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回文〜和歌〜

【回文】(かい-ぶん)
上から読んでも下から逆に読んでも同じ音になるように作ってある文句。

デジタル大辞泉

回文の和歌(五・七・五・七・七)を回文歌というが、とても趣深いものがある。
以下に紹介しよう。

長き夜の(なかきよの)
遠の眠りの(とおのねふりの)
皆目醒め(みなめさめ)
波乗り舟の(なみのりふねの)
音の良きかな(おとのよきかな)

日本風土記



みな草の(みなくさの)
名は百と知れ(なははくとしれ)
薬なり(くすりなり)
すぐれし徳は(すくれしとくは)
花の作並(はなのさくなみ)

仙代庵



ickey(2023/03/10)

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