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コロナでバイトが無くなり、リボ払いに手を出した話

そもそものコロナ以前の財布事情はというと、例えば10月に7万円分バイトし、11月の25日に口座に7万円が振り込まれ、2日後の27日にそっくり7万円(あるいはそれを大きく上回る額)カードの引落しが来るというかなり分をわきまえない消費をしていた。分をわきまえるのが嫌いなので。Never know Enoughです。

バイトが無くなってから

バイトが無くなる前に家族旅行に行ってて帰ってきたら非常事態宣言でバイトの俺は感染が収束するまで呼ばれないことになってた。これが確か三月末。三月の消費は二週間の家族旅行の間自分では一円も出さなかった分とても穏やかなものだった。だから四月の引落しは生温い。まじでここで大人しくしておけば良かった。

在宅ショパホリック

そもそも何に金を使っていたかというと服。「主に」じゃなくてよほどのことがない限り完全に100%服。あんまり友達もいないから自分で払って外食することも少ないし歯を茶色くしたくないから直ちに歯磨きできないときは水しか飲まない。たまに近所の友達と遊ぶとしても海に行くだけ。友達減ってもいいから節約したいって人は服以外のことで俺を参考にしてみて。

で、大学もバイトもない在宅期間が始まったけどこうなると服を買う以外にやることがない。服を何らかの目的の手段として必要だから買う健全な人々と違い俺にとって外出の機会が極端に減ったことは被服費が減少する理由にはならない。欲しい(必ずしも着たいではない)服を買うことそのものが目的で服を買っている。さらに言うなら課題すらない在宅中、より熟考して買い物と向き合えたことで俺の買い物は質・量ともに向上していった。質だけならよかったんだけどね

終わりの始まり・後から分割

在宅買い物期間は本当に楽しかった。だってバイトとか大学みたいな嫌なことなんもしてないのにクソかっこいい服が家に次々と届くんだもの。

当然次の支払いはキツイというより乗り切るのが普通に不可能な額だった。こうなると後から分割払いという便利な機能を使うほかない。これで引落し額を半分程度先送りにしたわけ。ちなみにその半分をどう払ったかと言うと親からの小遣いなんだけどこれって発達障害エピソード漫画の終盤で支えてくれる彼君が登場したときに似てる?まあ俺はこんなことじゃ反省も後退もせず小遣いじゃどうにもならない困難な状況に陥るから読んで。

健常者の皆ならここで反省して買物をやめるはず(そもそも収入が無いのに服を買わない)なんだけど、喉元過ぎれば熱さを忘れるを地でいってるからまた買う。そして次の引落しは前回後回しにした分も一緒に来る。ボディーブローみたいでかっこいいね。また後から分割、それを数回繰り返すと数か月前の分割の額だけで小遣いの額を大きく超過するようになる。分割払い分を分割はできないからこうなるとあとからリボ払いっていうクソヤバい機能を使わざるを得ない。

そしてリボ払いへ...

リボ払いすることになった額は54000円。これを月々5千円づつ払うが、余計に払うことになる手数料は3900円。このいわば勉強料を高いとみるか否かは今回のこの体験を俺が未来に生かせるかにかかってる。

リボ払いの何が怖いかは沢山の人が言ってるから言わないけど、自分の有機的な思い出が染みついた、起伏に富む支払額がリボ払いによって無機質に均一化されてしまうのは悲しいことだ。悪名高いリボ払いにまで手を出すことになって流石に反省してる。皆も気を付けて。

追伸:給付金貰えればなんてことはないけど親に取られるんで

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