高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【129】

妄想家・夢想家無名居士の夢物語の記録です
無名作家高山のエッセイ「ガーターベルトの女」の
映画化芝居化・・・その他いろいろ作品化できればなんでも
なんて途方もない夢を観ています

2019.8.30~高山とトンネル工事現場の近況:変革者

昨日 高山の新作エッセイで「濡れる穴の中」シリーズ 29「更に奥へ」をアップしました
高山はタイトルにこだわっていますね 煽情的なものが多い
「濡れる」とか「穴の中」とか「奥へ」とか
これは少しでも人の目を引いて作品を読んでもらおうということですね
したたかさを感じます そのくらいでないといけないとも思いますね
ある意味 それは「欲」とも言えるし 目的のための作戦・手段ともいえるのかな kれには私にないそんなしたたかさがあるようです それは私に言わせれば作家的資質の一つ それぐらいの自己主張と自己達成欲?自己実現欲?がなければと思っている 
私が彼にバイト先であったのは 彼がまだ20歳になったばかりの頃じゃなかったか そんなに彼のことを言っているわけではないが 見かけ的には弱弱しいよう年の印象を受けていたが 彼のその後のトンネル抗夫としての働きや成長を彼の作品から見ると 外見と内面とは一致しないことの証明になるかもしれない 
郷里に戻った彼は父親が経営するトンネル工事下請け会社の社員になって 抗夫と事務員として働く その後会社の倒産で 彼はフリーの抗夫として各地を転々とするが その中で彼本来のというか父親譲りの抗夫として目覚めたのか 現場でトップを取るために集中したようだ 叔父にも鍛えられたし 現場で今も彼を補佐する有能な抗夫Hとも出会い 技術を競い合う
若くしてトンネル工事の花形 掘削抗夫のチーフ班長になり所長を務めることになる よほどの力量がないと班長はコネでは通用しない世界
そんな高山の能力指導力意欲に目をつけたのが今の下請け会社のもう引退したが常務だった その常務の下で営業を学んでいくが 常務は旧来の方法で営業をする つまり暴力団右翼も利用するし 営業も様々な手を使う
高山は女常務を見て様々なことを学んだのだろう 自分が営業する時はどうするか どんな方法を採るか 常務を反面脅威といて学んでいったと思う
そうした結果が今の彼になる しかしその基礎・元になったのは彼自身の資質・性格 俺は親から受け継いだものでもあろうし 彼自身が自分で身につけてきたものであろう
からは旧来の経営・営業体質を変革していく むしろそれは時代の要求でもあるし当然変革されるべき事柄 黒い関係結びつきを断ち民主的にする 差別をなくし能力に応える平等性 それを追求する彼の資質になるのは その根底に正義感がある
金銭的にルーズな面があるが 同じく金銭的にルーズな私が彼の作品と彼との関係を切れないのには 彼の正義感に対する共感があるからだろう
彼が私との関係を切れば何の躊躇もなく私も彼との関係を切れる
去る者は追わずの精神だから 来る者は拒まないといいつつ 少し彼のことが煙たく思うのも事実ではあるが
常務が病気もあって引退を少し早めたようだが それ以前からすでに営業のほとんどの権限は高山に移っていたし 営業の実績も高山によるものがほとんど そういう中で高山は自分が為したいことを実現実行していく
その一つが有能な抗夫ではあるが耳に障害のあるYを掘削現場に起用 そしてそれを成功させる 今では他の元請けから彼への仕事依頼・希望があるという そして女性に活躍の場を提供 A子については自分の右腕・後継者として まだ1年も経たないのにヘルメットに二本線・・・所長管理者の地位を与えた そして自分の勝手の仕事の同僚であり 有能な抗夫として名も知れ渡っていたHを自分のところで働き始めたことをきっかけに社員に登用
その他の2~3人の抗夫 高齢になった所長も社員に登用 高山一人独裁的営業指導体制を集団指導体制に移行した
いずれAが高山の後を継ぐにしても 高山的には彼女はまだ若いし 40代の中継ぎになる人が入れ歯という思いがあるようだ その候補者はすでにあるようだ 本社にいた会長の甥が今現場で働き Aや高山と行動を共にいている 立場的にはA子より優位にあるが 実績的にはAに次ぐ3番手でいいと言ってるらしい 今現場での抗夫達の信頼をAは得ている 今の状況と自分の立場を十分理解いている 現場では実力と信頼が力となる ごまかしようもない事実 Aが指導権を取るか甥が取るか この先のことは実力になる
高山のトンネル業界での地位を信じられない思いなのは彼の20歳の頃を抱けの印象があるからだが 時間は人を鍛え変えていく すでに彼は50を超えた
高山の今を想像できなかったが 彼は元請けをも動かす実績を残してきた
特に女性をトンネル現場に入れたことは画期的なことだと言える この業界では革命的だろう だからそれに抵抗批判はつきもの それを乗り越えて業界は変わるし世界は変わる すでに元請けの変化も促している
役所との問題も元請けが盾になってくれるという 仕事の面で順調な高山はその創作意欲も今盛りだと思う
作品としてその完成度には注文もあるが 彼の感性と作家的資質を私は買っている 専門的な編集者の目に留まることを願っている
思えば高山からの電話がなければ 今の縁はない 無名魂というブログもない 彼のエッセイも読むことは無ことはなかっただろう
あるいは無名魂で発表してきた作品はなかったかもしれない
だとしたらこのnoteもなかっただろう
「ガーターベルトの女」のMに こんなに肩入れすることもなかった
映画化したいと妄想を抱くこともなかった
そんなものがなかったとしたら 私は何をしていただろうね

さて来週土曜はいよいよ格闘技大会
どんな展開になるでしょう
出るからには優勝という高山
その高山を倒すのは自分 今度こそは最後のチャンスとY
必殺技があるというA
元請けからのエントリーも含めて50人ほどになるという今回の大会は ある意味で順調に行って李高山の仕事を反映した結果その象徴的大会なのかもしれない
成功と盛会を祈りたい

高山は政治な問題についてのエッセイも多い
音楽や映画 そして当然本や作家の関するエッセイも多い
他にもこだわりは多いが 高山自身が柔術や剣道をやってや関係で
格闘技 プロレスにもこだわりがあるようだ
自身が小説を書くので小説家に対するこだわりも当然だが
最近 映画雑感が多い
またさまざまなジャンルの音楽雑感もよく書いている
高山の得意分野と言っていいのか Hなエッセイを続けます
私も好きな分野なので次回は
パンティ好き」を紹介します

高山~風俗の話し『マントル』

2017/09/14 
もう八年ほど前になります。

そう考えたら時が経つのは早いなです。


自分自身が四十代に入ってたのを覚えてるのと、当時の現場が広島に少しあってそこでの話しです。


広島の現場でトンネルのコンクリート打設と、小さいトンネルをやってました。


しかし、当時一番大きかった現場は鳥取と九州で、僕もなかなか広島には行けなかったです。

しかし、作業員は優秀なのをこの頃から本格的に回すようになってたから、大きいとか小さいとか関係なく作業員は優秀でした。


広島に久しぶりに行って、宿舎に二週間程泊まって作業を見たり手伝ったりでしたね。


もちろん事務関係の処理とかもやってました。


作業員は大半は僕が集めてて、皆ほとんど僕より年下でした。


特に、コンクリート打設メインになると技術より体力だから、なるべく若い連中置きましたね。

ある時、僕の部屋で数人で飲んでました。

男が集まって飲むと、僕は仕事の話しさせないです。


すると喧嘩になるからです。


もっぱら何処の現場でこういうハプニングがあったとか、あとは女の話しです。


過去の女性の話しを面白く話すんですね。


もちろん、皆知らない女性の話しですがね。

そういう何時ものパターンの話ししてると一人が、高山さんこっちの風俗で面白いの知ってると言い出しました。


風俗での話しも定番ですが、面白い風俗とはと聞くとその作業員が話しだしました。

作業員は三十代前半で、今でも一緒に仕事してます。


そいつが言うには、あるマンションに行くと女の子待ってて、そこで何人ともやれるとの話しでした。


そこで選んで3Pもあるし、女の子を変えるのも自由だと言うんですね。


それがマンションですよと言うから、あ!っと思いました。

それは、」そこのマンション全体と言うか何室か借りててやってるんじゃないと聞くと、そうみたいですと答えました。  
僕は、それってマントルじゃんと言うと、若い連中はピンと来ないようでしたが、一人同年代が居て、あー!でした。


マンショントルコを略してマントルと昔言いました。


マンションの一室、或いは何室か借りてソープランド的行為をする事ですね。


しかし、僕より少し上の世代に流行ったはずで、今どきあるの?でしたが、広島に三十代の頃に住んでた時に噂を聞いてたのを思い出しました。


けっこう盛んに行われてると、聞いてはいたんですよね。


一人が、それなら行こうと言うけど実際に行ったのは居ないんですよ。


電話番号の入った貼り紙を持ってましたね。


そのまま、明日行くからと電話したんですよ。


三人で行くとなって、高山さんも行こうですが、金が無いからいいよと言うと一人がパチンコで勝ったから奢りますと来ました。


そういう場所に慣れてるだろうから行こうです。


正直面倒でしたが、セックスがしたいとかよりも好奇心で行くことにしました。


次の日に、車に乗ってそのマンションまで出かけました。


それが市内からかなり離れてて、郊外の住宅街に有りましたね。

マントル側の指示で。近くのコンビニからもう一度電話してとなりました。

車二台で行ってたから。停めて携帯で電話してました。


すると今度は、そこから近くにパーキング有るからそこに停めてです。

車を停めてまた電話すると、歩道橋渡って降りて何かの広告のあるところからまた電話してです。

相手の警戒心の強さに、逆にこっちが警戒しました。


何かしら起こったら、とにかく逃げようと言いましたよ。

広告のある所から電話すると、四人で間違いないですねと確認されたようです。

もう一度、小さい公園まで来たら電話してです。


皆うんざりしてきてたけど、僕はわりと面白がってました。


公園で幾つか石を拾って、ジーンズのポケットに入れました。


何かしら起こった時の為ですね。


公園まで来ると、再び四人で間違いないですねと、ジャンパーとか着てる人はすいませんが前を開けて広げてくれないかです。


冬に入りかけてたから皆ジャンパーや軽いコートを着てました。

僕はピーコート着てたから、前を開けて広げて見せました。


相手は何処から見てるなと、その前辺りから確信してましたが、それにしても何だ?です。

風俗に行くと言うより、そういう危険なの面白いなと笑うと、流石タフな連中でこれも社会勉強ですねと笑ってました。

ジャンパーやコートの前を開けて見せてると、そこから歩いて直ぐのマンションの何号室に来てくださいと言われました。


ただし四人一緒にで無くて、一人づつ少し時間をおいてくれです。


先頭に俺が行こうかと言うと、皆行ってくださいです。


本当に普通のマンションで、入るとエレベーターがあってその階を押して上がりました。


エレベーター降りたら何室か有りましたが、指定された所のチャイム鳴らすとスッとドアが開いて、手を軽く引っ張られて中に入れられました。


ドアは、音もほとんど立てずに閉めましたね。


上手いなと感心しながらも、ヤバイかもと思いました。

入ると手を引っ張ったのは細身のスーツ姿の長身の男で、素早くボディチェックすると申し訳なさそうな顔をしながら言いました。


警察よりもこっちです。うちのバックに付いてくれてたのが、離れたから気を付けてるんですよ言いました。


頬を指でスッと撫でるようにして、ヤクザが怖いと言うのを話しました。


それに四人ともカジュアルな格好でしたが、ヤバイ人に見えたから更に警戒したと言いました。


僕は思わず笑いました。


確かに、四人揃うとヤバイ人に見えなくも無いかなです。


僕は薄いサングラスしてたし、他の連中も人が余り寄って来ない感じでしたからね。

それと、トンネル屋の持ってる雰囲気って有ります。

それは、どういう格好をしてても出ますからね。

中を見るとほとんどマンションと変わりなくて、入って直ぐの所に小さいカウンターが有るのだけが違いました。


四人とも同じように入れられました。


コースはどうしますかと言うから、ノーマルと皆答えたらそれぞれの部屋に行ってくれです。

そこで気に入らないなら、他の違う部屋を紹介するからです。


マンションは広くて六室以上あって、皆それぞれの部屋に行きました。


僕の入った部屋には布団が敷かれて、ミニスカートのおばさんが座ってました。


考えたら昼間なんですよね。


何処かの奥さんか何かでしょうが、三十代軽く超えてるし太ってたから、あー!駄目だでごめんねと部屋を離れました。

カウンターに行くとチェンジしてと言いました。


若くて細い女の子なら良いと言うと、もう一つ上の階に上がって何号室に行ってくれと言われました。


チャイムは鳴らさず、ノックを四回して一度間をおいて二回ノックしてくれとも言われましたね。

僕は、携帯で連絡してるのにそこまで警戒するかと苦笑いしながら聞きましたよ。

もう一つ上の階に行って、言われたようにすると若い女の子がスッと開けると中に入れてくれました。


他に男とか人がいないようでしたね。


顔を見ると美人でない上に、笑うと歯がかなり汚いのが分かりました。


ここでチェンジと言っても良いけど、四十代の僕はまあ、良いかと仕方なく女の子としました。


お兄さん、昼間に来るから貧乏くじを引いたんだと、その女の子言いましたね。


夜ならこの部屋に、若いOLとか来るのにでした。


その上、人件費削減か何かでここには男の人が居ないから、何か起こった時の為にこんなの持たされてるとスタンガンまで見せられました。


僕のスタンガンは射精せずに適当な所で終わらせて、女の子と仕方ないから話してました。


他にこのマンションに幾つ部屋が有るのかと聞くと、全部で五つと答えました。

僕は虚しい気持ちで元の部屋に戻ると、四人がどんよりした顔で待ってました。


四人で出ると、皆おばさんか若いけど酷いのに当たったようです。

皆、口々に昼間に来たのが失敗だです。

そのまま帰ると言うと、飯を食べて飲みに行こうになりました。


あー!お金がもったいないと思いながら、仕方ないから付き合いました。


最終的に僕が昔から知ってるスナックで飲んでたら、一人が電話したから敵討ちに行ってくると言い出しました。


さっきのマントルですね。


酒も入ったら悔しくなったんでしょうね。


タクシーで行って、宿舎にはタクシーで戻ると言いました。


三十才になったばかりの作業員で、僕は若いねと送り出しましたよ。


それと、明日は昼勤だからきちんと出ろよと付け加えましたね。

次の日の朝礼で皆に会って昨日の話ししながら缶コーヒー飲んでたら、最後に行った若い作業員も来たからどうだったと聞きました。


すると苦い顔で、相手は確かに若かったけどレベルは凄く低かったですよと答えました。

僕はまあ、今回は外れだったと思えば仕方ないよと答えました。

その後、九州で仕事しててその話しになると、広島で違うマントルに行ったのが居てそれは凄く良かったと話しだしました。

当時、彼は鳥取に居て広島に通ったようです。

鳥取は良いところですが遊ぶ所は、ないですからね。

普通の綺麗なOLとか、綺麗な奥さん系とかばかりだったらしいです。

僕らは、たまたま貧乏くじを引いたのでしょうね。


広島に限らず、再びこのやり方してる所は多いと聞きますね。

まあ、個人的には自腹でなかったし一つの土産話しが出来たなくらいに思ってますよ。

三十代後半から四十代に入って、風俗に行きたいより風俗での人間観察が楽しくなってますからね。

男が性を発散する場所って、何処か滑稽で何処か物悲しいものだと五十代を前に今では思いますよ。


おわり

エッセイ「ガーターベルトの女」アピール動画集

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「ガーターベルトの女 外伝」(フィクション編) 1
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管理人 無名居士


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