Apple - iOS 13.2/iPadOS 13.2のデベロッパーbeta1をリリース。iPhone 11用のDeep Fusionカメラ技術を搭載

2019年10月3日、AppleはiOS / iPadOS 13.2のデベロッパーbeta1をリリースしました。ビルドナンバーはともに17B5059g

また、watchOS 6.1デベロッパーbeta2（17S5059e）、tvOS 13.2デベロッパーbeta1（17K5059d）もリリースされました。

Deep FusionカメラテクノロジーをiPhone 11およびiPhone 11 Proに初めて搭載

Deep Fusionは、iPhone 11およびiPhone 11 Proユーザーの画質を改善するためにバックグラウンドで動作するAppleの新しいカメラ処理テクノロジーです。

Deep Fusionとは

Deep Fusionは普通の写真のように撮影できるものの、複数の写真を合成して美しく詳細な部分まで描写するiPhone11シリーズの画像処理テクノロジーのことです。

1．Deep Fusionはカメラのシャッターボタンを押す前から、高速なシャッターで短時間露光の4つのフレームと標準の4つのフレームの合計8枚の写真を撮影します。

2．シャッターボタンを押すと1枚の露光時間が長めの写真を撮影します。

3．最後にこれら9枚の写真をA13 Bionicのニューラルエンジンが適切に「選択」し合成処理しマージします。

Deep Fusionの使い方

Deep Fusionはその機能のON・OFFを設定するボタンはありません。自動的にDeep Fusionが使われるので、特に意識をする必要はありません。

ただし画像処理に1秒程かかる為、撮った写真をすぐにカメラロールで確認しようとすると「処理中」になることもあるでしょう。

この処理時間の関係でバーストモードではDeep Fusionは機能しません。

新しい絵文字を近日中に導入する予定

Appleは、ユニコード12をサポートする新しい絵文字を近日中に導入する予定です。iOS13.2がこれらの新しい絵文字をもたらすアップデートになる可能性があります。