Windows 7/Windows Server 2008 R2の2019年1月の更新プログラムに問題が発生する可能性がある

Microsoftは1月8日(現地時間)にリリースした月例更新プログラムに問題があることを発表した

January 8, 2019—KB4480970 (Monthly Rollup)

どのような問題か?

2019年1月の更新プログラムをインストールしたWindows 7/Windows Server 2008 R2環境で、ソフトの構成次第でネットワークインターフェイスコントローラーが動作を停止する場合があるとのこと

NIC (ネットワークインターフェースコントローラー) とは、コンピューターをコンピューターネットワークに接続するネットワークアダプターまたは LAN アダプター

具体的な症状

ネットワーク共有している共有フォルダにアクセスできない(共有する側)

問題が確認されている更新プログラム

Windows 7 SP1とWindows Server 2008 R2 SP1向けの「KB4480970」で、“oem.inf”ファイルが不足していることに関連する問題が原因とされているが、具体的にどのような構成だと問題が発生するのかは現在のところ不明

問題があるかの確認方法

「Win+R」キーから「devmgmt.msc」と入力してデバイスマネージャーを開く→ネットワークデバイスがほかのデバイスに表示されていると問題がある

正常な場合は、ネットワークアダプターのツリー上に表示されていればOK
この画像はMac用のネットワークカードを入れているため無効となっている

回避策

デバイスマネージャー上で無効となっているネットワークデバイスを右クリックし、ドライバーを更新することを案内している

解決しない場合、一時的に「KB4480960」をアンイストール
ただし、セキュリティ上、修正を待った方が安全

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