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ICを目指すまでのルーツを辿る その1


noteにまだま慣れない2回目の投稿!
何を書こうか迷いましたが、まずは私がインテリアに興味を持ったきっかけをこれから少しずつ書いてみたいと思います。

ちょびっと良ければお付き合いください。


古き良き家が時代遅れに感じてちょっぴりコンプレックスだった実家

生まれたときから大人になるまでずっと建築士である祖父が設計し、なんと2階部分は自分たちで増築したという一軒家に住んでいた私。母が幼少期のころから住んでいた家なので、いわゆるリビングスペースとダイニングスペースをしっかりと区切るような間取りで、お風呂はもちろん造作。脱衣所がなければ、ドアノブは今こそよく見るユニバーサルデザインのものではなくがちゃっと回すタイプ(よく10円玉をつかって開錠したりしていたなあ)のものでした。フローリングはパーケット材がメイン、そして5LDK?のほとんどが和室という一軒家。なんとなく自分の中で時代に沿っていない!と違和感を感じ始めたのが小学校3年生くらいの時でした。
(今となってはおじいちゃんごめんなさい。とても良い内装材などを使っていたことなどがようやく理解できるようになりました涙

当時はシルバニアファミリーにちょうどハマっていたときで「緑の丘の大きなお家」というお家を買ってもらっては、人形遊びには目もくれず、ひたすらに家具を並べてはうーん違うなと繰り返すマニアックな遊び方をしていました(笑)

周りのお友達は新しいマンションやきれいなおうちに住んで、ちゃんとした洋室の子供部屋があってベッドで毎晩寝ている。そんな今でこそ当たり前になった生活スタイルが当時の私にとってはとてもうらやましく、せめて自分のお部屋こそは自分の好きなテイストにしたい!と思うも、私のお部屋は和室+床の間付という小学生には難解な部屋事情。

お友達を呼べる部屋にしたい・・・!

それまでもお友達をお家に呼ぶことはあっても、やっぱりもっと自信を持って招待したい!そんな私は家中の家具を勝手に動かしては、ウィンザーチェアとエレクトーンの木椅子でカフェコーナーを作ってみたり、実寸を図ってはこのスペースにベッドは入るかなと間取りに落とし込んでみたり、床の間にクローゼット作れないかなあとコンピューター(懐かしい呼び名)を一丁前に使ってリサーチしてみたり、せめて布団だけはファブリック類を可愛くしたいと思い誕生日におねだりしたりなんかして日々試行錯誤を繰り返していました。床の間にはソファコーナーのようなものを作って怒られたりしたことも今となっては本当に懐かしいです…

ついに「インテリアコーディネーター」という職業に出会う

そんな試行錯誤を大学生の時に実家を建て替えることになるまで続けていた私が「インテリアコーディネーター」という仕事を知ったのは小学校5年生の頃です。

つづく...


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