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重賞VISION💨富士ステークス(GⅡ)

奥野です。

今週は久々に土日ともに🌞での競馬になりそうなので、楽しみでなりません。

さて、土曜のメインは富士ステークス(G2)です。今年からグレードが一つあがりました。当然賞金もあがりますから、レースレベルも上がります。

今年は12頭。

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レースレベルが上がった? と言い難いメンバー構成となりました。実質、現マイラーのレベルにおいて、短距離~スプリントのG1戦線でしっかりと勝ち切れるのは、アーモンドアイ、グランアレグリア、そして、3歳のデアリングタクト、この最強牝馬3頭ぐらいです。

でも、アーモンドアイは香港に参戦の予定で、デアリングタクトはおそらくエリ女かJCへ向かうことになるでしょう。

そうなれば、それらの下につけている、サウンドキアラ、ダノンプレミアム、インディチャンプ、アドマイヤマーズらにもチャンスが回ってきます。サリオスがマイル戦線に加わるのなら、グランアレグリアとサリオスの2強のイメージが固まりますね。

富士ステークスからは、NHKマイルCの覇者ラウダシオンがどれほど成長しているのか、がポイントとなります。同級生のサリオスを超えるほどの能力を身につけられているかどうか、です。

👉東京競馬場の芝1600mコース

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スタートは2コーナーの引き込みから。最初のコーナー(3コーナー)までが非常に長くなります。

ゲートインが後になる、外の偶数馬番の馬が若干有利になります。逆に、1枠1番、2枠3番は成績が落ちます。7番、9番、13番も比較すると成績が落ちます。

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☝表:SAV70~120 馬番別成績

👉各馬のアビリティをチェック

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アビリティ比を見ても分かるように、東京芝1600mは、もう瞬発力と追走力の馬が、より良い結果を生んでいます。

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2017年以降、各アビリティが60以上の馬の成績をみても、瞬発力と追走力にやや偏った結果となっています。

まずは、瞬発力値が高い順に。

④サトノアーサー   65
⑤ヴァンドギャルド  57
⑨ケイアイノーテック 57
⑪ラウダシオン    57

このうち、60を超えているのは④サトノアーサーのみ。

ついは、追走力値が高い順。

②タイセイビジョン  63
⑤ヴァンドギャルド  57
⑨ケイアイノーテック 57
⑪ラウダシオン    56

このうち、60を超えているのが②タイセイビジョンのみ。非常に低レベルです。

そうなると、先行力や持続力が高い馬にも注意しないといけなくなります。

⑦スマイルカナ    先行力63
⑪ラウダシオン    先行力62
⑫ワーケア      持続力66
⑨ケイアイノーテック 持続力66

おや? ケイアイノーテックっが最もバランスの良い馬ということになりますか…。

👉ゴール前展開図・脚色チャートをチェック

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展開予想図では、⑪ラウダシオンが1着。2着が⑨ケイアイノーテック。

外から良く伸びてきているのが、②タイセイビジョン。⑦スマイルカナ。このあたりは位置取りがカギとなりそうです。

好枠の⑫ワーケアはルメール騎手の手綱さばきに注目。この枠を活かして、中団の内目に取りつき、最終コーナーをロスなく立ち回ることができれば、見せ場はつくれるはず。

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ストライド競馬新聞の会員サイトでは、レース直前の「直前展開予想」もやってます。最終決断にはこちらのチェックは欠かせません!

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本日は以上です。

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