重賞VISION💨秋華賞（ＧⅠ）

奥野です。

さて、本日は秋華賞（ＧⅠ）。無敗の３冠牝馬が誕生するかどうかが注目されます。

競馬ファンとしては、強い馬には勝ってもらいたい。強い者は勝たないといけないという使命もあるとおもいます。

今日正午ごろ、４団体統一の世界ライト級タイトルマッチ（in Las Vegas.）が行われます。３団体の王者 VS １団体の王者。ともにデビュー以来無敗。どっちが勝つと思いますか？

本当に強いものは、巧さとか速さだけではなくて、目に見えない凄みが備わっています。もちろん巧いし速いし体力もあります。でもそれ以上に、他人には感じ取られない、機械では測定できない能力をもっているような気がします。

さて、今日の無敗のチャンピオンたちは、どんな戦いをして、どういう結果を生んでくれるのでしょうか…。

👉京都競馬場の芝2000ｍコース

京都芝2000ｍで行われる重賞は、この秋華賞と京都2歳Ｓの2レースだけ。参考にできるレースが少ない分、予想が難しくなります。

POINT1⃣　内回りコース

一周距離が約1800ｍ。1～2コーナーよりも3～4コーナーのほうが膨らんだ形状をしています。3コーナーの径が大きく、4コーナーが小さくなっています。いわゆるスパイラルカーブの形態をとっています。外回りコースとの大きな違いはそこ。

また、3コーナーから4コーナーにかけては緩い下り坂となっています。

それゆえ、勝負所からゴールにかけて、猛烈な加速ラップになりやすいのが最大の特徴といえます。時計が極端に速くなることがあるのはそのせいもあります。

よって、スタミナベースの馬よりも、スピード馬が優位。むしろ、スピードがなければ好走するのは難しい。

持続力よりも瞬発力が問われる条件でもあります。

勝負所でトップスピードにもっていくための瞬発力がなければ、競走で優位に立つことができません。

距離適性を1600ｍぐらいに置いている馬の方が断然有利でしょう。

POINT2⃣　直線が平坦

東京、中山、阪神には、ゴール前の直線に上り坂が設けられています。しかしこちらは平坦。よって4コーナーで乗せたスピードが落ちづらい。よって先行してそのまま押し切るパターンが目立ちます。

POINT3⃣　直線距離が短い

直線長、長いようで、実は短いのが京都内回りコース。約328ｍ。中山と大きく変わらないんですね。

それを踏まえた上で騎手は早めに仕掛けなければならない。よって、3コーナーから4コーナーに掛けての動き出し方が、勝負の鍵を握るわけです。

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以上をまとめると、京都芝2000ｍは、

☑ 絶対的に高いスピード性能が要求される
☑ 他場の2000ｍで負けていても、過去にマイルレンジの時計勝負で勝ち負けしていればOK
☑ 先行力＋瞬発力の偏り型が優位
☑ 持久力は不要

👉各馬のアビリティをチェック

まずは、瞬発力値が高い順に。

⑬デアリングタクト　　64
⑦ムジカ　　　　　　　63
②リアアメリア　　　　59
⑫マジックキャスル　　59
⑤ウインマイティー　　58
（⑥ダンツエリーゼ　　56）
⑭オーマイダーリン　　56
⑩クラヴァシュドール　56

次は、先行力値が高い順。

⑰ウインマリリン　　　64
⑱アブレイズ　　　　　62
⑨サンクテュエール　　62
①ミヤマザクラ　　　　58
⑤クラヴァシュドール　57
②リアアメリア　　　　57
③マルターズディオサ　56
⑬デアリングタクト　　52　

そして、先行力と瞬発力の合計値の順。

⑬デアリングタクト　　116
②リアアメリア　　　　116
⑩クラヴァシュドール　113　🌟
⑦ムジカ　　　　　　　108
⑰ウインマリリン　　　108
⑤ウインマイティー　　106
⑫マジックキャスル　　105
①ミヤマザクラ　　　　101
③マルターズディオサ　96　💡　（奥野補正　＋14＝110）

⑬デアリングタクトと②リアアメリが116ｐで同値。

その次にクラヴァシュドールが113ｐと割と高く出ました。人気からもここが狙い目。

問題は③マルターズディオサです。ここ3戦がすべて道悪や適性がによる結果で、良い競馬をしていてもポイントが出にくくなっています。高速のチューリップ賞や阪神ＪＦで連対しているように、もともとは生粋のマイラーです。先行力が高く、終いも切れます。よって補正が必要となります（＋14・クラヴァシュドールを基準として）。

👉ゴール前展開図・脚色チャートをチェック

⑬デアリングタクトが抜けて、2番手が②リアアメリア。このあたりは順当。

そのあとに、⑰ウインマリリンが伸びてきていて、①ミヤマザクラが粘る。

③マルターズディオサも粘りつつも盛り返そうとする走りのイメージ。⑨サンクテュエールや⑩クラヴァシュドールも3着争いの一角。

その外から、⑤ウインマイティーや⑫マジックキャスルも伸びてきています。

3着争いは熾烈。状況次第では2番手のリアアメリアとは差が僅かだけに、順番が入れ替わる可能性もあります。

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本日は以上です。

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