mix「一郎の日記」を振り返る[110] 2008/11/10(月)~11/15(土)

mixiに書いていた日記をまとめました
Twitterを始めたことでmixiは全く利用していませんでしたが
mixi日記を読み直すまとめ作業のおかげで
新たな一つの目標・・・「1万字日記」が出来ました

2008/11/15(土) 

=================
   
   一日で消える一郎の日記

=================
2008/11/15(土)

2008/11/15
今日の投稿

歌集「一握の砂」 156.ほとばしる・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17310304.html

啄木
ほとばしる喞筒(ポンプ)の水の
心地(ここち)よさよ
しばしは若きこころもて見る

 ほとばしる
 若き才能情熱は
 信じるものを愛する強さ
 
 好きになることは
 偶然かもしれない
 好きになることは
 信じることの第一歩
 好きになることは小さな一歩

 偶然の結果が必然と言うから
 好きになることも必然なのかもしれない
 何ものかの力によって
 好きになり信じる道へと導かれるのか
 好きになったこころは小さな夢を抱く

 好きになって
 好きなだけで終わることもある
 好きになって
 たまらなく好きになることがある
 それが夢の始まり信じる道の始まり

 夢に向き合い
 自分に向き合い
 信じる道を歩み始める
 夢の強さが信じる強さに
 そして自分を強くする

 夢の強さが
 信じる強さが
 意志の強さが
 情熱となる
 小さな夢は大きな夢へ

 情熱よ
 極まることを知らぬ情熱よ
 愛よ
 尽きせぬ愛よ
 君に幸あれ
 [ 一郎 ]

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2008/11/14(金) 

=================
   
   一日で消える一郎の日記

=================
2008/11/14(金)

2008/11/14
今日の投稿

歌集「一握の砂」 155.かの旅の・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17304250.html

啄木
かの旅の汽車の車掌(しやしやう)が
ゆくりなくも
我が中学の友なりしかな

 かの人のかの旅想う
 三国志英雄たちと
 めぐり逢う旅

 十三歳の少女の
 何が三国志に向かわせたのか
 十八歳の乙女の
 何が成都へ向かわせたのか
 それを知りたくなった

 二十五歳の女は
 諸葛孔明を師と仰ぎ
 三国志作家として起ち上がった
 三国志のために中国と日本のために
 その心に触れたくなった

 三国志作家の名は蜀士 玄子
 手にした『三國志游學記』の帯には
 情熱、極まれり。の文字
 三国志への中国への
 そして自分自身への愛が注ぎ込まれた

 少女の三国志への夢は
 乙女となって中国成都へ
 三国志作家となった夢のつづきは
 中国と日本の真の友好と平和
 その尽きぬ情熱を学びたい
 [ 一郎 ]

臥龍三国志
http://ameblo.jp/wolong/

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2008/11/13(木) 

   一日で消える一郎の日記

=================
2008/11/13(木)

'08/11/13 日刊「花を歌うかな」 No.1258 創刊 / 2005.4.19
http://ichirof60.dip.jp/hanauta8/1258.html


童話『花物語』
森のケヤキさんの悲しみ

森の大きなケヤキさんには
気がかりなことがありました
風さんが噂していた話
ある大きな町の市役所がある大通りの
ケヤキ並木が伐られてしまうという話

風さんの話では市役所前の大通りの下に
地下鉄の東西線ができるそうなのです
それに合わせて道路を広げる
そのために分離帯のケヤキ並木を伐る
ということだったのです

風さんからこの話を聞いたとき
森のケヤキさんは自分が伐られたように
身体に痛みが走りました
どうか一本の木も伐られないでほしい
そう願っていたのです

大通り沿いの住民も多くの市民も
環境や景観を守るためにも
ケヤキ並木の伐採に反対したのです
並木が遊び場の鳥さんたちも反対でした
その後風さんはこんな話を持ってきました

地下鉄工事の間はケヤキは植物園に移植する
工事が終わったら元に戻す
そんな約束ができたそうです
森のケヤキさんはそれを聞いて安心しました
よかったほんとによかったと喜びました

それからずいぶん時が過ぎました
地下鉄工事は終わったよと風さんは言ってました
でもケヤキがどうなったかは教えてくれません
そこで森のケヤキさんは雲さんに尋ねました
市役所のある大通りはどうなったの雲さん

すると雲さんは森のケヤキさんに言いました
風さんは何も言わなかったのケヤキさん
大通りは前よりも見違えるように広くなって
電信柱もなく空が広く見えるようになったよ
でもねケヤキ並木は元に戻らなかったよ

元には戻れなかったけど伐られたわけじゃないから
ケヤキさんたちは植物園で元気にしているよ
風さんがそのことを言わなかったのは
森のケヤキさんを悲しませたくなかったからでした
森のケヤキさんの大きなからだがゆっくり揺れました

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2008/11/11(火) 

   一日で消える一郎の日記

=================
2008/11/11(火)

  まぐまぐ!「花を歌うかな」'08/11/2 No.1255 から転載
  http://ichirof60.dip.jp/hanauta8/1255.html


童話「花物語」


     花の行商をしていたおかあさんから
     お花の話を聞いて育った少女は
     大きくなって念願のお花屋さんを開きました
     少女のもう一つの夢は子どもにお花のお話をすることでした
     おかあさんがしてくれたように・・・


お山さん川さん海さん

昔むかしずぅっと昔
秋のお山の木の枝に
木の実いっぱい生りました
木の実ぽりぽり生き物は
お腹いっぱい食べました

お山はモミジで燃えました
お山が燃えたそのあとは
葉っぱはらはら落ちました
落ち葉は毛布お山さん
冬の準備ができました

落ち葉かさかさ風が吹き
落ち葉の上に白い雪
落ち葉は毛布雪は綿
お山はゆっくり眠ります
春が来るまで眠ります

ぽたりぽたり雪が融け
落ち葉も目覚めさあ仕事
雪融け水を貯える
お山も木々も目が覚めて
枝葉ざわざわ青々と

雪融け水や雨水は
お山の落ち葉くぐり抜け
深い深い土の中
時間をかけてゆっくりと
きれいなきれいな水になる

お山の谷の奥の奥
ぽつり一滴谷の水
きらり光って落ちました
一滴一滴集まって
小さな流れ出来ました

お山の無数の谷間から
無数の流れ集まって
流れは川になりました
無数の川が集まって
川は大きくなりました

川は流れてどこへ行く
大きくなって何運ぶ
川は流れて海に行き
お山さんからあずかった
栄養いっぱい贈ります

お山が海を育てます
海がお山を育てます
お山はきっとお父さん
海は母さんそれならば
子どもでしょうか川さんは

お山さん生き生き元気
海さんも生き生き元気
生き物も生き生き遊ぶ
自然も人も仲良しだった
昔むかしずぅっと昔


  まぐまぐ!「花を歌うかな」'08/11/2 No.1255 から転載
  http://ichirof60.dip.jp/hanauta8/1255.html 

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2008/11/10(月) 

   一日で消える一郎の日記

=================
2008/11/10(月)

ある方のmixi日記への投稿から・・・。


またなにかを書かせてもらおうとトピック一覧をながめていました。

そこでやっと目についたのが「シェルブールの雨傘」・・・かなり昔にテレビで観たような記憶が・・・だからほとんど覚えていないのですが、ただ音楽を担当したミシェル・ルグラン(Michel Legrand)のある曲を今頃になってよく聴いているのです。

残念ながらそれは「シェルブールの雨傘」の曲ではなく、スティーブ・マックイーン主演の「華麗なる賭け The Thomas Crown Affair (1968) 」の主題歌。
邦題は「風のささやき」・・・以下、仏語、及び英語では・・・
"Les moulins de mon coeur"
"The windmills of your mind"

私はこの曲を知ったのは、DVDで観た映画「プルートで朝食を」でした。
映画についての説明は苦手なので省かせてもらいますが、ある酒場でのシーンに使われていました。
「プルートで朝食を」公式サイト
 http://www.elephant-picture.jp/pluto/

イギリスのダスティ・スプリングフィールドが歌っていました。音楽について全く興味がなかった私は、曲も歌手もみな初めて知ることばかりです。でもこの曲にはなぜか引き付けられるものがありました。
そして曲について調べてみると映画「華麗なる賭け」の主題歌だったことなどが分かったのです。この映画もテレビかビデオで観ているのですか、映画の内容も覚えていないくらいですから、この曲についての記憶が全くないのも当然のことでした。
映画ではノエル・ハリソンが唄い、アカデミー主題歌賞を受賞しています。ハリソン・・・でピンとくる人はかなり映画通・・・レックス・ハリソンの息子さん。

映画、音楽とくれば大活躍してくれるのがYouTube・・・そこでこの曲の作曲者のミシェル・ルグランが美女とデュエットしている動画が・・・。
windmills of your mind - Michel Legrand & Regine Velasquez
http://jp.youtube.com/watch?v=soiKqN8vEco

相手の女性はフィリピン出身の歌手・・・レジーン・ベラスケス(レジーナ)・・・すばらしい歌唱力です。YouTubeで初めて知った歌手です。彼女のYouTubeの動画をたどれば素晴らしい歌声を聴くことができます。

そしてダスティ・スプリングフィールド・・・この映画で彼女を知る以前に、ぽすれんからのレンタルDVDでいわゆるライブ物が好きな私は、彼女のことを知らずにDVDを借りて観ていたのです。それは、1979年にロイヤル・アルバート・ホールにておこなわれた、ダスティ・スプリングフィールドのライブを収録したDVDでした。
でもそのライブでは印象に残る曲はありませんでした。それがこの"The windmills of your mind"・・・「風のささやき」にはすっかりはまってしまいました。
そうなるとYouTubeの出番・・・フランスのジャック・ブレルの曲を歌った"If you go away(Ne Me Quitte Pas)"や、シャルル・アズナブールの曲の"yesterday when I was young (Hier encore)" など、心に残る曲と出会うことになります。

YouTubeには関連動画が表示されます。関連動画をたどって行けば、時間を忘れてしまいます。
私はこれまで音楽に興味がなく、意識して音楽を聴く習慣がなかったのです。ただ自然と耳に入ってくる曲が漠然とした記憶で残っているだけでした。
YouTubeのことも知ってはいましたが、ほとんど利用することはありませんでした。それが還暦を迎える年に入って、映画をレンタルDVDで観るようになり、音楽DVDも観るようになり、そして音楽にも興味を持つようになったのです。
そしてこれまで縁のなかったYouTubeを利用するきっかけとなったのが、この"The windmills of your mind"・・・私には大きな変化となった一曲と言えます。

映画「プルートで朝食を」でこの曲が使われているシーン。
http://ichirof60.dip.jp/live/windmill.wmv

ダスティ・スプリングフィールドのYouTube動画
Dusty Springfield - Windmills Of Your Mind (1968)
http://jp.youtube.com/watch?v=lArkToxcoFo

Dusty Springfield - If You Go Away
http://jp.youtube.com/watch?v=wyCVxPEPx5Y

Dusty Springfield - Yesterday When I Was Young
http://jp.youtube.com/watch?v=8d_EKynzmp0

どうも失礼しました。

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

mixiプロフィ
藤川一郎
京都市北区紫竹北大門町37 葵荘17号
075-493-4676

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?