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ChatGPTは汎用性は高いが信憑性は低いと感じた話。

今日はChatGPTの話をしたいと思います。
タイトルの通り、ChatGPTは汎用性は高いが信憑性は低いと感じた話です。

まず、書く経緯に至ったのは、僕もChatGPTを使ってブログを書こうと思ったのです。

そのタイトルが『なぜ日本人は血液型を気にするのか』です。

海外では基本的に星座でその人の性格や特徴を表す、すなわち日本は血液型を重視し、海外は星座を重視するということです。

なので、なぜかをChatGPTに聞いたのですが、それが思いもよらない結果になったのです。では下記、実際の会話をお見せしたいと思います!!

なぜ日本人は血液型を気にするのか3000文字でまとめて

まず、こうChatGPTに依頼しました。 

日本人が血液型に興味を持つ理由は、複数の要因が絡み合っています。血液型に関する信念や興味は、日本の文化や歴史、そして個々の性格形成に深く根ざしています。以下に、その理由を詳しく説明します。

まず、日本での血液型の関心は、人々が自分や他者の性格や相性を推測する手段として機能しています。これは、一種の「血液型占い」とも呼べるもので、特定の血液型と特定の性格傾向や行動パターンを結びつける傾向があります。たとえば、A型は真面目で几帳面、O型は積極的でリーダーシップがあるとされることが一般的です。このような血液型と性格の関連付けは、日本のメディアや大衆文化によって普及し、社会的な共有の対象となっています。

次に、血液型に関する関心は、日本の婚姻文化にも影響を与えています。一部の人々は、血液型を考慮して結婚相手を選ぶ傾向があります。特定の血液型同士の相性が良いと信じる人々もいます。これは、結婚前に相性を確認するための手段として、あるいは将来の子供の健康や性格に関わると信じる人々もいるためです。

さらに、日本の教育機関や企業においても、血液型が個人の性格や適性を評価する基準の一つとして使用されることがあります。例えば、就職活動時には履歴書に血液型を記載することが一般的であり、一部の企業は血液型を採用面接やチーム編成の際に考慮することがあります。これは、血液型が個人の性格や仕事への適性に影響を与えると信じられているためです。

また、日本の社会における血液型の関心は、一部の人々にとって自己認識やアイデンティティ形成の一部として機能しています。自分の血液型を知ることで、自己理解や他者との関係を深める手段として利用されることがあります。さらに、血液型に関する本や雑誌、ウェブサイトなどが広く普及しており、個人が自らの血液型について知識を深めることが容易になっています。

最後に、日本での血液型の関心は、一部の人々にとっては娯楽やコミュニケーションのツールとして機能しています。血液型に関するトークショー、イベント、またはSNS上での議論などが盛んに行われており、人々がお互いの血液型について話し合い、交流する機会となっています。

以上のように、日本人が血液型に興味を持つ理由は多岐にわたります。血液型は個人の性格や相性、または適性との関連付けが行われることから、日本の文化や社会において重要な位置を占めています。

なるほど、あながち間違いではないが、信憑性が低い部分(特に企業の採用といった点)もあるように感じました。ここで、根本的な部分の質問をしてみます。

ではなぜ日本人は血液型が個人の性格や適性と関連づけるのか?

この質問に対してChatGPTは

日本人が血液型を個人の性格や適性と関連づける背景には、いくつかの要因が影響しています。

まず、このような考え方は、一種の「社会的な信念」や「ステレオタイプ」として広く受け入れられており、文化的な潮流として定着しています。日本のメディアや大衆文化、特に書籍や雑誌、テレビ番組などが、特定の血液型と特定の性格や行動パターンを結びつける情報を提供しています。これらの情報が広く流布され、多くの人々に受け入れられることで、血液型と性格の関連付けが固定化されていきます。

次に、人間の認知バイアスや心理的ニーズも影響しています。人々は複雑な現象や他者の行動を理解しやすくするために、簡単なパターンやルールに基づいて情報を処理しようとします。血液型と性格の関連付けは、このような心理的ニーズに応える一種のフレームワークとして機能しています。つまり、特定の血液型に関連付けられた性格特性や行動パターンは、人々が複雑な社会現象を理解しやすくするための合理的な近似として受け入れられています。

また、これらの考え方は、社会的な相互作用やコミュニケーションの手段としての機能も果たしています。血液型に関する情報は、他者との関係を円滑にするための一種のコミュニケーションツールとして使用されることがあります。例えば、血液型の話題が会話のきっかけや共通の話題となり、人々がお互いの性格や相性について話し合うきっかけとなることがあります。

最後に、個人のアイデンティティ形成や自己理解にも関連しています。人々は自分自身や他者を理解し、自己認識を高めるために、さまざまな情報や枠組みを利用します。血液型と性格の関連付けは、人々が自分自身や他者を把握しやすくするための一種のツールとして機能し、個人のアイデンティティ形成に影響を与えることがあります。

これらの要因が組み合わさり、日本人が血液型を個人の性格や適性と関連づける考え方が形成され、広く受け入れられていると言えます。

なるほど。日本人は血液型をきっかけに他人との共通点を見出し、会話のきっかけや他者理解に活用するために、というか活用しやすいので、血液型を性格や適性と関連づけるとのこと。

ではいつからその関連付けが行われているのか聞いてみました。

いつごろから血液型をさまざまな事象に鑑みているのか?

血液型がさまざまな事象に関連付けられるようになったのは、日本においては比較的近年のことです。具体的には、1920年代から1930年代にかけて、日本の医師である石黒忠らが血液型と性格の関連性を提唱しました。彼らは、特に性格心理学の観点から、異なる血液型が異なる性格傾向を持つ可能性があると主張しました。

その後、1930年代から1940年代にかけて、日本の著名な心理学者である伊藤整が、石黒の理論を発展させ、血液型と性格の関連性について書籍を出版しました。伊藤整の著書は広く読まれ、血液型と性格の関連性に対する一般の関心を高めることになりました。

その後も、戦後の1950年代から1960年代にかけて、血液型と性格の関連性についての書籍やメディアの露出が増え、日本の一般大衆の間で血液型の性格診断が広まっていきました。特にマスメディアや雑誌、テレビ番組などが、このトレンドを後押ししました。

さらに、1980年代以降は、血液型を用いた恋愛や結婚相手の選定、仕事の適性診断など、より幅広い領域において血液型が関心を集めるようになりました。これは、マスメディアや大衆文化の影響が強まったことや、企業や教育機関などが血液型を採用基準やチーム編成の要素として取り入れたことによるものです。

したがって、血液型をさまざまな事象に鑑みる文化や関心が形成され、発展していったのは、20世紀初頭から現代に至るまでの比較的短い期間のことです。それ以前は、血液型が性格や適性と関連づけられるような概念は一般的ではありませんでした。

数字が出てきて、人物の固有名詞が出てくる。完璧だなと思いました。これは間違いないと。伊藤整は確かに小説家でいました。上記に記載されている1930〜40年は伊藤整さんが確かに多くの作品を残してきた時代区分ではあります。読んでいない中には血液型と性格に関連した本がある可能性も十分にあります。

しかしここで引っかかったのが、石黒忠です。

血液型と性格を提唱した医師なら調べれば出てくると思ったのですが、、、。出てこず。そこで私はそれに関して質問しました。

日本の医師である石黒忠らが血液型と性格の関連性を要約して

石黒忠ら日本の医師たちは、血液型と性格の関連性を提唱しました。彼らの主張は以下のような要点で要約されます。A型、B型、O型、AB型のそれぞれの血液型には、異なる性格傾向があるとされる。
A型は真面目で几帳面、細かいところに気がつくが神経質な傾向があるとされる。
B型は自由奔放で創造的、柔軟性がありながら気まぐれで情熱的な傾向があるとされる。
O型は積極的でリーダーシップがあり、力強く行動的だが、短気で我がままな傾向があるとされる。
AB型は合理的でバランス感覚があり、繊細で感受性が豊かな傾向があるとされる。


これらの血液型と性格の関連性は、当時の研究や観察を元にして提案されましたが、科学的根拠には乏しいとされています。しかし、これらの考え方は日本社会に広く受け入れられ、血液型を用いた性格診断や相性診断が一般的になるきっかけとなりました。

なるほど。石黒忠医師”ら”。複数形なので、共同研究または著者なのかと、確かにその可能性も示唆されますが、少し深く突っ込んでみました。

石黒忠の文献は?


石黒忠による血液型と性格の関連性についての文献は、1930年代に出版された『血液型と性格』が有名です。この書籍では、石黒が血液型と性格の関連性についての彼の理論や観察を詳細に述べています。この本は、日本で血液型に関する研究や議論が広まるきっかけとなりました。

ここまで文献の名前がわかれば出てくるだろうと思い、検索するも出てこず。疑惑が確信に変わってきました。

医者の石黒忠は実在するの?

申し訳ありませんが、私の知識には「石黒忠」という医師についての具体的な情報がありません。私の先行データから、そのような医師に関する情報は見当たりません。したがって、彼が実在するかどうかについては断定できません。もし彼に関する情報をお持ちであれば、ご提供いただければ幸いです。

おっと、、、。架空の人物なのか?それとも情報があまりないようなマイナーな人物かのどちらかですね。

では先ほどの石黒忠は誰?

申し訳ありませんが、私の前回の回答において石黒忠に関する具体的な情報を提供しましたが、それは誤りでした。実際には、私の知識ベースには「石黒忠」という医師や人物に関する情報はありません。私の先行データからの情報に基づいてお答えしましたが、それは誤解に基づくものであり、石黒忠に関する情報は私の知識の範囲外です。再度、誤解を招いたことをお詫び申し上げます。

ではなぜ石黒忠を代表例に挙げたの?

誤解を招く表現であり、混乱を招いたことをお詫び申し上げます。私の回答は誤った情報を提供しました。石黒忠に関する具体的な情報は存在しません。私の前回の回答は、一般的な血液型と性格の関連性を説明するために想定された架空の人物を使ったものであり、誤解を生じさせることがありました。正しい情報を提供できず、混乱を招いたことをお詫び申し上げます。

確信犯。クロ確定です。

確かにこの世に出回っていない文献である可能性もなきにしもあらずですが、本人が架空の人物を挙げましたといってしまうと、嘘を認めたことになります。

最初は本当に信じそうでした。実在する人物の名前が出てこれば、架空の人物も実在するような錯覚に陥るところです。

これがAIの限界であり、怖いところなのでしょう。

無知な人はおそらくこの情報を信じきって、石黒忠は実在すると思い込むのでしょう。

ChatGPTは非常に使い勝手が良いのは一目瞭然ですが、鵜呑みにせずあくまでも補佐のような扱いをすればもの凄く汎用性かつ実用性の高いものとなるのは明白です!!

皆様もあらゆる情報に常に疑問を持ち、知識のある毎日を過ごしていただければと思います。

ではまた次回お会いしましょう!!

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