豚ノート 2023 1013 東2局
対面の堀が7pをポンして打3m
778pから8pを打ってからの7pポンなのでかなりポンテン
そこに豚7mプッシュ。親はもうはってそうなので親への先切りではなく、ワキへの先切り。
これは意外とできそうでできない上手い打牌。
親に7mがそれなりに当たると読んでしまうと、7mをテンパイ勝負にした方がいい。
だけど、親はあまり7m待ちではない。
本線は45778pから8p切りがあまりに自然なので36pが本線。対抗で9s手出しでソーズ上ブロック持ってるのでソーズの上。
7mがあたるためには
たとえば22356m778p+ソーズの上みたいな形からの8p切りということなんだけど、このケースは1mがとんでるので8pじゃなくて3mを切ってるはず
だからカンチャンシャンポンでしかあまり当たらない。それにカンチャンシャンポンで7mがあたるケースも778pから8p先になることがレア。別に9p生きてるのでいくら二度受けでもカンチャンをはずしそうだから。
だからこの7mはかなり安全。
それがわかってると7mが先切りできる。さす豚。
この7mって下手な人は親がテンパイ濃厚なことがわからずに先切りする。(Mだと下位3人くらいがここ)少し上手いとテンパイ濃厚なことはわかるが7mの安全度の評価がわからなくて勝負牌になる。(Mリーガーのほとんどがここ)
で、むちゃくちゃうまいと、全部わかった上で先切りする。(Mの上位5人くらい)
その後、堀に3s手出しがあって豚テンパイで7s勝負か否か。豚は押したけど、自分は押さない方がいいと思う。とても難しいけど。
3s手出しはスライドか空切りかで、先述したようにソーズの上ブロックは持ってる。
だから堀の3s手出し前の4ブロックはマンズのトイツで1ブロック、ソーズで2ブロック、残り1ブロックはマンズかピンズ。
で、シャンポンでなければマンズは8mが通って全滅したので36pかソーズ濃厚になる。
そして3s手出しによって58sが激薄になった。
これはほとんどの読者が58sが激薄になった理由がわからないと思うので説明する。
まず、3sが手出し。7巡目の9s手出しでソーズ上がある。だからソーズは2ブロック。
35567に5をひいて55567の58sはない。5s二枚見えだから。
34467sに4sひいたとかも2s切ってるし、そもそも3s手出し前にはってる読みをしてるわけでおかしい。
つまり、ソーズが2ブロックあってはってる所から3s手出しがあって58s両面の形が極めてレアケースなわけ。
だから58sは激薄。
その影響で、47sやカン7sがより危なくなってる。
7sがあたるのは35567に6をひいたパターンをはじめいろいろある。
だからこの7sは25%とかではおさまらない放銃率があって、放銃時打点も高いので押さないのが良いと思う。
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