今回はビジネス向けMicrosoft Storeと教育機関向けMicrosoft Storeの廃止による影響についてMicrosoft社へ確認いたしましたので、情報を共有したいと思います。


1.プライベートストアに関する制御について

ビジネス向けMicrosoft Storeの廃止に伴い、関連機能であるプライベートストアを利用する制御は動作しない状態となっています。
具体的には、Intuneデバイス構成プロファイル(デバイスの制限)の[プライベートストアのみを使用します]を[許可]で構成したポリシーを適用しても適用先デバイスではプライベートストアが表示されず、Microsoft Storeアプリへのアクセスが一律でブロックされる動作となりました。
※以前は、Windows10に対して適用するとプライベートストアを表示する動作となりましたが、ビジネス向けMicrosoft Store廃止に伴い、プライベートストアも表示されないよう変更されているようです。

2.ビジネス向けMicrosoft Storeアプリの配布方法について

ビジネス向けMicrosoft Storeアプリの廃止に伴い、Intuneからのストアアプリ展開機能としてMicrosoft Storeアプリ(新規)が追加されているため、実質的な代替え機能としての位置づけとなっています。
しかし、Microsoft Storeアプリを使用するには、前提条件が必要となりますので、以下のMicrosoftドキュメントを参照ください。

3.インストール済みのMicrosoft Storeアプリについて

ビジネス向けMicrosoft Storeアプリから既にデバイスへインストールされているアプリについては、今後も問題なく利用することが可能。
そのため、アプリ配布の観点では、ビジネス向けMicrosoft Storeアプリとしてインストールしているデバイスに対して、新たにMicrosoft Storeアプリ(新規)から配布し直すことは、不要となります。
※デバイス上で同一アプリとして判定されるため、ビジネス向けMicrosoft Storeアプリとして展開しているアプリと同一のアプリをMicrosoft Storeアプリ(新規)として展開してもインストール済みと判定されます。

手短ですが、今回の記事はこれで以上となります。
お付き合いいただきありがとうございました。

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