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IELTSの勉強方法(Overall 7.0目標)

はじめに

会社勤めを◯〇年間したあと、わたしは、思うところあり、会社を退職、イギリスの大学院(文学部)への進学を決心しました。2024年1月からIELTSの勉強をはじめて、4月に希望する大学院の合格点をとることができました。そして、2024年9月から、大学院で勉強する予定です。
わたしのIELTSの勉強期間は、実質4か月間弱でしたが、朝から晩まで、毎日、10時間以上、IELTS漬けで、なんとも孤独で、つらい毎日でした(会社で英語を使っていたんですけどね)。
そのときに、IELTSの勉強方法について、いろんな方のブログを参考にさせてもらいましたし、励まされました。そういう方のブログがなければ、わたしは、IELTSの合格点をとれなかったと思います。
なので、ブログを書いてくれた先達への感謝の気持ちと、IELTSの準備されているみなさんへの応援の気持ちもこめて、わたしの勉強方法(というか受験テクニック)を投稿します。
勉強方法は、ひとそれぞれですので、わたしの勉強法が合う方もいれば、合わない方もいると思います。が、IELTSを受験しているだろう(または、受験しようとされている)みなさんの、少しでも参考になり、役に立てれば、うれしいです。

Overall (7.0→6.5→7.5)

わたしが希望する大学院の必要スコアは、Overall 7.0、各科目6.0以上でした。わたしは、読むのはまあまあだけど、書くのも話すのも苦手、という生粋ジャパニーズですので、以下の点数を目標にしました(四捨五入で7.0)。
Overall 7.0 (Listening 7.0, Reading 7.5, Writing 6.5, Speaking 6.5)

IELTSの受験履歴は、以下の通りでした。
24年2月 O 7.0(L 8.0, R 7.5, W 6.0, S 5.5)at 東京ヤンマービル コンピューター版
24年3月 O 6.5(L 6.0, R 7.5, W 6.5, S 6.0)at 東京British Council コンピューター版
24年4月 O 7.5(L 7.5, R 8.0, W 7.0, S 7.0)at 東京ヤンマービル コンピューター版

試験会場は、わたしの場合、午前中の方が頭がさえるので、初回と三回目は午前中にL、R、Wを受けられる東京ヤンマービルを選択しました。ただ、初回のSpeakingの試験官がイヤなヤツだったので、二回目は、British Councilで受験しました。しかし、ここでは、難しい試験問題に(たまたまでしょうけど?)遭遇したので、三回目は、ヤンマーに戻しました。

Listening(8.0→6.0→7.5)

会社時代から、The Economist誌の記事をアプリで聴いていましたので、慣れはありました。けれども、点数が変動し、苦しみました。。。
初回の試験では、ケンブリッジ問題集を4回分といて受験。思ったより点数がよく、気をよくして油断し、2回目は、早口でぜんぜん聴き取れず。3回目の試験までは、時間も限られていたので、以下のテクニックを使って、試験に臨みました。

(1)問題の先読み
下の方のブログを参考にしました。問題と問題の間のすきま時間に、次の問題を先読みしました。Part 1の問題文が流れてくる前にPart 1とPart 2の問題文に目を通し、Part 1の問題が終わったら、見直しは早々に切り上げて、Part 2とPart 3の問題文に目を通し、、、という感じです。
では、「先読み」とは、具体的に、何をすればよいのでしょう?わたしは、問題文を読むときに、解答のイメージを頭に思い描くようにしました。たとえば、穴埋め問題だったら、前後の文章からして、ここには場所(公園とか丘とか)が解答にきそうだな、選択問題(生徒の心配は何かという問題)だったら、その選択肢(生活とか、キャリアとか、お金とか)を、頭にイメージするようにしました。
そして、問題文が流れてきたら、穴埋め問題だったら、場所に関する単語に、選択肢問題だったら、生活とかキャリアとかお金とかのイメージに注意をして聴くわけです。

(2)できなくても気にしない
試験中、できなかった問題を気にしはじめると、気が散る→次の問題に集中できない→また間違える、という魔の悪循環に陥ります。
では、どうしたら、できなかった問題を気にしないで済むのでしょうか?ほかの方もおっしゃっていましたが(すみません、その方のブログを見失いました)、Listening問題で、自分は何問まで間違っていいか頭に入れておくと、あせらず、頭の切り替えが(少しは)できました。
たとえば、わたしの場合、Listeningの目標は7.0だったので、最悪、10問まで間違ってもいいわけです。前の問題はできなくても、まだ大丈夫なのだと自分に言い聞かせながら、次の問題に集中するよう努力しました。

(3)その他
問題をたくさん解いて、慣れるようにしました(ケンブリッジ問題集とかWebで)。以下のWebでは、無料でIELTSの(本番の?)試験を受けることができます。

Reading (7.5→7.5→8.0)

会社員時代から、ビジネス書を英語で読む訓練をしていましたので、英文にはそこそこ慣れていました。IELTS用の勉強は、ケンブリッジ問題集を解くくらいでした。が、以下に注意しました。

(1)問題文をすべて読まない
問題文をすべて読んでから解答すると、わたしの場合、時間ぎれになる傾向がありました。
下のブログの方がおっしゃっている通り、問題文は、各段落の、最初と最後の文章を中心に斜め読みし、なんとなく問題文の言いたいことがわかったら、読むのをやめ、あとは、問題を解きながら、必要箇所を詳細に読む、というやり方をしました。
尚、コンピューター版試験では、問題文に編み掛けをしたり、わからなかった(または自信のない)問題に印をつけることができます。

(2)True/False/Not Given問題
これは、Lizさんのブログを参考にしました。なーるほど。
問題に書いてあり問題文と同じことを言っていたら、True
問題に書いてあるが、問題文と違うことを言っていたら、False
問題に書いていないことを言っていたら、Not Given

(3)時間配分
わたしの場合、時間が無くなってくると、あせって、間違えが増える傾向があったので、心に余裕をもてるように、Section 1は、早めに終わらせ(できれば15分くらい)、Section 2以降、気持ちに余裕をもって解答できるようにしました。

(4)その他
IELTSとは直接関係ありませんが、わたしは、会社員時代、竹中平蔵さんの本『竹中式マトリクス勉強法』(幻冬舎)を参考にして、英語(読書力)を勉強しました。
具体的には、興味ある英語の本を一冊買い、その本に出てくる、自分の知らない単語を片っ端からノートに写して覚えていく、という方法です。
最初、この方法で、The Economist誌を読み始めたころは、1ページを読むのに15個近い単語を調べなければならず、うんざりしていましたが、その内、単語量がふえ、次第に辞書なしでも読めるようになったのでした。

Writing (6.0→6.5→7.0)

初回の試験は、参考書を読み、あるWebで何回かネイティブに添削をしてもらってから受験しましたが、いまひとつ、コツが掴めませんでした。二回目以降は、下の方のブログを参考にして、Preplyというオンライン語学サイトで(「プリプレー」と発音するようです)、先生について指導してもらいました。先生の選び方は、わたしも、「ネイティブで、IELTS試験官の経験がある先生」、でした。ただ、Preplyの費用は、今は、残念ながら、安くありません。(DMM英会話も人気がありますが、わたしの理解では、「IETS試験官経験」で先生を探せないので、Preplyを選択)

(1)問題パターンごとに解答パターンをつくる
Preplyの先生に教えてもらった方法です。Task 2だったら、問題パターンは、「Discussion」、「Advantage and Disadvantage」、「Solution」、「Opinion」、「Double Question」の5つのパターンに分類できます。それぞれの問題パターンごとに、解答パターンをつくって(教わって)、それを覚え、あとは、問題のお題にあわせて、解答内容をその解答パターンに埋めていくという方法です。
具体的には、「Discussion」であれば、「イントロ」、「本文1」、「本文2」、「結論」という構成にし、それぞれについて、文章のスケルトン(骨組み)をつくります。「イントロ」だったら、以下の三文のスケルトンにすると決めます。
In recent years, there has been a tremendous increase in the number of individual … ing.
On the other hand, there are those who argue that …
However, critics, including myself, strongly oppose this view instead believe that …
「本文1」、「本文2」、「結論」についても同様のスケルトンの文章をつくり、記憶します(わたしは書いて覚えました)。

そして、問題を解答するときには、解答の内容を、この「…」にあてはめていきます。たとえば、「大学教育は必要か、議論せよ」というお題目だったら、太字のように、上記のスケルトンを埋めていくわけです。
In recent years, there has been a tremendous increase in the number of individual questioning the meaning of the study at the university.
On the other hand, there are those who argue that the higher education is not necessary to perform jobs at the company.
However, critics, including myself, strongly oppose this view instead believe that tertiary education plays an important role in achieving one's goal.

この方法の良い点は、スケルトンを決めているので、試験本番で、どのような英語表現を使おうかと悩まずに済み、内容に頭を集中できる点です。Task 1についても同様に解答パターンをつくって、それを埋めていくようにしました。

(注)ほんとうは、このスケルトンをぜんぶ掲載できると、お役に立てるのですが、Preplyの先生の教材なので、掲載は控えさせてもらいますね。ごめんなさい。でも、参考書などを使って、ご自身でも比較的簡単につくれると思います。。。

(2)何を書くか?
Task 2では、与えられたお題に答えるわけですが、何を書けばよいのでしょうか?わたしは、「社会と個人」、または、「経済と社会」という観点(切り口)を使って書くと決めて、試験に臨みました(頭の整理をしやすかったので)。
例えば、「大学教育は必要か、賛否両論をあげて議論しろ」、というお題目であれば、社会としては、大学を出ていなくても社会に貢献した人材がいるが(Steve Jobsとか)、医学のように大学でしか身に付けられない高度な専門性もある。一方、個人としては、大学に行かずに働き始めた方が、若いうちに実務を身につけられるが、大学に行けば生涯の師や友人にであることができる、などなど。
もしくは、「国家が宇宙開発をすることについての意見」、というお題目であれば、経済としては、国でなければ宇宙開発のような巨大な投資はできないし、宇宙開発に伴う経済へのプラスの波及効果も大きい。一方、社会としては、科学が発展するのは良いことだし、より豊かな社会になりうる、などなど。

(3)議論を発展させる
わたしは、最初、本文の構成を、「意見→理由1→例1(理由1を裏付ける例)→理由2→例2(理由2を裏付ける例)」にしようと考えていましたが、Preplyの先生から、「議論を発展させよ」と指導されました。
では、議論を発展させるとは、どういうことでしょうか?わたしは、「例」をつかって、「理由」を追加するようにしました。
具体的には、本文の構成を「意見→理由1→例1→理由1.5→理由2→例2→理由2.5」に変更し、「例1」(および例2)を「理由1」(理由2)の裏付けとするだけでなく、「例1」を使って、新しく「理由1.5」(理由2.5)を付け加えるようしました。
例えば、「大学に行くことの是非」のお題であれば、
大学に行く必要はないという意見がある(意見)
実際、大学に行かなくても社会に貢献した人もいる(理由1)
例えば、Appleの創業者のSteve Jobsである(例1)
この例から、大学に行かなくとも、人生で成功できることは明らかである(理由1.5
また、大学の教育内容は社会で役立たないとも言われる(理由2)
例えば、ある調査によれば、企業幹部の多くは、大学教育は実務に意味がないと考えている(例2)
この例からも、大学に行かず、早いタイミングで働き始めた方が、出世するチャンスが大きくなるし、奨学金返済で苦しむ必要もなくなる(理由2.5
つまり、ひとつの意見に対して、ふたつの例、四つの理由を書く(ひねり出す)ことになります。

ところで、適当な「例」を思いつかったらどうするか?そこは、この試験で問われているのは、(事実や意見ではなく)論理なので、理屈が通っていれば、創作(味付け)は許されると、わたしは理解しています(よほど非現実的な創作でない限り)。
たとえば、上記の「ある調査によれば、企業幹部の多くは、、、」の例は、わたしの創作(想像)なわけです。

(4)その他(Preply先生から教わったこと)
文法間違い(冠詞とか)は、目標点7.0くらいまでなら、あまり神経質にならなくてもいい。どうせ、みんな間違える。
Task 2は、何文字書けばいいのでしょうか?350文字くらいは必要。それくらい書かないと言いたいことを書ききれない。
ちょっとした違いが、大きな点数の違いにつながる。同じ単語の繰り返しは避け、パラフレーズに注意すること(わたしは、三回目の試験では、たぶん、「大学教育」を「tertiary education」と表現できたのが良かったのではないかと)。また、過去形と現在完了の違いに注意すること。
Task 1では、大量のデータが提供されることがある。その場合、解答では、ぜんぶのデータに言及するな、ポイントをしぼって解答するべし。

Speaking (5.5→6.0→7.0)

苦しんだ科目。初回は、あるWebにある問題例を参考にして、解答案をつくり、それを覚えて受験しましたが、手ごたえなし。二回目以降は、Preplyの先生(Writingとは別の先生)について、練習をしました。。。

(1)Part 2は、試験官が「やめ」というまで、2分間、話しつづける
みなさん、ご存知かもしれませんが、念の為。わたしは、これを知らず、Preplyの先生から教わりました。1回目の試験では、わたしは、「要は、1分ちょっと、話せばいいんでしょ」、と誤解していて、たぶん、1分少しで話を終わりにしたら、試験官が「もう、おわりかよ」というような、へんてこな顔をしていたのでした。。。
なお、Part 1と2では、個人の話を問われますが、Part 3では、個人のことではなく、一般の話を問われる、という点も注意です。なので、Part 3では、自分の経験ではなく、一般の議論をする必要があります。
例えば、Part 3では、「わたしの経験では」ではなく、「人々はこう思っている」、「こういう人々が多い」と一般的な表現を使うわけです。「わたしは、公園でリラックスする人たちを見る」ではなく、「今日では、おおくの人たちが公園でリラックスしている」と。これもわたしは、Preplyの先生から教わるまで知りませんでした。。。

(2)Part 2で、何を話すか?
さて、Part 2では、何を話せばよいのでしょう?わたしは、自分の過去の経験を、起承転結で話し、時間があまれば、その続きを、現在、未来につなげて話すようにしました。
過去の経験は、自分の経験なので話しやすいですし、起承転結は、物語なので、話しやすいし、試験官にも理解してもらいやすいと思います。また、過去の出来事ならば、現在、未来に話をつなげやすいです。もちろん、物語なので、創作(多少の味付け)も許されるわけです。
たとえば、お題目が「リラックスについて」であれば、「その昔、わたしはとある田舎町に住んでいたが、よく、街を散歩していました」(起)、「ある日、散歩していたら、その日はお祭りで、街はとても混んでいました」(承)、「そしたら、たまたま、古本屋を見つけたので入りました」(転)、「店の中は、とても静かでリラックスできたのでした」(結)。
ここまで話をして、不幸にして、時間が余ってしまったら(試験官が、まだ、やめと言わなかったら)、追加で、現在と未来について話します。たとえば、「今でも、わたしは、しばしば、リラックスするために、古本屋に行きます」(現在)、「今後も古本屋に行くだろうし、いつかは自分で古本屋をひらきたいと思っています」(未来)などなど。。。(汗)

(3)使う英語表現を決める
わたしは、語彙力がプアだったので、「試験官から、この受験生は、英語をよく知っているな、と思ってもらえる英語表現」を、Preplyの先生から7から8個程度教えてもらい、本番では、すべてではなくとも、5から6個を使って話すようにしました。。。
たとえば、「from time to time」、「find out」、「happy as Larry」、「 looking back on it」など。さきほどの、古本屋の例であれば、When I was a high school student, from time to time, I walked around the city,  …. I found out that the used bookstore was quiet and calm, so I became happy as LarryLooking back on it, I think it was a good experience …
そのほかの表現としては、「catch up with」「out of blue (=suddenly)」「look up to (=admire)」「it was a nightmare」「drive me crazy」。

つまり、話す内容→英語表現ではなく、英語表現→話す内容なわけです。使う英語表現を決めて、話す内容を英語表現にあてはめていったわけです。
そして、試験本番での「一分間の考える時間」では、この英語表現を略語にしてメモし、忘れずに話せるようにしました。

Used book shop
起 FTTT  (From time to time)
承   OUB (out of blue), NM (nightmare), DMC (drive me crazy) 
転   FO, HAL
結   LBOI

(4)最近の問題を参考にする
本番で、どんなお題目が出るかわからないのは困ったことです。わたしは、同じ問題と出会う可能性は少ないとはいえ、最近、実際に試験に出た問題を集め、その解答案を文章で書き、記憶するようにしました(また、Preplyの先生からも、最近出た問題を教えてもらった)。
以下のサイトでは、世界中の?IELTS受験生が、実際の問題例を共有してくれています(無料)。わたしは、このサイトの問題例を参考にして、自分なりの解答をつくり、繰り返し練習をしました。
わたしの場合、初回の試験のお題目は「地図について」、二回目は「他の人と一緒にやりとげたことについて」、三回目は「リラックスについて」でしたが、初回と三回目のお題は、このサイトで共有されていた問題だったのでした。

(5)Exposureを増やす
Speakingは、なれが大きいと思います。わたしは、自分の解答を覚えては、iPhoneのVoice Memoアプリに録音して、聴き直し、間違いを修正するようにしました(これもLiz先生の推奨)。また、Preplyの先生に、授業のたびに、もういいよ、というくらいまで、同じ問題を繰り返し繰り返し試験してもらい、試験の形式に慣れるようにしました。。。

ところで、Part 3では、よく、ひとつの質問に対して、5から8センテンス答えろ、と言われたりします。が、わたしは、そんなに長く答えられる自信はありませんでした。Preplyの先生に相談すると、そんなに長々と答える必要はなく、意見、理由、とその例を答えられれば十分、とのことでした。なぜなら、試験官は、短い時間で、いろいろ質問して、受験者の英語能力を知りたいと思っているので、ひとつの問題に長々答えられると、測定できない上、こいつはコミュニケーション能力の無いやつだと思ってしまう、ということでした。まあ、試験官によって意見が違うのかもしれませんね。。。

あと、Preplyの先生からは、試験官に質問を聞き返しても減点にならないと教えてもらいました。試験官の英語を聞きとれないときはもちろん、答えに困る質問をされたら、もう一度、質問を繰り返してくれと言って、考える時間をかせげ、とのことでした。。。

最後に

IELTSは、運に大きく左右されます。Listeningでは、やたらと早口な問題も出ますし(とても同じ試験とは思えなかった)、Writingでは意地悪なお題目も出ます(国家が宇宙探索をすることの是非とか)。Speakingにいたっては、この人にはきっと友達がいないだろうなーと思われるような試験官にあたってしまうこともあります(初回の試験官は、わたしが話しはじめると、眉間にシワを寄せて、お前の英語はぜんぜんわからん、という顔をしたのでした(その試験官がイヤで、2回目はBritish Councilで受けた。3回目は、ヤンマー会場だったけど、にこやかな試験官で、緊張しなくていいよ、と言ってくれた))。

頭でわかっていても、そこは人間、永遠に合格点をとれないんじゃないかと不安になりましたし、受験料やPreplyの受講料にお金がどんどんかかって心が痛むし(家族に悪いなー)、留学を目指すこと自体、間違っていたんじゃないか、と落ち込むこともありました。。。

けれども、そういう時に、わたしは、ほかの方の投稿してくれたブログを読み、動画を見、Preplyの先生に相談し、いつも励まされたのでした。同じ様に苦しんだ先輩たちの方法を学べば、いつかは目標は達成できるはずだという、(かすかな、けれども心の支えとなる)希望をもって勉強をしたのでした。
そして、IELTSの試験会場では、同じ試験を受けている、見知らぬほかの受験生は、わたしにとっては、IELTSとたたかう仲間でした。「みんな、いっしょに、いい点とろーゼ」とひとりで思っていたのでした(勝手に)。
ながなが、読んでいただき、ありがとうございました。ひとりでも多くの方が、IELTSで目標点を獲得し、夢を実現されることを、こころから、こころから、お祈りしています!!



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