見出し画像

食物繊維は必要な栄養素

このブログは薬剤師であり武蔵野大学講師で薬学生に調剤実習の授業を受け持つ私が、楽しく・ハッピーに笑って人生を過ごして欲しい!と思って毎日投稿しています。
 人生をあなたらしく素晴らしいものにするためには、「健康」でなければなりません!目指すは「オプティマルヘルス(最善の健康)」です。健康であるのは当たり前、健康度マックスの状態を目指し若く美しく歳を重ねるヒントを発信していきます。

 本文の最後にお題を出しています。ぜひ実践してあなたの健康度を高めるための発想力を磨きましょう。実践なくしてオプティマルヘルスは無し!!あなたはもっと健康になって人生を楽しめるはずですよ!

 個人ウェブサイトも運営していますので、尋ねてみてください。
https://vegetablewholefoods.blog

保健指導リソースガイド記事より

<a href="http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2020/009062.php">「食物繊維」を多く摂るほど死亡リスクは低下 糖尿病・高血圧・脂質異常症に良い効果</a>

◆食物繊維も不足している

 食物繊維は食事摂取基準2015年版では、男性20g、女性18gと示されています。20代の食物繊維摂取量は、男性約13g、女性12gですので、6g以上不足しています。何と30%も基準から少ない量しか摂れていないんですね。食物繊維は腸内細菌の食事になります。その食事量が少ないので、腸内細菌のバランスが崩れて病気になりやすい環境を続けているのです。

まとめ:3割も食物繊維量が不足している。

◆小腸が栄養素の入り口

 口から肛門まで、1本の管でつながっています。消化できない物質を口から入れると、そのまま肛門から出ます。体の中に入るには、小腸の壁が入り口になります。小腸から入り、血液に乗って肝臓へ運ばれ、肝臓で代謝を受けた後全身へ栄養素が運ばれます。

 つまり「小腸が健康であることが重要」なんですね。小腸の状態があなたの健康度を決めます。僕は小腸の状態が悪いとアトピー症状が出ますし、乾燥肌もひどくなります。花粉症もアレルギーも小腸の状態が関係しているので、気を配りたいですね。

まとめ:小腸を大切にする

◆食物繊維はどんなものが良い

 植物性のものから獲得しましょう。大豆や豆腐、茶色いお米やパンが良いそうです。食物繊維は歯応えがあるので、よく噛むことができます。そのため唾液が出て消化にも良いですし、満腹中枢も正常に働きやすいので食べ過ぎを抑えることもできます。サプリメントを活用することも有効です。その際は食事の直前に水に溶かして飲むことをお勧めします。先に食物繊維を小腸へ届けておくことで、栄養素の吸収速度をゆっくりにできます。急激な血糖値の上昇を抑えられるので、血糖スパークという体に負担をかける現象を防ぐことができます。手軽に食物繊維を補給できるので、サプリメントは携帯しておいた方が良いですね、外食時に活躍しますよ。

まとめ:色がついた主食、大豆製品、サプリメントで補おう

◆6大栄養素の意味

 食物繊維は6大栄養素の6番目の栄養素です。必須成分ですので不足を起こすことは健康を損なうことにつながります。その成分が3割も不足しているという事態を重く感じましょう。6g不足していることを自分ごととして捉え、常に6gを補給する努力を行いましょう。意識して、行動し、実感する。意識・行動・実感はセットです。是非実践してあなたの健康の負を小さく、無くしていきましょう。

まとめ:意味を考え意識し、行動する

今日の実践
「食物繊維を6g増やすために、どうしたら良いと思うかをノートに書いていく。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?