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海底ケーブルのワクワク感…

代表戸締役の田辺です。

我が家のそばの公園ではセミの声からコオロギの声に変わってきて、夏も終わりを感じながらセミ爆弾(セミファイナルで検索してください)の見分け方を近所の子供に教えたりと、今年の夏も良い夏だった!と思う今日このごろです。
(参考 セミの見分け方: https://weathernews.jp/s/topics/202109/010085/ )

今回のお題、本当はゼロトラストネットワークとMicrosoft365について書こうと思っていたのですがそれは今度にします。
先日横浜に帰港していたKDDIさんの海底ケーブル敷設船(ケーブルレイヤー)、とても格好良かったのであります。なので昔に少し関わった世界の海底ケーブルについて少し書こうと思います。

■海底ケーブル敷設船
そのままです。世界の海に海底ケーブルを敷設する船です。
新規敷設だけではなく中継機が故障したり途中でケーブルが切れている場合はケーブルを引き上げて修理したり古いケーブルを回収したり、今の全世界のインターネットを語る上ではとても大事な船です。

そんな素敵で大事な船が実は横浜に帰ってきていたのです。
KDDIさんのグループ会社の、国際ケーブルシップ株式会社(KCS)が横浜は新子安の海側の埋立地である恵比須町に改定線保管所がありたまに寄港するのです。
( https://goo.gl/maps/d2nHzrakNBGjdXGJA 非公開では無いので念の為…怒られたら消します)

KDDI OCEAN LINK、あー、格好良い…もうね、小一時間くらい、子供の様な気持ちでその場に居ましたよ。うちの社名に似てるのもさすがですね!笑

しかもちょっとゲートが開いていたので門をくぐってアンカーの現物オブジェとかの写真も撮っちゃいました。完全に10mくらい不法侵入です…汗

KDDIさんも先日の通信障害等で大変でしょうがこういった地道で目立たないこともしているのですよ、堅実に世界の通信を守っているわけです。

■ちょっと昔話
以前、Korea-Japan Cable Network (KJCN)に少しだけ関わりました。それがきっかけとなりデータセンターや回線、今ではクラウドに至るまでのノウハウに実はつながっているのであります。
当時関わらせていただいた経験はとても有意義であり今の自分や弊社の営みにつながっているわけです。
韓国のエンジニアの方々との仕事も楽しかったですし、政治だ過去の話しだというのは一切無く、本当に一部の方の考え方だけなのかな、という感じですね。

■世界に張り巡らされた海底ケーブル
上の挿絵のサイト、Submarine Cable Mapのサイトを御覧ください。世界中がつながっていることがわかります。見てるだけでワクワクします。


( https://www.submarinecablemap.com/ )

一部の国の諸事情でこのオープンウェブの概念が崩れ始め、規制と検閲、アクセス禁止のサイト設定等、実際に起っています。表現の自由が奪われているのは我々ICT業界に身を置くものとしては由々しきことですね。
そんな世界観をこれ以上広めないためにも、このマップを見ながら自分たちは何ができるかを少し考えても良いでしょう。

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