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好意を持つための行為

『 MPG 重連合体戦士 ライデン 』

ライデンは1体ずつ発売するトレインボットというトランスフォーマーを買い揃えて、6体を合体をさせると完成する玩具です。

開発の都合上、最終的な合体した姿を公開せずに発売が始まり、全て揃えるのに1年半以上かかります。トレインボットは数ヶ月に一つずつ発売し、徐々にライデンの全体像が判明していくのですが、途中から嫌な予感というか、「あれ?このプロポーション、あんまり好きじゃないかも……」と思うようになりました。特に腰のあたり。構造上仕方ないのですが、腰が小さいんです。
しかし、もう半分以上買ってしまっていたので、今更やめるものかと意地になってしまいました。

6体中、5体が手元にあり、来年発売する腰の部分を買えばライデンは完成となります。
プロポーションが好みでないならば、なんとかこのバランスを好きになる為にライデンの絵を描くことにしました。絵を描いてみると、その対象の理解度が上がり、愛着が湧くことがあります。絵描きあるあるかもしれませんね。

というわけで以下、ライデンの落書きです。

まずプレーンな全身を描いてみたり。
描きやすいバランスに収めないことを意識。
ついつい腰を前に出してしまい、腰が大きく見える。
いっそ腰を見えない角度も考えてみる。カッコ良くはなったが気に入らない部分から目を背けるのは違うのでは、と思った。
ライデンと言えばこのポーズ。これもまた自分で描きやすいバランスに収まってしまった。
何より、元気が無い絵に見えるので、これを描き直すことに。
完成。
玩具と同じようなトップヘビーになったと思う。
これだけ描いてみると、このプロポーションも好きになれたので満足。


あとは最後の1体の発売を待つばかり。

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