終演
事故やトラブルもなく朗読劇『絶滅ホスト』が終演しました。配信も10月7日までなので、それももう終わりが近いです。
今回は原作と脚本のみなので実作業は短かいのですが、コンセプトを書いたのが去年の11月なので、ほぼ1年前です。結構前に感じます。
商業で初めて原作を担当しました。今まで仕事にしてきたものは全て原作モノなので、今回初めて縛りもなく自由に作った気がします。自分は何も縛りもなく作るとこうなのかと、自分をまた少し知った気がします。そしてまた、少し恥ずかしくなりました。
もちろん、きちんと商業として成立させてくれたのは、脚色・演出の高橋さんはじめ、キャストとスタッフ、各社のおかげです。そして何より、見に来てくれるお客さんありきの商業です。本当にありがとうございました!
僕の知り合いの皆様も、わざわざ足を運んでくれてありがとうでした!
満足してもらえるような内容を目指しましたが、よくよく考えると全然良い話ではないのが今作です。喜怒哀楽も綺麗に別れてないほうが好みです。
このあたりは、伊集院のラジオの影響が大きいかもしれません。いつまでもたえることなく友達でいようコーナーとか十面鬼とか。
企画中は楽しいことばっかりだったし、それと関係ないところでつまんねえこともあったけど、トータルではやっぱり楽しかったり。
そして、舞台とか生のお芝居の世界で僕は生きていけないことも今回分かりました。
僕がエリだとしたら桃李は演劇だし、僕が亜蘭だとしたらホストクラブはアニメ業界だし。書いてみないとわからないことが沢山ありました。出来ないことを知るという収穫はとても大きかったです。
でも、またオファーあったら絶対やるけど!
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