《再開》 高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【378】

高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して

高山近影

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📖 無名居士のたわごと〜高山からの久し振りの電話

夕食後 いつもは動画を観て時間を潰すのだが
何となく動画を観る気にならず寝てしまった
目が覚めたが 暗闇の中で目が回っている気がした
こんな経験は初めてだったので
何が起きてるのか理解出来なかった
目を閉じたり開けたりして
何が起きてるのか考えていた
何故そうなったかは不明だが
明らかにめまいだと自覚できた
そんな時 電話が鳴った
高山からだった
健康状態を聞いてきたから
素直に目が覚めてめまいがしたことを話した
コロナの話になったので ワクチンは打ってないこと
打つつもりはないことも話した
コロナの話のつながりで
高山の工事現場の近くの自衛隊と
寮のコロナ対策についての交流会の話になった
そして話は格闘についてとなり
高山の坑夫たちの格闘大会や高山の強さが話題になった
そして自衛隊の柔道経験者と高山を含めた坑夫4人ずつの
対抗戦をすることになった
ルールは当然投げ有りだが
打撃蹴り無しの柔術ルール
坑夫チームには仕事上で
高山に次ぐナンバー2の位置の
女性監督のえり子も参加
それでも自衛隊を相手に4勝したと
このえり子の事は「濡れる女子事務員」シリーズの主人公A子として詳しく書かれている 
https://mumeikon.blog.fc2.com/blog-entry-92.html
元々極真空手の有段者で
柔術は高山や高山の師匠からの指導を受け その技を磨いてきた
久しぶりの電話で久しぶりに格闘技の話
またエッセイに書いて欲しいと思ったが
私から催促するのはイヤだった
彼自身がまた書きたくなるのを待っている
私自身がこのノートを再開したばかり
再開するのに一年近くかかった
高山について 作品について
その思いを私が書き続けることが
私の夢への一歩となると思っている
ガーターべルトの女
濡れる女子事務員シリーズ
濡れる穴の中シリーズ
これらを原作とした映画化 マンガ化
あるいは芝居化 書籍化等など
私の夢は途方もない妄想
なんのコネクションも無く方法も知らず
こうしてノートに書いていくだけ
その書くのもつらくなって
一度はやめてしまったが また始めたが
始めたからには続けたい
どうなろうと なるまいと

📖 管理人のあっちこっちコメント~自分はなぜ書いているのだろう〜初心を忘れないために

2014/01/25 無名居士の日記など
ここに来るたびに
新しい記事が書かれていますように・・・
と願う
だって
素晴らしい言葉が綴られているから

なぜ書かれないのだろう・・・と思う
いや・・・人のことはどうでもいい
なら・・・自分はなぜ書いているのだろう
自分の言葉で自分の何かを表現したくなった
始めてしまったから・・・続けている

書いてどうなるのか
何か変わったのか
これからどうなるのか
考えないようにしている
もはや惰性・・・

それでもいいだろう
しないよりはいいかも
しなかったらなにをしているだろう
レンタルDVD観てるか
YouTubeの動画観てるか・・・本を読むか

今日本屋で買った文庫本
あさのあつこ「夢うつつ」
そのあとがきに
「物を書くとは、橋の上で裸になること」と
先輩作家に言われた・・・と書かれていた

そうだね
物書きじゃない素人だって
たしかにね・・・自分を晒してますね
ずっと前・・・自分が書けなかった時期
うまく書こう・・・いいことを書こう・・・って意識してた

それでなくても自意識過剰の私
自分を晒すってできなかった
たとえばコメントへの返事だって
数行書くのに半日かかったりして
いいとこ見せようとしてたんだろうね

あるがまま・・・って言葉知って
それに救われたりしたけど
なかなかあるがままの自分を晒すのは
まだまだ抵抗があった
ある程度年を取って・・・そんなことどうでもよくなった

年を取るっていいこともある
どうでもいいや・・・って開き直れるってことかな
なんでもいいから書き残す・・・自分ってものが
この世に生きた足跡を残すってことになるのかな
誰かの目に触れなくても・・・

名を残すことが出来なかったとしても
自分自身が生きていた証を
自分で確認するkとが出来る
誰の為でもない・・・それは自分の為
それでいい・・・それで十分・・・と思う

だから極端に言えば
見られなくてもいい
自分が見ているからいい
自分の為にやっていること
自分がよければそれでいい・・・

管理人 無名居士

📖 高山の作品から〜濡れる穴の中8 昔からの仲間

2018/09/20 
「濡れる穴の中8 昔からの仲間」

今、現場は新しく始まるのを入れて十ですね。

作業員や炊事婦さん等入れたら百人を越えますが、この中で多分僕が一番心を許してるのは、同い年の橋本だと思います。

彼は、一つの班の班長を今回初めてやりましたね。

今までも班長やれと言ってたけど、本人が職人気質で嫌がってました。

彼とは30歳くらいで会って、それぞれフリーであちこちコンビを組みました。

僕が班長で、彼が二番手ってパターンです。

性格的にも作業面でも対照的ですが、何故か気が合いました。

僕と組まずに他でも活躍してるけど、三十代は僕と組んだのが多いですね。

性格的には、橋本は温厚で滅多に怒りませんし、仕事的には僕はどちらかと言えば指導的な立場が合いました。

腕も彼の方が上でしょうが、僕の方が人を引っ張っる力と強引に抑え込むのが多かったです。

見た目も彼は、トンネル屋に見えないですね。

ダサい眼鏡を掛けてって、公務員かと最初思いましたからね。

それでも、ある種の逞しさが有りますね。

ずっとフリーでやってる人間の逞しさが、若い頃から有りましたね。

それは、宿舎とかでは出ましたが、飲み屋とかでは無かったです。

ある炊事婦さんが、二人は違うけど仲良いねと良く言いました。

宿舎の部屋が狭くても、彼となら気を使わずにすみましたよ。

「濡れる女子事務員」シリーズのえり子ちゃんが、こないだ高山さんと橋本さんって二人で色々話してるの見てると仲良いし、独特の空気ですね言いました。

今は、橋本は僕の下に付いてるあくまでも班長で作業員ですが、三十代を彼とやって来たって有るのと気が合うんでしょうね。

お互いが、無い部分を補ってるのかもですね。

昔は喧嘩の高山、それを抑える橋本とか年上からからかわれましたね。

しかし、三十代で二人がツートップを張って来れたのは、連携と二人とも仕事には真面目でしたね。

この世界で、三十代で班長って少なかったから反発も受けましたよ。

そういうのを抜けて来たから、今、何か有ると二人で煙草を吸いながら相談するのが、えり子ちゃんには面白いようですね。

僕は、三十代は何処に行き仕事をしたとか、もう覚えてないのも有りますね。

何時も、橋本が一緒では無かったけど、八割は一緒でしたね。

そういう中でえり子ちゃんが、橋本から聞いた話しを僕にして思い出したのが有りますね。

多分、三十四才位です。愛知県の二ヶ月程で掘れるトンネルに僕のおじさんが所長で、橋本と他に三人で行きました。

在来工法ですが、マシンで掘るんですね。

かなり山が掘りやすい反面、崩落も起きやすいって所でしたね。

班長は、橋本のおじさんがやるとなってました。
 
橋本は、一時期義理のおじさんと一緒で、五十才位のおじさんでした。

しかし、このおじさんが腕は大した事が無いのに口は達者と言うので、橋本も嫌気が差してましたが、同じマンションに住んでるとか色々事情があったようです。

橋本も離婚したばかりで色々あったと思いますが、僕には、おじさんと一緒は面倒と言ってたし、僕の方のおじさんとの関係が羨ましいとも言ってましたね。

とにかく、橋本と僕と橋本のおじさんと後二人でやりましたが、途中で橋本のおじさんが何かにつけて口では言うけど、動きが悪くてイライラしましたね。

僕のおじさんの所長はそこを見てましたが、何も言わなかったです。

ある時、マシンが壊れて修理に業者が来てたんですが、橋本のおじさんが、荒く使いすぎて壊れたんですよ。

しかし、業者に口汚くこんな機械を入れてと、橋本のおじさんが罵りました。

僕も橋本も、原因が橋本のおじさんに有るのを知ってて、うんざりでしたね。

そうこうしてたら、橋本のおじさんが僕に、高山ちゃんが下手だからと業者に言ったんですよ。

僕は、特別に上手くは無かったですが、少なくとも橋本のおじさんより丁寧で上手かったですよ。

カチンと来たから橋本のおじさんに思わず、てめえが壊しといて人のせいか!と言いました。

橋本のおじさんそう言われて、怒って何を偉そうにと構えて来ました。

僕もこの橋本のおじさんとは幾つか現場をやってて結構我慢してたから、やるならやるぞと言いましたよ。

そうして本気で来ると分かったら、このおじさんはビビるんですよ。

僕は、あんたに班長の資格は無いんじゃないかと言いました。

橋本も他の作業員も、僕か橋本に班長変わって欲しいとこっそり言ってました。

橋本のおじさんは、それを言われたらプライドが傷付いたようで、それなら高山ちゃんでも橋本でもやれば良いと言いました。

僕は、それなら俺が代わりますと言いましたよ。

それからですね。上手く行き始めましたが、橋本のおじさんは拗ねて動きが凄く悪くなりました。

橋本は、自分自身のおじさんに一度も文句言わなかったのですが、ある時余りに動きが悪いの見て、そんなのなら帰れば良いとはっきり言いました。

彼にして勇気のある言葉ですよ。

橋本のおじさんは、橋本に言われたのにはショックと怒りで顔を真っ赤にして怒鳴りました。

お前が偉そうに言うな、と怒鳴りましたね。

しかし、僕は聞いてたから逆だろうと、あんたが偉そうに言うなよとなりました。

他の作業員も橋本のおじさんにはうんざりしてたから、僕の言う通りだとなりました。

僕のおじさんがたまたま遠くで作業してて来て、橋本のおじさんにあんたの負けじゃないのかと珍しく口を挟みました。

橋本のおじさんは、まさか皆が敵に回ると思ってなかったようで怒って宿舎にしてた民宿に帰ると、辞めるからと僕のおじさんに言ったようです。

元々原因は、働かない橋本のおじさんですね。

しかし、そうして現場は新しい作業員を入れて上手く行きました。

それからしばらくして、沖縄で大きなトンネルに掛かるからと橋本と僕のおじさんが、やはり所長で行きました。

その時に僕のおじさんが橋本に、お前の所のおじさんから電話があって雇ってくれと言ったけど断ったぞ、と言いました。

橋本は苦笑いしながら、それで良いと答えましたね。

それからの橋本は、特に仕事以外は伸び伸びしてましたね。

おじさんの呪縛が大きかったようです。

僕が今の会社に入った頃も、橋本のおじさんから雇ってと来ましたよ。

橋本を雇うのに俺を雇わないのかと迄言われたから、うちは実力主義ですと答えましたね。

それでも世話になっただろうと言うので、僕が世話にですか?と真面目に言い返しました。

馬鹿を言うなよと言って、逆にこっちが世話したよと答えました。

橋本は、それを聞いて呆れてましたね。

今では年齢的に引退しましたが、何度かそういう電話が有りましたね。

それと、そういう電話の中で、同い年で友達だから橋本を贔屓すると言われて、そりゃ違うよと答えました。

実力が無ければ、そんなので使わないよと答えました。

これはすっかり忘れてて、橋本からこないだ聞いて色々思い出しましたね。

まあ、色々乗り越えて来たから、えり子ちゃんから見たら二人は特別に見えるんだよと笑いましたね。

他の作業員も知ってる人は、二人のコンビは良かったと言ってくれますよ。

陰と陽ですね。どちらが陰か分かりませんが、良く知ってる人は立場は上になったから高山君が陽と見られ勝ちだけど、フリーの頃は、実は陽は橋本君だったと思うと言われて、成る程と思いましたね。

公私ともに、色々有りましたからね。

でこぼこコンビとかも言われましたね。

トンネル内で、二人が立って話し合いしてるのに入りにくいって人も多いのは、二人だけにしか分からない物が有るんだと思いますね。

えり子ちゃんが、そういうの羨ましいですと言うと橋本は、たった一年も経たないのに、古女房取られた気分になると笑いました。

えり子ちゃんが、一年も経たないのに僕との仕事でのコンビを作り上げたのを褒めて言ったんですが、えり子ちゃんは分からないようで説明すると、そんな事ないでしょうと言ってました。

しかし、一年も経たないのに現場の全体のナンバー2を実力で取ったんですから、橋本からそう言われても僕は納得しますけどね。

おわり

📖「ガーターベルトの女」の映画化のためにエッセイをお読み下さい

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