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発言のコスパを考える

主にSNSで感じる事だけれど発言にはコスパが存在すると思う。

そして僕はコスパのわるい発言はあんまりしたくないから、それが良いか悪いかは置いておいて、なるべくコスパのいいサクサクとした発言をしてる。

先ほどから言ってる「コスパがわるい」というのは、発するのに時間がかかる言葉という意味で、いわゆる慎重に発言しないといけない類の言葉の事。

本来コスパのわるいモノを、短時間しか使わずに発言すると、大抵の場合ポジション的に損をするので良くないし、思慮に欠けた発言であって穴を突かれたり炎上したりする原因にもなるので、個人的には避けるべきだと思う。

分かりにくいと思うから例をあげるね。

例えば、そういう意味ではサーバーの悪口の話とかはコスパがいい話題だと思う。30分~1時間程度その辺りのブログや発言など表に出ている情報を吟味して発言すれば大抵の善悪は間違えないし、ポジションが揺らぐような話題でもない様に思う。それに自分の関わってる分野だから興味自体もある。

調子にのって発言をもじったロゴ付きのtweetまでして、スベって数時間後にツイ消しして最終的にコスパは悪くなったけど、無駄な事をしなければそれなりにコスパいい発言だったと思う。気軽な話題と言ったらいいのかな。

コスパの悪い話題で言えば、例えば政治の話。別に発言するなとも言わないし、とても大事なコトだから話題に出すこともいいと思うけど、僕が話題に出すにはコストがとてもとてもかかってしまう。調べるのに時間がかかる。

研究に携わっていたこともあって、エビデンスはわりと気にする方で、1つの言動をとって、それに対して感じたままの直球ストレートを投げる気には到底なれないので、もしそれに対して言及するのであればその法律の背景から関連の法案、野党の意見のやら、様々な発言の矛盾、その他もろもろの事を調べて包括的な意見を持たないと自分の発言として出す気にはなれない。

n=1の主観的記事や発言をそのまま受け入れるのは僕にはちょっと難しい。

ホントは毎回興味を持ってコストを払って取り組むべきなのが国民として正しい姿なのかもしれないけど、僕にはその時間はないのでコスパの悪い事は発言しない方がいいとしている状況になっている。熱意もそこまでないよ。

ちらっと見て参考にはするし、それを考慮して選挙には行くけどね。

最近は思わず見た瞬間に火の玉ストレートを投げてしまいたくなる話題も多いんだけど、意外と真実は隠れていたりするものだからね。人間関係とかも一緒。さすがに人間関係にコスパとか考えたりはしないけど、ソースはどこまで信用できるモノなのか吟味しないとあっさり間違えたりするものだよ。

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