今日はChatGPTの話をしたいと思います。
タイトルの通り、ChatGPTは汎用性は高いが信憑性は低いと感じた話です。
まず、書く経緯に至ったのは、僕もChatGPTを使ってブログを書こうと思ったのです。
そのタイトルが『なぜ日本人は血液型を気にするのか』です。
海外では基本的に星座でその人の性格や特徴を表す、すなわち日本は血液型を重視し、海外は星座を重視するということです。
なので、なぜかをChatGPTに聞いたのですが、それが思いもよらない結果になったのです。では下記、実際の会話をお見せしたいと思います!!
なるほど、あながち間違いではないが、信憑性が低い部分(特に企業の採用といった点)もあるように感じました。ここで、根本的な部分の質問をしてみます。
この質問に対してChatGPTは
なるほど。日本人は血液型をきっかけに他人との共通点を見出し、会話のきっかけや他者理解に活用するために、というか活用しやすいので、血液型を性格や適性と関連づけるとのこと。
ではいつからその関連付けが行われているのか聞いてみました。
数字が出てきて、人物の固有名詞が出てくる。完璧だなと思いました。これは間違いないと。伊藤整は確かに小説家でいました。上記に記載されている1930〜40年は伊藤整さんが確かに多くの作品を残してきた時代区分ではあります。読んでいない中には血液型と性格に関連した本がある可能性も十分にあります。
しかしここで引っかかったのが、石黒忠です。
血液型と性格を提唱した医師なら調べれば出てくると思ったのですが、、、。出てこず。そこで私はそれに関して質問しました。
なるほど。石黒忠医師”ら”。複数形なので、共同研究または著者なのかと、確かにその可能性も示唆されますが、少し深く突っ込んでみました。
ここまで文献の名前がわかれば出てくるだろうと思い、検索するも出てこず。疑惑が確信に変わってきました。
おっと、、、。架空の人物なのか?それとも情報があまりないようなマイナーな人物かのどちらかですね。
確信犯。クロ確定です。
確かにこの世に出回っていない文献である可能性もなきにしもあらずですが、本人が架空の人物を挙げましたといってしまうと、嘘を認めたことになります。
最初は本当に信じそうでした。実在する人物の名前が出てこれば、架空の人物も実在するような錯覚に陥るところです。
これがAIの限界であり、怖いところなのでしょう。
無知な人はおそらくこの情報を信じきって、石黒忠は実在すると思い込むのでしょう。
ChatGPTは非常に使い勝手が良いのは一目瞭然ですが、鵜呑みにせずあくまでも補佐のような扱いをすればもの凄く汎用性かつ実用性の高いものとなるのは明白です!!
皆様もあらゆる情報に常に疑問を持ち、知識のある毎日を過ごしていただければと思います。
ではまた次回お会いしましょう!!