今まで電車に乗っていて2番目に衝撃を受けたこと

前の記事で、電車に乗っていて一番驚いたことを書いたが、今回は2番目に驚いたことを書いていこうと思う。

あれはもう25年位前のこと。その時僕は埼京線で友達と立ってつり革に掴まりながら喋っていた。そしたらいきなり僕はおっさんのパンチを顔面に食らったのだ!偶発的な事故ではなく無防備な横顔を(多分グーで)確信犯的に殴られたのだ。

殴られた理由を考えてみると、多分満員電車だったためつり革に掴まった僕の肘がおっさんに当たったから、とかそんな心当たりしかない。もちろん、それで文句を言われたわけでもなく、いきなり殴られたのだ。

殴られたのは電車がどこかの駅に着いてドアが開いた瞬間だったので、おっさんは僕を一発殴るとそのまま車外へ逃げていった。流石に頭に来て走って捕まえようとするも、満員電車でギュウギュウのため追いかけられず。
もう間に合わないと悟った瞬間、いきり立った気持ちも一気に冷めた。

「まあ怪我もなかったし、こんなんでオヤジの気持ちが少しでも晴れるんだったら多目に見たろうやないけ。命拾いしたのうオッサン」

と無駄に関西弁になったかどうかは思い出せないが、すぐに冷静になったことだかは確かだ。自分にコントロール出来ないことで一喜一憂するのは凄くエネルギーを使い疲れるので、そういう場合はすぐに気持ちを切り替えるようにする術は多分この時期に学んだ。

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