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In the Heights original Broadway cast show clips

 ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』の映画版を今年はコロナ禍で見逃していました。2008年ブロードウェイ初演の作曲家 リン=マニュエル・ミランダ氏の創作、音楽、主演のミュージカルは、長い間気になる作品でしたが、本人主演の実際のステージを観ることは到底できませんでした。
 ミュージカル『ハミルトン』(2015年)の評価も高く、映画『メリー・ポピンズ ・リターンズ』(2018年)の出演での活躍も愉快なものでした。彼の持っている才能が継続的なものであることの証明でしました。
 『イン・ザ・ハイツ』における音楽要素の魅力は、ラップ・サルサ・メレンゲといったカリブ海中米音楽を取り込んだ彼の作曲の才能が、ワールド・ミュージックのカテゴリーを拡げる表現になっていることが、ダンス・ミュージックとして重要なテーマでした。
 さらにニューヨーク、ヒスパニック系やラテン系の近傍ワシントンハイツアッパーマンハッタンの人々の生活を描いていることが、今の時代にかみ合った流れを想定しています。
 ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』のストーリーの情報が、ミュージックの情報が先行するかたちで優先的に自分なりに解釈していたので、残念ながらシネマ館での鑑賞ではありませんでしたが、DL(デジタルレンタル配信)による今回の映画版のネット視聴によってすべての情景をつかみ得たので、あらためて素晴らしいミュージカル作品であることをキャッチしました。とくにオリジナルキャストのキューバの女優オルガ・メレディス(Paciencia Y Fe)の熱唱はすばらしかった。なおさらにリン=マニュエル・ミランダ氏のマルチな才能にますます期待します。
 アメリカが抱えている人種間の差別が未だに社会の根底にあって、複雑な世界が形成されている社会問題がいまだに解決されていないことがこの映画からあきらかに分かります。
 米国のBLM(ブラック・ライブズ・マター)は拡大しつつ、欧州では移民・難民の問題が大きくなっています。さらに、パンデミックにおけるアジア系住民へのヘイトクライム事件が今年は多くの事件が起こっています。
 多様性の社会を認めあう世界を求めつつ、お互いの文化・習慣・教義を認める努力がまだまだ足りない現実の世界を嘆くばかりですが、才能あるひとびとの行動から発信力が伝わることで、大切なことを学び取りたいものです。

 映画「イン・ザ・ハイツ」について Warner Bros. Entertainment 
「ハミルトン」のクリエーター「クレイジー・リッチ・アジアンズ」の監督が、あなたを映画のようなイベントに招待します。そこでは、ストリートが音楽でできていて、小さな夢が大きくなる...。"イン・ザ・ハイツ"
 ワシントンハイツのライトアップ...地下鉄181丁目駅のすぐそばには、カフェシト・カリエンテの香りが漂っています。ここでは、万華鏡のような夢が、この活気に満ちた結束の強いコミュニティを結集しています。そこでは、万華鏡のような夢が、この活気に満ちた緊密なコミュニティを結集させています。その中心にいるのが、愛すべき魅力的なボデガのオーナー、ウスナビ(アンソニー・ラモス)です。彼は、日々の仕事で稼いだお金をすべて貯め、よりよい生活を望み、想像し、歌います。
 「In the Heights」は、リン=マニュエル・ミランダの躍動感あふれる音楽と歌詞に、ジョン・M・チュウ監督の生き生きとした本物のストーリーテリングの目を融合させ、その土地ならではの、しかし世界共通の経験を持つ世界を描き出しています。
 「In the Heights」には、アンソニー・ラモス(「A Star is Born」、ブロードウェイ「Hamilton」)、コリー・ホーキンス(「Straight Outta Compton」、「BlacKkKlansman」)、シンガーソングライターのレスリー・グレイス、メリッサ・バレラ(TV「Vida」)、オルガ・メレディス(ブロードウェイ「In the Heights」)が出演しています。Daphne Rubin-Vega(ブロードウェイ「Rent」)、Gregory Diaz IV(ブロードウェイ「Matilda the Musical」)、Stephanie Beatriz(TV「Brooklyn Nine-Nine」)、Dascha Polanco(TV「Orange is the New Black」)、Jimmy Smits(映画「スター・ウォーズ」)など。
 チュー監督は、リン=マヌエル・ミランダが音楽と歌詞を担当し、キアラ・アレグリア・フデスが本を書き、ミランダがコンセプトを担当したミュージカルの舞台劇を基に、キアラ・アレグリア・フデスが脚本を担当しました。ミランダ、ウデス、スコット・サンダース、アンソニー・ブレッグマン、マーラ・ジェイコブスがプロデュースを担当し、デビッド・ニクセイとケヴィン・マコーミックがエグゼクティブ・プロデューサーを務めました。
 撮影では、「Crazy Rich Asians」のプロダクションデザイナーであるネルソン・コーツと、編集者のマイロン・カーシュタインが再結集しました。また、撮影監督のアリス・ブルックス(テレビ番組「ウォーキング・デッド」)、衣装デザイナーのミッチェル・トラバース(「Eighth Grade」)とのコラボレーションも実現しました。ミランダのオリジナル曲 Alex Lacamoire(「Fosse/Verdon」)とBill Sherman(「Sesame Street」)がエグゼクティブ・ミュージック・プロデューサーを務めました。振り付けは、賞を受賞した「The Legion of Extraordinary Dancers」でチューと組んだことのあるクリストファー・スコットが担当しています。
 「In the Heights」は、ニューヨークのダイナミックなコミュニティであるワシントンハイツを中心にロケが行われました。

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