ペンで描いたモノクロの線画をベクター化するのに試行錯誤した話|ストックイラスト日記(4)
2016年頃の話です。
ペンで手書きの線画イラストをベクター化してみたいと思い、手持ちのペンで描いて試してみました。
描いたものをスキャナーで読み込み、Photoshopで見てみると、線が紙に吸い取られて、かなり毛羽だっていました。線もシャープさがなくガタガタでした。
これは紙がよくないと思い、どのような紙がいいのか調べたところ、ケント紙がいいことがわかり、さっそくそれを注文して使ってみました。
購入したもの
購入したのは、コクヨ ケント紙 A4 100枚入り です。
ペンは普段使っている筆ペンの反対側にある普通のペンの部分で描いてみました。ケント紙は線が毛羽立つことなく、なかなかいい感じでした。
筆ペンの反対側にあるペン部分
ペンですが、後日、コピックの黒を購入し、以降、ずっとそれを使っています。
特に、0.3と0.5を使っています
用紙ですが、マルマンのクロッキーシリーズもコピックできれいに描けます。
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再度ベクター化に挑戦
描いたものをPhotoshopで読み込み、「トーンカーブ」で少し線を濃くし、二値化しました。そしてそれをグレースケールにして、psdで保存しました。
イラレでpsdデータを開き、「画像トレース」機能でトレース、調整後、「拡張ボタン」でベクター化が完了しました。
※最初は、Photoshopで保存したjpegやpngデータをIllustratorで開いて、「画像トレース」をしてみましたが、あまりうまくいきませんでした。pngは背景が黒くなったように記憶しています。
「画像トレース」の際は、「カラーモード」は白黒、「ホワイトを無視」にチェックを入れて、しきい値を少な目にしました。
※あとで色をIllustratorで加えたいときは、「ホワイトを無視」のチェックははずし、白い部分に色を入れています。
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