mix「一郎の日記」を振り返る[109] 2008/11/2(日) ~11/9(日)

mixiに書いていた日記をまとめました
Twitterを始めたことでmixiは全く利用していませんでしたが
mixi日記を読み直すまとめ作業のおかげで
新たな一つの目標・・・「1万字日記」が出来ました

2008/11/9(日)

   一日で消える一郎の日記

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2008/11/9(日)

mixiコミュへの投稿から・・・。


2008/11/9
今日の投稿

歌集「一握の砂」 151.やとばかり・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17303942.html

啄木
やとばかり
桂(かつら)首相に手とられし夢みて覚(さ)めぬ
秋の夜の二時

 よいしょっと
 自転車またぎ出かけます
 明日は休みだ朝まで寝るぞ

 明日は月に一度の休刊日
 月に一度朝まで眠れる日です
 ところがやっぱり
 二時前に目が覚めてしまいます
 目覚ましをかけてないのに

 休みのときは
 目覚ましをかけないでも目が覚めるのに
 休みでないときは
 目覚ましをかけておかないと
 目が覚めないで寝過ごしてしまいます

 休みといっても
 もうひとつの市場のバイトはあります
 ほんの二時間弱の短い時間ですが
 新聞も市場も休みというのは
 年に一度で正月二日の日だけ

 昔から夜更かしの早起きでしたから
 二時前に起きるのも苦になりません
 朝の八時過ぎには仕事も終わって
 朝風呂に入ってますから
 毎日が土曜か日曜みたいなものです

 この十五年ほどこんなペースできました
 もうひとつ二時間ほどのバイトをすれば
 もうすこし余裕ができますが
 そうすれば思い切って
 ドラムを習いに行けますが

 もうひとがんばりが面倒で
 その気にならなくて
 そのくせ毎月DVDには一万ほど使って
 始末しなければいけないと
 分かっていてもできなくて

 めんどくさがりの私が
 めんどくさがらずに
 五行書きを続けてる
 五行書きを連ねてる
 五行書きだからできる
 
 休みであろうとなかろうと
 読む人があろうとなかろうと
 啄木と関係あろうとなかろうと
 意味があろうとなかろうと
 どうでもいいことですけど
 [ 一郎 ]

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2008/11/8(土) 

   一日で消える一郎の日記

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2008/11/8(金)

mixiコミュへの投稿から・・・。


2008/11/8
今日の投稿

歌集「一握の砂」 150.誰(た)そ我(われ)に・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/ichirof58/17297793.html

啄木
誰(た)そ我(われ)に
ピストルにても撃(う)てよかし
伊藤のごとく死にて見せなむ

 オバマ氏の勝利を聞いて
 暗殺を
 きっと誰もが意識したはず

 黒人の大統領が誕生するのは
 たしかに歴史的変化
 だがそれが政治の変革になるかどうか
 彼はキング牧師ではない
 民主党の大統領候補

 民主党は与党ではなかったが
 あくまでも保守 
 二大政党の下での政権交代は
 保守同士の交代で
 保守政権の維持と持続を図るもの

 彼への過大な期待は
 限りない失望を生むだけ
 イラクからの撤兵を公約しても
 アフガンでの戦いは続く
 テロとの戦いという理由で

 そのテロをなによりも危惧する
 テロと戦うというアメリカの
 その大統領へのテロを
 アメリカこそはテロ国家
 外国でも国内でも

 だかしかし
 歴史は大きく動いた
 アメリカ国民の多数が選んだ
 黒人大統領とこの歴史を
 テロで殺すな
 [ 一郎 ]


お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。

一郎

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カテゴリ>芸術と人文>文学>短歌
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2008/11/5(水) 午後 9:54 mixi「一郎の日記」 短歌
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   一日で消える一郎の日記

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2008/11/5(水)

日刊メルマガ「花を歌うかな」より。


'08/10/31 日刊「花を歌うかな」 No.1253
http://ichirof60.dip.jp/hanauta8/1253.html

童話『花物語』

  花の行商をしていたおかあさんから
  お花の話を聞いて育った少女は
  大きくなって念願のお花屋さんを開きました
  少女のもう一つの夢は子どもにお花のお話をすることでした
  おかあさんがしてくれたように・・・


ダムに沈んだ村

山奥の深い谷を流れる川底には
竜が眠っているの
雨が降らずに川の水が少なくなると
竜は目を覚まして天に昇り暴れまわるの
すると雨が降り出すの

大雨が降ったときは
山奥の川は一気に増水するでしょ
すると眠っていた竜は目を覚ますの
天に昇って大暴れ
ますます大雨になって川が氾濫してしまうの

川沿いにはいくつかの集落があったの
どんな山奥でも
人が住めるところであらば人は住みつくものよ
山には山の仕事があるの
山の物を里の人たち必要としたの

竜が暴れて
大雨になって川が氾濫して
何度も山の集落が水に浸かったり流されたしたの
でもまた人は村に集まってくる
自分たちが暮らした村には愛着ががあるからよ

あるときまた大雨になって
眠っていた竜が目を覚ましたの
竜が暴れる前にどうかしなければ
また川が氾濫してしまうと村人たちは思ったの
村人が信仰している大岩の前に集まったの

村人は大岩様に祈ったの
大岩様大岩様どうか竜の怒りを鎮めてください
みんな雨の中で必死に祈ったの
すると静かに大岩が動いて
大きな洞窟が現れたの

その洞窟の中に風が吸い込まれていくの
村人はしっかり木につかまっていたの
すると暴れ始めた竜が洞窟に吸い込まれていったの
そして大岩が動いてまた洞窟の口を閉じたの
おかげで川は氾濫せずに村は助かったの

ようやく人は川の流れを止めて
谷にダムを造ることが出来るようになったの
大雨のたびに氾濫するこの村の上流にもね
百五十戸以上あった村は
永久にダムの湖の底に沈むことになるの

竜が暴れて大水になって何度流されても
また戻ってきた村人は
もう二度と村に戻ることは出来なくなったの
川下のたくさんの人たちを水害から守るためにね
ダムの湖の底には村人たちの魂が沈んでいるのよ

奥利根の藤原ダムに行くことがあったら
湖を取り巻く紅葉の中に
竜を閉じ込めた大岩があるから
静かな湖の底に村人の姿があるから
ゆっくり見てきてね


  まぐまぐ!「花を歌うかな」'08/10/31 No.1253 から転載
  http://ichirof60.dip.jp/hanauta8/1253.html 

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2008/11/4(火) 

   一日で消える一郎の日記

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2008/11/4(火)

日刊メルマガ「花を歌うかな」より。


'08/10/30 日刊「花を歌うかな」 No.1252
http://ichirof60.dip.jp/hanauta8/1252.html

童話『花物語』

  花の行商をしていたおかあさんから
  お花の話を聞いて育った少女は
  大きくなって念願のお花屋さんを開きました
  少女のもう一つの夢は子どもにお花のお話をすることでした
  おかあさんがしてくれたように・・・


シッポのないネコ

いろんな種類のネコがいますが
ときどきシッポの無いネコがいます
シッポはどうしたのでしょう
はじめから無かったのでしょうか
それとも・・・

メメというオスネコがいました
いつもイタズラをしては
メッメッとしかられていたからとか
ヤギさんの鳴き声に似ていたからとか
いろいろと言われていたようです

花壇は荒らすしどこの家にも上がり込んで
爪で傷つけたり盗み食いをする
メメは人にもネコにも嫌われ者だったのです
人が嫌いなメメにとってはそれは勲章でした
捨て子だったメメはみんなを恨んでいたのです

信じる者は自分だけ
誰の世話にもならず強くなって一人で生きていく
メメはそう思って必死に生きてきたのでした
メメは怖いものはありませんでした
死ぬことも怖くはありませんでした

ある夜メメはいつものように
縄張りの見回りに出かけました
メメは好きな匂いのする家の庭に入り込みました
バシッという音がしてメメは飛び上がりました
メメの長いシッポが罠にはさまれたのです

その家の人は庭でオシッコやフンをするネコが大嫌いでした
ガビョウや割れたガラスの破片をまいたりしていました
メメはそんなことは知っていたのですが
トラバサミのような罠は初めてでした
メメは必死でその罠から逃れました

でもメメのシッポはもう切れそうになっていました
そして流れ出た血で尻尾は真っ赤に染まっていました
メメはこんなことで負けるもんかと歯をくいしばりました
メメは人に見つからないように棲みかに戻っていました
すると子ネコたちの泣き叫ぶ声が聞こえてきました

可愛い子ネコなのに人間は簡単に捨ててしまう
自分も捨て子だったメメは人間が許せませんでした
捨てられた子たちを助けてやらなければとメメは思いました
メメは自分が大けがをしていることも忘れていました
深い穴の中で五匹か六匹の子ネコたちが泣いていました

メメは子ネコたちに言いました
大丈夫だよ助けてあげるから私のシッポをつかむんだよ
メメは穴の縁を手でしっかりつかんでシッポを下ろしました
子ネコはメメのシッポしっかりつかみました
一匹また一匹とメメはシッポで子ネコを引き上げました

メメの姿が消えて町の人はやれやれと思っていました
しばらくたって縄張りの見回りをしているメメがいました
そのメメにはシッポがありませんでした
そのころからネコのシッポのような花が咲きだしました
その花は真っ赤な色をしていました

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

2008/11/3(月) 

   一日で消える一郎の日記

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2008/11/2(日)

あるmixi日記への投稿から・・・。


2008年11月02日 15:55

日記の一覧に目を通していたら、この日記のタイトルが目に入りました。手塚治虫とベートーベンにまつわる話で、私にも一つ思い出がありますので場違いかと思いますが書かせていただきます。
その本は、手塚治虫の短編漫画を数編集めたものだったかと思うのですが、そのなかに「ハイリゲンシュタットの遺書」というのがあったように思います。
あいまいな記憶のままに書いているので思い違いや間違いがあるかもしれませんがお許しください。
その漫画で街中を流れる小さな川の中だったと思いますが、主人公がベートーベンのハイリゲンシュタットの遺書の文章を思い出すか読み上げるというシーンがありました。ベートーベンの言葉、文章に生きていく勇気と自信を取り戻す・・・そんな内容だったかと思います。
「ハイリゲンシュタットの遺書」なるものを私はその漫画で初めて知ったのでした。そして、いろいろ思い悩むことがあるとき、私も「ハイリゲンシュタットの遺書」を思い出すようになりました。
いろんな人のいろんな漫画からいろんなことを学んだような気がします。

「音楽でひとやすみ」という私のホームページのコーナーで、その「ハイリゲンシュタットの遺書」を取り上げたページがあります。厚かましいとは思いますが、見ていただけたらうれしく思います。

「運命」~交響曲第5番第3・第4楽章~Beethoven
http://ichirof60.dip.jp/dai5/dai5_3.html


2008年11月02日 22:00

初めまして・・・「ヘドウィグアンドアングリーインチ」の記事に目がとまりました。そして私も大好きな「ミッドナイトレディオ」のタイトル。
『ヴォイス・オブ・へドウィグ』というドキュメンタリー映画をDVDで観て「ヘドウィグアンドアングリーインチ」の映画のことを知りました。
この映画は、ニューヨークにあるゲイやレズの青少年のための高校の存続のためのチャリティCDを製作する過程を記録したものです。
公式サイト
http://www.uplink.co.jp/voiceofhedwig/

「ミッドナイトレディオ」が特に印象に残っているのは、好きなシンディ・ローパーが歌っていたからかも知れません。
『ヴォイス・オブ・へドウィグ』のDVDから、その部分をピックアップして私のシンディコレクションに入れています。
良ければご覧ください。
http://ichirof60.dip.jp/we/voice.wmv

洋楽はまったく興味がなかったのですが、チャリティ・レコード『We Are The World』の20周年記念DVDを観てからシンディ・ローパーのファンになりました。

「ヘドウィグアンドアングリーインチ」と「ミッドナイトレディオ」のことがなつかしく思い出されましたのでコメントさせていただきました。突然のコメント失礼しました。

お読みいただきありがとうございます。
同じことが多くなるのは年のせいだとお許しください。
それではまたあした・・・ごきげんよう。
一郎

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藤川一郎
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