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雇用調整助成金について

一番多い勘違いについてご紹介します。

雇用調整助成金は、中小企業の場合、解雇等を行なわない場合は、支払った休業手当の90%が支給される制度なのですが、実は必ずしも90%が支給されるとは限りません。

これは実際に支払う休業手当と助成金の算出をする時の賃金にタイムラグがある事でこの様な現象がおきます。

もう少し詳しく言うと、実際に支払う休業手当は、直近3ヶ月の給与が基準になります。それに対して、助成金の算出は平成30年度の賃金が基準になります。これによって差が生じる事になるのです。

コロナに負けないで事業の再生を錬る為には、まずは目の前の出血を止めることが重要です。
従って、雇用調整助成金がどのくらい支給されるのかは非常に重要なのですが、この事実を知らない方が大半です。

雇用調整助成金の活用を検討される際には、まずは実際に必要となる休業手当と受け取れる助成金との差を正確に把握する所から初めて下さい。

この事実をご存知であれば良いのですが、意外と知られてないので共有させて頂きました。

これによって経営判断が大きく変わってくると思います。

ご参考までに

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