見出し画像

宝塚記念(GⅠ)‐ 見解

奥野です。

中距離戦線もいよいよ混とんとしてきて、予想のし甲斐があります。
今年は京都開催で、しかも雨で重馬場の予報。予想のし甲斐が増しました(笑)

13頭立て。少頭数ですが、これぐらいがちょうどいいと思います。多すぎると展開色が濃くなりすぎますし、少なすぎても能力主体になりすぎます。
現中距離路線の一線級が集ったというところで、素晴らしいメンバー構成だと思います。

【コース特性】
京都芝外回り、というと、外差しには期待しにくいコースになります。
向こう正面は上り坂で、3コーナーすぎから4コーナーに掛けてが下り坂。
道中はラップが上がりにくく、最終コーナーは下りからの大回りだから加速進出しづらいわけです。

⑫ブローザホーンは、外枠を引いてしまいました。そもそもテンが速くないタイプなので、自動的に後方待機になります。

大外⑬ルージュエヴァイユも同様です。昨年のエリザベス女王杯では同コースで2着。中団のインで上手に立ち回ってロスを最小限に抑えたことが好走の要因です。今回のこの枠では出していくと大きなロスを生んでしまう。控えても外目。難しくなります。

【馬場】
重確定?
重が上手い馬の特徴は、
・体が大きすぎない
・蹄が立っている
・跳びが大きすぎない
ということが挙げられます。

ここでまず消えるのが⑤ディープボンド。
道悪実績は確かにあります。阪神大賞典1着(2022年)。
この勝因は本当の意味でのマラソン競馬になったことと、3着以下がオープン特別でやっと勝ち負けできる程度のメンツだったため。
2023年の京都大賞典では、重馬場で3着。同斤量でブラダリアやボッケリーニに敗れ、4着のヒンドゥタイムとの差もわずか。力を出し切れていません。

②ジャスティンパレスも実は道悪で消えるタイプ。
跳びが非常にきれいで京都、東京向き。馬体重は470kg前後と理想的です。
が、跳びが大きくて綺麗すぎます。
稍重程度なら対応はできても、ターフの表面に雨水がたまるような馬場はアウト。

【前走】
大阪杯の勝ち馬③ベラジオオペラが指数77。
④ドウデュースが有馬記念で82。②ジャスティンパレスが80。
他は76以下。

ドウデュースはドバイターフで好走が叶わなかったものの、度外視してもいい内容。そもそも難しいチャレンジだったと思われます。有馬記念の82は非常に高くこれを信用しないで何を信用するの?な素晴らしい内容でした。
他の馬が苦手とする状況を得意とするタイプなんですよ。

同じく敗戦組から⑨ソールオリエンス。今回はブリンカーを外してきます。
前走はブリンカーを意識しすぎたのか、動いてはいけないところで動いてしまいました。ずっと思い通りの競馬ができていません。ただ、前走で強引に動かしたことで、前への意識づけはできたかもしれません。
最適距離でいて、程よい体躯とフットワーク。狙うなら今回かな。

もう一頭、⑦プラダリアもあげておきます。前走は勝ちには程遠い5着。しかしレース内容は悪くなかった。折り合いもついていた。純粋にスピード競馬に対応できなかっただけ。蹄は立ち気味。今回はベストのシチュエーションでしょう。

結論

◎④ドウデュース

○⑨ソールオリエンス
▲{スキぽちで公開!(バレてますけどね)}

この3頭で、馬連、ワイド、3連複、3連単を組んで、春のGⅠを綺麗に締めくくりたいと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?