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何と何を比較するのか?

堀さんが当たり前だけど大事なことを言っていた。

画像のようにオーラスで
自分 25900
北家 25800
東家    24000
西家    24300

の場合と

自分 29800
北家 23400
東家 23400
西家 23400

どっちがリーチに押しづらいか?

前者はリーチにうったらほぼラス
後者はリーチにうっても、安ければトップのままだったり、2着までだったりする

そう言われると、後者の方が放銃できそうだから押しやすそうに思えるが間違い

これは比較してるものが正しくないから
リーチに打ったら何着かの比較を前者と後者でしても意味はない


正しい比較の考え方は
前者において、おりた時と押したときでどれくらい期待順位に差があるか?
後者において、おりた時と押したときでどれくらい差があるか?

この2つの差があるか?の差を考えるのが正しい比較で、その結果後者の方がおしづらいことがわかる。
(前者のおりたときの期待順位と、後者のおりたときの期待順位が全然違う。)


こういう、押し引き判断もそうだし、何切るや、展開予測などなど、とにかく麻雀は比較して選択しての繰り返しのゲームだ

弱い人の話を聞いてると、比較してなかったり、比較するものが間違ってたりする

なんというか、比較するための思考回路が十分にできてない

答えを聞いてわかった気になるのはいいのだけど、正しい比較ができているか?って所の理解の方が重要で、それができると自戦の反省も精度が高くできると思う

弱い人って、この「比較」がおかしいから、見直して復習するときにすごく効率が悪いんだよな
これは弱い人の牌譜検討を見て思った
どれだけ読めてるかとか、牌効率とか以前に、比較っていう基本的な考え方がおかしいんだよな

だから、キッズ達は答えを聞くよりも、思考の道筋や比較してるものがおかしくないかってことを聞いた方がいいよ

ロジカルに比較ができるって能力があれば、勝手に強くなっちゃうから、麻雀

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