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IC協会 事務局長の岩松祥典です。

これまで100人近くの方々の
IC独立相談に乗ってきました。

その際に必ず聞く質問のひとつが
「いくら稼ぎたいと考えているのか?」
です。

独立する理由は、人それぞれ。
とはいえ、いくら稼ぐのかの目標を
持っておかないと行動に移しにくいもの。

この質問に対して
2割程の方は、ある程度具体的な金額をおっしゃいますが
それ以外の8割程度の方々は
「生活できるレベルであれば良いと考えています」
とおっしゃいます。

生活できるレベルって?
住居費は?水道光熱費は?住民税は?教育費は?
明確に計算されている方が少ないのが現状です。

かく言う私も、独立直前の考えは同じでした。
会社員時代の元上司でIC歴の長いTさんに相談した際
「なんぼ稼ぎたいと思っているん?」と聞かれ
「生活レベルを落とさない程度」と答えました。
そのときに言われたアドバイス。
「会社員時代の年収の2倍は稼ぎなさい!」

雇う側の会社としては
給与・賞与以外にも、ひとりの社員に対して
オフィス賃料、教育費、福利厚生費
まだ稼いでいない若手の人件費負担(育成指導)など
さまざまなコストがかかっている。
ざっくり言えば
私に実際払っている年収の”2倍分のコスト”を
会社側は負担しているとのこと。

よって、独立相談の際には受け売りではあるけど
「当面は、年収の2倍を目標にされたらどうですか?」
と答えています。

ただし、”稼ぐ額 イコール 所得”と勘違いして
散財しないことも大切ですね(^^)

おりしも、8月。
個人事業主としてスタートした独立2年目の夏。
個人事業税の納付通知が届いて驚愕したことを
ふと思い出してしまいました(笑)

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

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