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追い風来てます!権威を使ったICT推進

クラウドサービスを用いた校務や授業の改善を進める中で、先生たちが心配するのは「万が一の時の責任」ではないでしょうか。
「市が理由があってシステムを運用しているし」
「その使い方は市が想定していないし」など言われることはありませんか。

学校は教育委員会に、教育委員会は国に責任を押し付け合って、最終的に何も進まないと言うのは珍しくはないことです。

では、私たちができることは何かというと、正確な「国の動向」を把握することです。そんなん面倒だし、大変だし、文章長いし。と思ったそこのあなた。
この取り組みは非常に効果的で、私たちの意見を職員個人の主観的なものではなく、文部科学大臣の発言などの国の方針に基づいたものにすることで言葉の重みが全く変わってきます。心理学では"権威性"といいます。文部科学大臣というと教育のトップですから権威は最上位です。

そもそもなぜ今回、私が改めてこのことに気づいたかというと、ICTを進めようとすることに対するあるネガティブな意見が現場から出されたことがきっかけでした。
私は反論はせず、どうしてそこまで反対するのか原因を探り、その上で建設的な提案をすることが必要だと考えたのです。偶然、今月働き方改革関連の方向性の説明が文部科学省からされたこともこれをきっかけに知りました。

推進とは推し進めると書きますが、強引に行うものではないことを理解し、あくまで先生と子供の日常をよりよくするための"支援"だと考えています。建設的に提案を着実にしていくことで、結果的に自分自身が変化を生み出し、それが協力姿勢によって広まり、そしてより良い未来を切り拓くことができるのです。