喫煙も生活習慣病

このブログは薬剤師であり武蔵野大学講師で薬学生に調剤実習の授業を受け持つ私が、楽しく・ハッピーに笑って人生を過ごして欲しい!と思って毎日投稿しています。
 人生をあなたらしく素晴らしいものにするためには、「健康」でなければなりません!目指すは「オプティマルヘルス(最善の健康)」です。健康であるのは当たり前、健康度マックスの状態を目指し若く美しく歳を重ねるヒントを発信していきます。

 本文の最後にお題を出しています。ぜひ実践してあなたの健康度を高めるための発想力を磨きましょう。実践なくしてオプティマルヘルスは無し!!あなたはもっと健康になって人生を楽しめるはずですよ!

 個人ウェブサイトも運営していますので、尋ねてみてください。
https://vegetablewholefoods.blog

今日2月18日は「嫌煙運動の日」、1978(昭和53)年のこの日、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立されました。
既に札幌市に「非喫煙者を守る会」があったが、「日照権」をヒントにして作られた「嫌煙権」という新語のアピールによって嫌煙運動が全国に広ま離ました。

京都産業大学webページより
<a href="https://www.kyoto-su.ac.jp/project/st/st01_05.html">喫煙を科学する</a>

◆タバコの何が悪いのか

タバコはWHOも示しているように、「健康に」いたいならまずやるべきは"禁煙"です。健康に圧倒的に悪いんですね。本当に悪い!何故なんでしょうか?

(1)血行不良を起こす
(2)活性酸素を発生させる
(3)副流煙で周囲にも健康被害を出す

主なものはこれくらいでしょうか。順にザクッと説明していきましょう。

◆血行不良は万病のもと

血液の流れが悪くなると、体に悪いということは想像しやすいですよね。血液の役割である"栄養素の分配"や"不要物質や有毒物質の除去"が滞ったり、遅れを発生させます。脳の血流が滞ったり遅れたりすれば、思考や記憶にも影響しますし、運動機能にも鈍さが現れてくるでしょう。

睡眠も、十分な酸素供給ができず、排出したい二酸化酸素の滞留時間の延長により、睡眠の質が低下することでしょう。翌朝の回復度や目覚めの悪さにも影響しますね。

他にも心臓や腎臓、肝臓、肺など重要な臓器の血流低下の悪影響も出ます。ちょっと怖いですよね。

◆活性酸素で防御力ダウン

活性酸素は酸素を使った後のゴミのようなものです。体に有毒なので、発生したらすぐに消し去る必要があり、体内では常に活性酸素と闘っています。

タバコにより、更に活性酸素が大量に発生するため、活性酸素を消去する物質が不足します。するとどうなるかというと、老ける・がん細胞が増える、のです。

活性酸素は老化を進める最たる物質です。アンチエイジングって知ってますよね、これは活性酸素を減らす取り組みのことなんですね。

活性酸素は免疫力を低下させます。活性酸素が悪の根源なので、免疫系は活性酸素に力を注ぎます。タバコにより活性酸素が増えるので、免疫系は他のところへの対応が疎かになり、結果として免疫力が下がるのです。

高齢者が感染症にかかりやすいのは、活性酸素の除去能力が低いからですね。その大きな原因は栄養不足だと思っています。免疫力を付けるための栄養が足りない。そのため、日本では高齢者への栄養補給に必死に取り組んでいます。

がん細胞を作るのも活性酸素、正常な細胞を攻撃してがん細胞へ変えてしまうんですね。活性酸素はほんと厄介ですね。

◆副流煙について

副流煙からは逃げ切れないので、活性酸素対策を日頃から行っておくことが大切ですね。最近では"ファイトケミカルス"という物質が強い活性酸素除去能力があると注目されています。私は運良く摂取することが出来ていますが、すぐに効果は出ないので、数年後も今より若々しくいられていることを想像しながら飲み続けていますね。

◆タバコも生活習慣病

高血圧や糖尿病などの生活習慣病も血管や血流を悪くします。体重増加による活性酸素も増加します。喫煙と同じような健康への悪影響を出すので、タバコを吸っているだけで生活習慣病予備軍と言えることでしょう。生活習慣病のリスクであることを認識してもらえると嬉しいですね。

今日の実践
「喫煙に関する情報を色々調べて、興味のある事柄をノートに書いていく。」

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