辰巳いちぞう

株式会社SGOソリューションズ 代表取締役 中小企業のBTB差別化戦略の企画/実行支…

辰巳いちぞう

株式会社SGOソリューションズ 代表取締役 中小企業のBTB差別化戦略の企画/実行支援が得意。自律した人・組織を作り、成果を両立させる。 営業戦略企画/コンサルティング 。 中小企業の事業継続、営業戦略、マネジメント改善に役立つこと、その他ライフワーク記事を書いていきます。

記事一覧

中小企業へのコンサルタント業を志すなら

中小企業へのコンサルタント業を志すなら。 結論から言うと 知恵を鍛えて欲しい。 知識はインプット。 知恵はアウトプット。 大きな会社は知識のある人材が多いので、そ…

私にもあなたにも起こりうること

研究課題:私にもあなたにも起こりうること。 「ケーキの切れない非行少年たち」 宮口幸治 著 仕事である事案あり、いろいろ調べるうちに辿り着きました。 具体的には書け…

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マネジメントをリスキリング。

マネジメントをリスキリング。 ダイヤモンド社「超入門 失敗の本質」。 新しいものではありません。二度目の購入。 ご存知「失敗の本質」の入門書として刊行。 戦争題材で…

辰巳いちぞう
2週間前
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高校野球の変革

第106回全国高校野球選手権大会決勝 京都国際2ー1関東第一 延長10回タイブレーク。 決勝戦は史上初の延長タイブレークに。 9回までは本当に素晴らしい試合。「名勝負だこ…

辰巳いちぞう
3週間前
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そうさせる何かがある

そうさせた何かが日本にあった。 NHKスペシャル 「最後の一人を殺すまで サイパン戦 発掘・米軍録音記録」を鑑賞。 素直に怖いコンテンツでした。 「我々はサイパンでジ…

辰巳いちぞう
3週間前

国が民に加害する。

NHKスペシャル 「一億特攻への道 隊員4000人 生と死の記録」を視聴。 一時的な戦局打開のために行われた戦術「特攻」はやがて定例の作戦となり、8ヶ月にもおよぶ。 初期…

辰巳いちぞう
1か月前
2

目を向けるべきは戦争という「コト」

NHK世界のドキュメンタリー 「原爆の父 オッペンハイマー 」前・後編 2023年米国制作のドキュメンタリーを放送。 ジャーナリスト、ノンフィクション作家、当時の語り部、親…

辰巳いちぞう
1か月前

はだしのゲンを観る

映画「はだしのゲン」 1-2を一挙放送あり鑑賞。 もう地上波などでは観られない本編。 原作で物議を醸した描写もしっかり描かれています。 小学4年のころ原作を挫折した苦…

辰巳いちぞう
1か月前
2

それは「状況」なのか「環境」なのか

いくつかの困りごとが解消または緩和する日でした。 ちょっとひと安心。 気分も晴れ晴れ。 まあ、仕事なので浮き沈みあります。 大切なのは見極め。 主体的に打開できる…

辰巳いちぞう
2か月前

55歳。ビミョーな年齢男の所信表明

55歳になりました。 この何年かは生きざまとして少しもどかしい数年でしたが昨年からのこの一年は充実しておりました。 日頃から気にかけていただいている皆さまのおかげで…

辰巳いちぞう
3か月前
1

無関心を責めてはいけない

The Zone of Interest 2023年 「関心領域」を鑑賞。 無関心はいいことではないかも知れないけど、責めてはいけない。 絶望感と戦慄は今までにない新しい手法で「すごいな…

辰巳いちぞう
3か月前
3

MLBの巨額契約の裏側

今朝の日経。 話題に事欠かないオオタニサン。 MLBの収益の柱が放映権なのは周知のとおりですが、アメリカの放送ネットワークは広大。 ・ローカル ・州 ・全米 ・CATV ・配…

辰巳いちぞう
9か月前

世界を変えるのは「認識」だ

「金閣寺」三島由紀夫 世界を変えるのは「認識」ではなく「行為」だ。 日本文学に触れておこうと購入。 1950年の寺僧による金閣寺放火事件を下敷きに1956年に三島由紀夫が…

辰巳いちぞう
9か月前
2

映画「月」

「月」を鑑賞。 安易に善し悪しを語れない作品。 世間を騒がせた大量殺傷事件を下敷きにしたフィクション作品。 作品中は作り笑いのシーンはあっても笑顔などなく、こわば…

辰巳いちぞう
11か月前
3

映画は脚本が命

今朝の日経。 映画好きとしては心が痛む。 この論争は2つ。 ・コンテンツが配信にまで広がり、収入が多様化。 権利が配給元に帰属するため、正当な収入が得られない ・A…

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見てくれよりも生きざま

54歳になりました。 時は容赦なく過ぎ去り、とうとう磯野波平に追いついてしまいました。 たくさんのお祝いコメントをいただいたり、出先でHBDしていただいたりと今年も幸…

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中小企業へのコンサルタント業を志すなら

中小企業へのコンサルタント業を志すなら

中小企業へのコンサルタント業を志すなら。
結論から言うと
知恵を鍛えて欲しい。

知識はインプット。
知恵はアウトプット。

大きな会社は知識のある人材が多いので、それを上回る知識でヒントを与えれば成果は出やすい。

小さな会社は知識を与えてもそれを消化できる土壌がないのでやはり知恵を絞って泥臭く支援しないといけません。

コンサルタントの方を見ていると
知識でクライアントを凌駕する方と知恵でクラ

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私にもあなたにも起こりうること

私にもあなたにも起こりうること

研究課題:私にもあなたにも起こりうること。
「ケーキの切れない非行少年たち」
宮口幸治 著

仕事である事案あり、いろいろ調べるうちに辿り着きました。
具体的には書けないのですが、子供の事案ではなく大人の事案です。

医学博士でもある著者による
非行少年のとの接触および診療実績から
・非行少年の傾向と症状
・非行少年のそれぞれ抱える背景
・現代教育への提言
・日本社会への警鐘
が記され、自身のこと

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マネジメントをリスキリング。

マネジメントをリスキリング。

マネジメントをリスキリング。
ダイヤモンド社「超入門 失敗の本質」。
新しいものではありません。二度目の購入。
ご存知「失敗の本質」の入門書として刊行。
戦争題材ではあるのですが、よくない思考アプローチが構造的に解説されて、企業の組織論にも当てはまる話が多い。
「歴史から学ぶ」の模範的な本です。

私は仕事で「再現性」や「条件」というワードをよく使うのですが
成功体験の捉え方、失敗体験の捉え方など

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高校野球の変革

高校野球の変革

第106回全国高校野球選手権大会決勝
京都国際2ー1関東第一
延長10回タイブレーク。

決勝戦は史上初の延長タイブレークに。
9回までは本当に素晴らしい試合。「名勝負だこりゃ」と唸るものありました。

で、延長戦になるとまったく別のゲームに。
決勝戦に限った話ではありませんがつくづく「フィクションだな」と。
選手の安全を考慮したルールなのでその是非を問うのは控えます。

・低反発の新規格バット導

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そうさせる何かがある

そうさせる何かがある

そうさせた何かが日本にあった。
NHKスペシャル
「最後の一人を殺すまで サイパン戦 発掘・米軍録音記録」を鑑賞。
素直に怖いコンテンツでした。

「我々はサイパンでジャップを皆殺しにしなければならないと確信した」

初めて米兵が日本の民間人と対峙した日本の植民地サイパン。
初めて発掘された米軍の通信兵が残した音声をもとに制作されたドキュメンタリー。

ミッドウェー戦で惨敗した日本はサイパン近海を

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国が民に加害する。

国が民に加害する。

NHKスペシャル
「一億特攻への道 隊員4000人 生と死の記録」を視聴。
一時的な戦局打開のために行われた戦術「特攻」はやがて定例の作戦となり、8ヶ月にもおよぶ。

初期の戦闘映像で息を飲むのは体当たりの正確性。
撃たれてきりもみしながら機首を米軍艦から外さない。

劣勢極める日本はアメリカの戦争、政治観を曲解。
利己的なアメリカを凌ぐのは日本人の献身的な精神性であると説き、価値観を変えていく。

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目を向けるべきは戦争という「コト」

目を向けるべきは戦争という「コト」

NHK世界のドキュメンタリー
「原爆の父 オッペンハイマー 」前・後編
2023年米国制作のドキュメンタリーを放送。
ジャーナリスト、ノンフィクション作家、当時の語り部、親族、クリストファーノーラン監督。
そして広島の被爆者。さまざまな角度からオッペンハイマーの半生を辿ります。
アメリカの秘蔵映像、トリニティ計画の記録、見たことのない映像記録。

・原爆開発
・広島・長崎への投下
・終戦後の世界の

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はだしのゲンを観る

はだしのゲンを観る

映画「はだしのゲン」
1-2を一挙放送あり鑑賞。
もう地上波などでは観られない本編。
原作で物議を醸した描写もしっかり描かれています。
小学4年のころ原作を挫折した苦い思い出があります。

ここで作品の評価や詳しい話は避けますが、感情的に観るとやはり原爆の罪深さに目が行きます。

しかし「そうさせたのは何か」と考えると加害者でもある日本軍の失敗の本質がよぎります。

この10年くらいでしょうか。

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それは「状況」なのか「環境」なのか

それは「状況」なのか「環境」なのか

いくつかの困りごとが解消または緩和する日でした。

ちょっとひと安心。
気分も晴れ晴れ。
まあ、仕事なので浮き沈みあります。

大切なのは見極め。
主体的に打開できる「状況」なのか
主体的にはどうしようもない「環境」なのか

前者は動くと何とかなるが、後者は待つしかない。
この見極めが出来ずに下手に動いて傷口を広げてしまうので目利きは鍛えています。

しかし暑かった。いよいよ夏が近づいてきたなと実

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55歳。ビミョーな年齢男の所信表明

55歳。ビミョーな年齢男の所信表明

55歳になりました。
この何年かは生きざまとして少しもどかしい数年でしたが昨年からのこの一年は充実しておりました。
日頃から気にかけていただいている皆さまのおかげです。
ありがとうございます。

仕事にライフワークに、趣味にといろいろアクティブに過ごせたと思いますし、何より月日の流れは疾走感のある速さでもありました。

朝から多くのメッセージをありがとうございます。
55歳になり、いちいちカウント

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無関心を責めてはいけない

無関心を責めてはいけない

The Zone of Interest 2023年
「関心領域」を鑑賞。
無関心はいいことではないかも知れないけど、責めてはいけない。

絶望感と戦慄は今までにない新しい手法で「すごいな」と思いながら入り込んで観ました。

アウシュビッツを壁一枚で隔てたエリアに住む軍部高官の家族。
・ただ事ではないことが起きていると思しき怒号や悲鳴
・捕虜からの略奪品と思しき支給品
・捕虜の金歯と思しきものを収

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MLBの巨額契約の裏側

MLBの巨額契約の裏側

今朝の日経。
話題に事欠かないオオタニサン。
MLBの収益の柱が放映権なのは周知のとおりですが、アメリカの放送ネットワークは広大。
・ローカル
・州
・全米
・CATV
・配信
とあり、広大な規模に露出の機会も手伝ってものすごい金額のお金が動きます。

そこにあれだけ熱狂させるプレーヤーが現れるとね・・・

このランキングもすごいよね。顔触れもすごいがぶっちぎりです。

個人的に気になるのはレンド

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世界を変えるのは「認識」だ

世界を変えるのは「認識」だ

「金閣寺」三島由紀夫
世界を変えるのは「認識」ではなく「行為」だ。
日本文学に触れておこうと購入。
1950年の寺僧による金閣寺放火事件を下敷きに1956年に三島由紀夫が執筆。

想像だにしない戦中戦後の狭い世界が物語の舞台。
しかしながら重厚で時に難解な文体で強く想像力を掻き立てられ、非常に疲れる一冊。
要約記事やコンテンツも押さえて、ようやく辻褄の合う「難しい古典文学」となりました。

言葉を

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映画「月」

映画「月」

「月」を鑑賞。
安易に善し悪しを語れない作品。
世間を騒がせた大量殺傷事件を下敷きにしたフィクション作品。

作品中は作り笑いのシーンはあっても笑顔などなく、こわばった表情に観ているこちらも終始緊張。
息を止めてしまっていることに何度も気づく。
この緊張と違和感は自分の知らない、知ろうとしない自身が作り出すものとわかります。

大変難しいテーマを言語化・映像化した創り手の強い意思というか、観る側に

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映画は脚本が命

映画は脚本が命

今朝の日経。
映画好きとしては心が痛む。
この論争は2つ。

・コンテンツが配信にまで広がり、収入が多様化。
権利が配給元に帰属するため、正当な収入が得られない

・AI生成の脚本に脚本家が手直しをするという「制作効率」に脚本家というクリエイターが自身の在り方を問うもの

名作は脚本にありというのは意外と知られていないので、個人的にはこのストライキは「示す」意味でも必然かと思います。

配信のおか

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見てくれよりも生きざま

見てくれよりも生きざま

54歳になりました。
時は容赦なく過ぎ去り、とうとう磯野波平に追いついてしまいました。
たくさんのお祝いコメントをいただいたり、出先でHBDしていただいたりと今年も幸せな一日になりました。

私、辰巳いちぞうは
福山雅治
吉田栄作
HYDE
など名だたるイケメンと同い年を張らせていただいていますが、最近は「イケオジ」と言われることに喜びを感じています。

見てくれよりも生き様を磨きをかける人生の後

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