見出し画像

#推したい会社!わたしの暮らしとOURHOME

「ビジネスをするためには、ファンをつくらなきゃ!」
ある起業体験セミナーに参加した時に、講師の方が力強く、そうおっしゃった。
そうか。
良い商品を作ることは大事。売り上げを増やすことも大事。
そして、ご縁を大事にして信用を積み重ね、ファンをつくることが何よりも大事。

私はある企業の長年のファンである。
活動の幅を年々広げ、私たちファンにちょうどいい暮らしやマインドのヒントをくれる。

その企業の名はOURHOME。兵庫県西宮市に実店舗を構え、オンライン上でも活躍。

私のOURHOME愛が溢れ出て、しばしば友人に「好きすぎるお店があって…。」という話をする。
「へぇ。で、どんなお店なん?」
と質問され、いつも簡単には答えられない。

「オリジナルのもの作りをしていて、暮らしの情報発信もしていて、Emiさんっていう人が作った会社やけど、何冊も本を出してはって、元々は収納アドバイザーとして活躍してはって…。」
だめだ。
私の語彙力ではOURHOMEの魅力を簡潔に伝えることができない。
「とりあえず、見てみて。」
と、毎回ホームページを紹介するに至る。

今日はファンとしてOURHOMEの魅力について語りたい。

暮らしと仕事が混ざり合う


OURHOME主宰のEmiさんはブログや著書、Voicyなどを通して家族のことも仕事のこともたくさん発信されている。
現在に至るまでには、双子育児をしながら仕事を続ける中で悩みを抱え、働いていた会社を辞めてフリーランスに。そしてご夫婦で会社を設立されたそうだ。

家庭と仕事のバランス。この悩みは多くの人が抱えているだろうし、私自身もその渦中にいる。
職場に行けばやることも多い。きちんとやりたいとも思っている。やりがいを感じる瞬間もある。
毎日、早く帰らないと…と思いながら帰れないし帰らない。
「遅くなってごめんね。」
と子どもたちに電話をかけ、バタバタと簡素な夕食を用意して、追い立てるように寝室へ。
消化不良の感情を翌日へ持ち越して一週間を過ごしている。

状況は違えど、Emiさんも家庭と仕事の狭間で悩んで悩んで悩み抜いて決断されたのだと思う。

お買い物の時にもらえる小冊子

Emiさんは、暮らしと仕事が混ざり合う生活、ということをしばしば述べられている。
様々な発信からも、その『ちょうどいい』感じがうかがえる。
家庭、仕事、と壁を作ってしまうのではなく、仕事に家庭での悩みも気付きもどんどん持ち込む。そのことがまた仕事にも生かされる。
仕事についても子どもたちにたくさん話され、働く両親の姿を積極的に見せられている。

OURHOMEは仕事の終わりの時間をきちんと守る社風である。終わりが決まっているからこそ働く時間は濃密であり、ふんわりとした印象の企業なのに、実は「体育会系」だという。全力で仕事に打ち込んだ後には家庭での時間を大切にする。
仕事に対して真摯に向き合い、仕事も家庭もより良くしていこうという意識がスタッフの方の発信からも感じられる。

「あぁ、私もこんな場所で働けたら…。」
憧れてやまないOURHOMEの仕事の流儀。

頭の中がギュッと詰まったマイノート

Emiさんの存在を初めて知ったのはNHKの番組。収納アドバイザーとして出演されていた。
当時の私は育休中。初めての育児で不安いっぱい、家の中の片付けも手が回らない状態だった。

Emiさんが番組の中で、「普通はこうするとかではなく、自分たちが使いやすくて正解だと思えばそれが正解」ということをおっしゃっていて、私は肩の力がスーッと抜けたような気がした。
そこから、Emiさんの書籍が発行されるたびに買い求め、収納術や仕事術、子育てのアイデアなどたくさんのことを真似させてもらっている。

その中で、私が何年も続けているマイノートもEmiさんの影響。
ご本人は社会人になった時からずっとマイノートを書き続けているそう。

日々の中で心が動いたことを書いたり、それを深掘りしたり。頭の中にある漠然とした感情を文字としてアウトプットすることで思考を整理することもでき、またそれが新しいアイデアや決断に繋がることも。

数年前の夏に西宮市の実店舗を訪れ、Emiさんのレッスンを直接受けたことがある。その時のテーマも「マイノート」だった。

憧れのお店に一歩踏み込むと、白い壁と観葉植物、心地の良いBGMにアロマの香り。こんな空間でいつまでも過ごしたい…。忘れられない光景が脳裏に焼きついている。

「お待ちしておりました。」
そう声をかけてくださったEmiさんは落ち着いた様子で、上品な方だなと思った。
ドキドキしながら鞄の中からEmiさんの本を取り出してサインをお願いする私に、笑顔で応えてくださった。

そこからはEmiさんのテンポの良いトークに引き込まれ、もの凄い熱量が伝わってくる90分間だった。
パワーのある人とはこういう人のことを言うんだろう。楽しくて学びの多い時間はあっという間に過ぎていった。
その日の興奮ももちろん、私のマイノートに記してある。

今も感動したこと、モヤモヤしたこと、迷っていること、忘れたくないこと…。様々なことをマイノートに綴り、自分の思考を可視化している。
書くと落ち着いたり、自分の選ぶ道が見えてきたり。これからもマイノートはずっと続けていくだろう。

次の時代を担う子どもたちへ

少し前に、Emiさんの中学生のお子さんが職場体験に行ったことを発信されていた。
お子さんが働く様子に涙…、体験を通して充実した学びを得られたことなどを話されていた。

人間にとって働くこと、社会と繋がることは切っても切れない関係であり、QOLに直結する大きなことである。
それを子どもの間から経験し、自分を見つめるプロセスを体験することは素晴らしいことであるし、必要なことだ。

お子さんの職場体験が終わり、Emiさんたちがされたことは、OURHOMEへの職場体験の受け入れを申請すること。
さすが、と思わされる行動力…!

いずれ社会で活躍していく次の世代を育てること。
私自身も教育に携わる者として、人を育てるということは時に畏れすら感じるほどに尊いことだと思っている。
人も物も循環しながら、その時代を生きるものたちで社会を形成していく。
「いい未来になるといいな。」
そのためには、その未来をつくる人を育てなければ。

OURHOMEで職場体験ができた子どもたちは、働くことだけでなく、「生きる」という大きなテーマについても学び、考え、自己実現に繋がる大きな経験が得られるのではないだろうか。

終わりに

勢いよく、私のOURHOME愛を自由に綴った。しかし、これでも魅力は到底伝えきれない。

私のライフスタイルもこの10年ほどで大きく変化した。結婚、出産、育児、仕事復帰…そしてこれからも変化し続けていく。その変化にOURHOMEがいつも寄り添ってくれているような気がする。
生活は変わりゆくとも、これから先もOURHOMEのファンであり続ける。これだけはきっと変わらないと思う。