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[Tourbox]ちょっとしたレビューとクリスタ用プリセット配布


今回、Tourboxなる珍妙なデバイスをMakuake経由で入手したのでWin版クリスタで使うの想定でちょっとしたレビューをしてみます。Makuakeのクラウドファンディングに関してはもう終了しちゃったんですけど、今は公式サイトで普通に買える…のかな?よく分からないです。
今回はなんとクリスタ用のプリセット配布もしちゃいますので、どんなもんなのか気になる方はぜひ見ていってくださいね。

評価

【評価点】

各ボタンのサイズがそれぞれ異なるため、手触りでどのボタンかを確認可能

基本的に作業中は左手デバイスの方を見ないので、地味ながら重要な要素です。ボタンのサイズがみんな一緒だとたまに押し間違えたりします。これ、俺だけなのかな…?でも、ゲームキューブのコントローラーなんかもボタンのサイズと形が違うからこそ使いやすいみたいな部分もあるので、結構理にかなっている設計なのかも。

サイド、トップ、トール、ショートというCtrl、Shift、Alt、Spaceがぴったりハマる4つのボタンがある

Ctrl、Shift、Alt、Spaceは、クリスタに限らず色んなソフトで頻繁に使う場面があるキーですよね。これは俺の単なる予想なんですけど、Tourboxのこの4つのボタンはほぼCtrl、Shift、Alt、Spaceのために用意されているんじゃないかなーと思っています。

スクロール、ノブ、ダイヤルという3つの回転部分がある

これらをズームイン/ズームアウトキャンバスの回転ブラシサイズ変更といった感じに割り当てるとこれまたぴったりハマります。いずれも絵を描く上では頻繁に行われる操作です。

十字キーの割り当て先を画面上に常時表示させることができる

よく使うツール類やコマンドを割り当てておくとちょっと配置をど忘れしても迷わなくて便利です。

c1、c2という小さな2つのボタンがある

これは色んなソフトで頻繁に使うであろうUndo/Redoの操作にそれぞれ割り当てろというメッセージが聞こえます。(幻聴)

回転部分はいずれも細かく調整しやすい。

例えば、少しだけキャンバスの角度を調整したいときはちょびっと動かせばOKで、キャンバスを180度回転させたいときは一気にグルン!と回してしまえばあっという間に天と地がひっくり返ります。まぁ、要は直感的に調整できるよって話です。

ボタンを押した時にカチッと音がでる

つまり、デバイスの方を見なくても押したかどうかがわかっちゃうってことです。えらい。

総評

一言で纏めると、必要なものがちゃんと揃ってるって感じです。ここまで綺麗にコマンド配置できるデバイスってあんまりないんじゃないでしょうか。いや他のデバイスあんまり知らんけど…。
それと、コンシューマーゲーム用のコントローラーにかなり近い感じがします。俺はコンシューマーゲームと共に育ってきたので、これも個人的には好感触。
初期の頃にあった問題点や不具合に関してもコンソールのアップデートで改善されてきているので、現状ほぼ文句なしの左手デバイスと言えるでしょう。

クリスタ用のプリセット配布

様々なソフトウェアに対して使用できるこのTourboxですが、コンソールに初期から入っているプリセットはPhotoShopとLightroom用のものだけです。つまり、クリスタ用のプリセットは自分で作るかユーザーが配布したものを使うかの二択になる訳ですね。(まぁ、シリコンバレー産の製品なので仕方がないね)
という訳で、セッティングがめんどくさい人向けに初期状態のWindows版クリスタを想定したプリセットを配布しちゃいます。設定内容は以下のスクショに載せておきます。

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追記

コンソールの最新バージョンでは、

・自動プリセット切り替えの実装
・ダブルクリック判定が緩和される
・ショートカットキーの入力プロセスを最適化

といった変更が施されたため、初期の頃にあった以下の問題点は改善済みです。

・プリセットの切り替えは手動な上に少々時間がかかる
・ダブルクリック判定が妙にシビアである
・一部のショートカットキーを設定できない不具合がある

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