急激な円安に対するコメント 松原耕二氏
コロナとウクライナ情勢でアメリカでインフレが進んだことにより、急激に円安が進んで来ました。TBSの松原耕二さんのコメントがわかりやすかったです。
4月17日 サンデーモーニング
BS-TBS「報道1930」キャスター 松原耕二さん
今回のは金利差による円安。例えばインフレが進んだアメリカが金利を上げて収めようとする。一方で低金利政策を続けようとする日本。だから円を売ってドルを買うと。そっちの方が儲かりますから当然の動きだと思うんですね。じゃあ金利を上げればいいんじゃないかということになる。何故上げないかと言うと日本はまだアメリカほどインフレが進んでいないということもあります。一方で実はですね、金利を上げようにも上げられないという状況に今なっているんですね。つまり、世界一の借金国ですから金利を1%上げると国債の利払いがそれだけで3.7兆円増えるんですよ。ただでも苦しい財政が圧迫されて下手すると予算が組めなくなってしまう。これはこれまでの放漫財政のつけでありですね、大規模緩和のつけ、つまりアベノミクスのつけを払わされていると言ってもいいと思うんですね。
黒田総裁残りの任期1年です。これから誰もやったことのない出口戦略、専門家誰に聞いてもどうやっていったらいいかわからないと言います。これがこれから大きなテーマにですね、なってくるとという風に思います。
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