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お金の気持ち

もし、お金が人間のような「心」を持っていたらどうだろうか。

『お財布とは高級ホテル、お金は人間』

というお話をよくするのですが

皆さんが手に持っているお財布が

●レシートだらけ
●切り傷だらけ
●小銭でパンパン
●持ち主が荒っぽい

だった場合、きっと人間の視点からすればこうなる

●レシートだらけ→部屋が前回、前々回・・・と泊まった人が使用したものが置きっぱなしの状態
●切り傷だらけ→壁や床が荒れていて、内部が見えている状態
●小銭でパンパン→多くの人と相部屋をする状態
●持ち主が荒っぽい→従業員の態度が雑で、悪過ぎる

あくまでイメージですが

きっとこういう感じだと思います。

宿泊をしたお金はどう思うか。

「二度と行くもんか!」と捨て台詞を吐くでしょう。

そして、口コミで「あの財布無理、最低」

と書かれてしまいます。

なぜ『お財布とは高級ホテル、お金は人間』

と例えるかと言うと

それくらいお金を大切に思い遣って欲しいからです。

お金を使う時も同じです。

「喜んでもらって嬉しい!」

と思ってお金を出すのか。

「くそっ!何で俺が!」

と思ってお金を出すのか。

きっとお金は

前者の想いで出してもらった方が嬉しいはず。

これを大きく体現しているのがギャンブルです。

私は昔1度だけ思い出にと思って

スロットを打ちに行ったことがあります。

でも、少しやってみて

「自分はギャンブル運ないなぁ」と思ったのと

それ以上に「ここにいたくない!」って思ったんです。

周りにはイライラとしながら、台を叩く人と

悲しい顔をしながらお店を出ていく人。

その姿を見て

何だかこちらまで落ち込んできて嫌になりました。

ギャンブルでお金を使用する時って

冒険感のあるワクワクの反面に

「絶対倍になって返ってこないと悲しい」という

想いも乗っかっているのかもしれません。

その想いが余計に気持ちを下げるものを集めてきて

次に次にお金を出してしまいます。

これがコントロール出来て、余裕があるのであれば

気晴らしでやるのは良いと思います。

でも、お金の立場になった時に

「倍に返ってこないと許さんぞ」って言われたら

もう持ち主が恐怖で仕方なくなるはずです。

ある方から教わった。

「喜怒哀楽」の「怒哀」は渦を巻き、勝手に周囲を巻き込み

「喜怒哀楽」の「喜楽」は引力を作り、周囲を魅了する

人間誰もが、幸せな気分でいたいし

心を平和に暮らしたい。

これはお金自身も一緒なのかもしれません。

そう考えた時に、やっぱりお金を使う時は

良い気分で、感謝を持って、接していきましょう🍀

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